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光回線撤去後の賃貸アパートの原状回復について

ご教示くださいますようお願いいたします。

賃貸アパートに住んでいます。
1年半ほど前に、ソフトバンク光を契約しました。
契約の際「大家さんに工事をしていいか確認をとってください」と言われ、管理会社を通して工事の許可をもらいました。

特に引っ越しの予定はないのですが、1週間ほど前ソフトバンク光を解約し、本日撤去工事をしてもらいました。
途中、開通工事の際に取り付けられた四角くて薄いケース?のようなものを外したところ、壁紙が剥がれてしまいました。
工事をしてくださった方には「事前に両面テープで貼るから壁紙が剥がれるかもしれないとの説明がありませんでしたか?壁紙に跡を付けたくないようなら自分だったら違う手段で設置します」と言われました。そのような説明は受けていません。

また、外壁にはケーブルをビスで固定するために、数カ所穴を開けています。
撤去の際穴はコーキングで塞いでくれたのですが、開通工事をした後にアパートの外壁の塗装工事があったのもあり、穴があった場所が目立っているように見えます。

※画像は撤去工事前後の壁紙の様子と、コーキングしてもらった直後の外壁です。コーキングは乾くと透明になると言われました。

以上を踏まえまして、こちらでお聞きしたいことは、
・光回線の開通工事前に大家さんに工事の許可をもらっていても、ビスの穴は現状回復しなければいけないのでしょうか?
・原状回復しなければいけない場合、コーキングで穴を埋めたことは現状回復になるのでしょうか? ・すでに入居してから5年以上経過していて、引っ越しの予定もありません。減価償却というものがあるようですが、はげてしまった壁紙についてはどのような対処をとるのがよいでしょうか?

どうぞアドバイスいただけますよう、よろしくお願いいたします。

「光回線撤去後の賃貸アパートの原状回復につ」の質問画像

A 回答 (3件)

2番目の回答者です。



賃貸住宅退去の際の原状回回復については、前の回答で、
・賃貸借契約書の記載内容
・国土交通省のガイドライン
と書きました。これはこれで、間違いないんですが、もう一つ大事なのが一般的な社会常識だと思います。


>光回線の許可は出したけど、原状回復しなくていいとは言っていないから、ビス穴の跡は他の壁との差異がわからない程度まで戻すように、というようなことを言われるのではないかと怯えています

光回線の許可を出した以上、ケーブルを止めるビス穴は、常識として発生します。そのビス穴を、後出しで、「他の壁との差異がわからない程度まで戻す」なんて要求は認められないでしょう。


>外壁のビス穴について、何をしたら(例えば、水が入らず壁としての機能が回復されている等)原状回復したとみなされるのか、ご教示いただけましたら大変ありがたいです。

常識で考えて、一度ビス穴をあけた以上、ビス穴がなかった程度まで原状回復を求めるのは間違いでしょう。

建物(すべての物品)は時間とともに劣化します。当たり前の話です。
光を引き込みたいという賃借人がいて、その工事を大家が許可したなら、光ケーブルを外壁に止めるためのビス穴(しかも撤去後コーキング済)は、大家は受け入れるべきです。


まだ退去が先のことですから、まずは静観されたらいかがですか?

・クロスについては、6年経過を主張する。
・外壁のビス穴については、
  ・大家は工事を了解していた。
  ・光ケーブル撤去後コーキングまで実施済み
を主張すればいいでしょう。


私見だが、大家は何も言わない可能性が高いと思うよ。
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この回答へのお礼

再びのご回答をいただき、誠にありがとうございます。

説明してくださった内容がとてもわかりやすくて、不安な気持ちだったのですが安心できました。
一般的な社会常識も主張してよいのですね。

とりあえず今は、回答者様のおっしゃるとおり静観してみようと思います。
賃貸借契約書の記載内容と国土交通省のガイドラインをしっかり読み込みつつ、もし退去の際に不当な請求をされた場合は、アドバイスいただいたことを主張してみようと思います。

気になっていた部分を教えていただけて心が軽くなりました。
本当にありがとうございました!

お礼日時:2021/09/13 23:31

不動産屋に勤めています。



まず、一般論です。

退去時の原状回復費用の負担については、賃貸借契約書の記載内容がすべてです。賃貸借契約書を熟読し、退去時の原状回復についてなんて書かれているか、理解してください。
(賃貸借契約書に記載のある賃借人負担部分については、賃借人に請求されると考えてください。)

賃貸借契約書に記載のない内容については、国土交通省のガイドラインが一つの目安になります。
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutak

https://www.mlit.go.jp/common/001016469.pdf

これもご確認ください。

ガイドラインには、
・いわゆる経年変化、通常の使用による損耗等の修繕費用は、賃料に含まれる→大家負担

・賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損の復旧→賃借人負担

と書かれています。契約書に記載がない部分については、上記の考えで大家負担あるいは賃借人負担 となります。

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で、ご質問への回答です。

>・光回線の開通工事前に大家さんに工事の許可をもらっていても、ビスの穴は現状回復しなければいけないのでしょうか?
・原状回復しなければいけない場合、コーキングで穴を埋めたことは現状回復になるのでしょうか?

大家さんに許可貰っているんでしょ。光ケーブルを固定するために外壁にビスで止めるのは当たり前です。
そしてコーキングで穴を埋めてあるんでしょ。
賃借人としてやるべきことはやっていると思います。


>はげてしまった壁紙についてはどのような対処をとるのがよいでしょうか?

上記ガイドラインをご確認ください。
クロスは、通常6年で張り替える、と記載してあります。

>入居してから5年以上経過していて、引っ越しの予定もありません。

ということなら、質問者さんが退去するときは、多分6年経過しているだろうから、クロスの原状回復費用については、「1円(タダにはできないから)」と主張できます。
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この回答へのお礼

ご回答いただき誠にありがとうございます。
大変詳しく、わかりやすかったです。
賃貸借契約書と国土交通省のページとガイドライン、しっかり読んで把握できるようにいたします。
クロスの件、安心できました。

外壁を今日確認したところ、コーキングは透明になっていたのですが、ビス付近は外壁塗り直しの塗料が一緒に剥がれていたりと結構目立っていました。
光回線の許可は出したけど、原状回復しなくていいとは言っていないから、ビス穴の跡は他の壁との差異がわからない程度まで戻すように、というようなことを言われるのではないかと怯えています…そのような外壁工事は高価になると書いてあったので…
外壁のビス穴について、何をしたら(例えば、水が入らず壁としての機能が回復されている等)原状回復したとみなされるのか、ご教示いただけましたら大変ありがたいです。

大手の管理会社なのですが、入居時から物件には多数の設備不具合があり、その他たびたび起こる設備の不具合にも誠実に対応してもらえたことがほとんどありません。
また無茶なことを言われるのではないかと不安になってしまっています…
自分のやらなければいけないことと、それはおかしいと意見が言えることを明確にしておきたいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

お礼日時:2021/09/13 16:33

写真を見る限り、どこにも問題がないように思えます。


これで原状回復されたものと思われます。
次の入居者が回線契約する場合、既に工事が済んでいますので、ONUの取付のみで済んで、入居者・大家・回線事業者共に助かります。三者めでたし。
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この回答へのお礼

ご回答いただき誠にありがとうございます。

これで原状回復されているのですね。
外壁の外観が損なわれていることが心配ですが…

次の方が入居された時に役立てるなら、嬉しいことです(*´`*)

お礼日時:2021/09/13 16:29

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