この人頭いいなと思ったエピソード

翻訳の勉強をはじめようと思っています。
手始めに雑誌の翻訳懸賞に応募しようと思っていますが、
参考まで、プロの方はどのような辞書を手元に揃えて仕事なさっているのですか?
腕試しの現段階で全て揃えようとは思っていませんが今もっている旺文社のcomprehensive、研究社の英和中辞典、
またイタリア語では小学館の伊日中辞典でどの程度通用するものでしょうか。

A 回答 (3件)

専門的な辞書を揃えるのはもっと先でよいと思います。

先ずは翻訳懸賞に応募し第三者に実力を見てもらうと共に、自分の得意な分野の本を一冊訳してみることです。
自ずから自分になにが欠けているか分かってきます。
翻訳は分野が多岐に分かれているのでどの分野を目指すか、そこでどの程度仕事が得られるのかなどを今後調べることがたくさんありますよ。

翻訳は一般の辞書に加え英英、伊伊辞典、それらの俗語と時事辞典、専門分野の辞典(例えば工業、植物、繊維
、医学、コンピューターなど)が必要になります。同時に業界を理解するための参考書が欠かせません。私は翻訳家ではありませんが、興味を持った19世紀のある分野の詩を訳したことがあります。言語が古いスペイン語だったためどの辞典も半分ぐらいしか役立たず、古本屋で
その時代の辞典を見つけて98%ぐらい理解できたことがあります。残りの2%はネーティーブでも一部の人しか分からない比喩、隠語でした。これは知人(ネーティーブの大学教授)に助けてもらいました。

本格的に翻訳家を目指す場合、原文を理解するにはよい
辞書に加えて、背景の理解が必要となるので、最後に頼れるところ(人)が必要になります。それは日本及び現地のウエブ、専門家(シマフクロウに関することなら釧路動物園、美空ひばりなら京都のひばり館などなど)、
図書館、新聞社、大学、大使館など、現地の友人、知人など臭覚を働かせて当たることも必要となるでしょう。

普段から古本屋を回り自分が目指す分野の参考資料を集めることも必要です。

最後に一般の翻訳懸賞は翻訳の通信教育参加者を募る手段としてしていますので評価はだいぶ甘いと思います。
要注意です。
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この回答へのお礼

詳しく、具体的にアドバイス下さってありがとうございました。意識しながら勉強していきたいと思います。
(当サイトの利用ははじめてであり、締め切り、お礼が遅くなってしまいました。)

お礼日時:2005/04/01 21:01

英語なら#1さんの紹介した辞典でかなりカバーできますが、イタリア語だと小学館の伊日中辞典では まだまだ不十分です。

英伊辞典や伊伊辞典も必要になります。
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分野によります。

私の分野では、言葉の知識より背景知識の方が重要なので、辞書はリーダーズと研究社くらいです。それ以上の知識が必要なときはWebで調べます。ランダムハウスはかなり強力なので、買ってもいいなとは思っていますが、それほど切実でないわりに高いのでまだ買っていません。

プロレベルの文芸翻訳なら、こんなものではとうていダメで、俗語辞典や日常表現の調べられるものなど、質量ともにかなり充実させる必要があるでしょう。今はOEDも3万円少しで買えますから入手してもいいでしょう。

辞書はあればあったで便利なものですので、本気でやるつもりなら購入しておいて損はありません。ただ、今の段階なら手持ちの辞書だけでやってみて、必要性を感じてから購入するということでいいような気もします。

イタリア語についてはわかりません。
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