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大方の日本人は、以下の思いに少なからず「共感」を持っていると、私は思います。
「死者は(現世と平行している)あの世で過ごしており、一時的に(お盆に)家へご先祖様として戻って来る」と。
すなわち、死者はこの世と離れた遠方へ行ってしまったのでない、ということですね。
これは、平行世界観ですね。

質問は、この平行世界観は、日本固有の独特な思想なのですか?
あるいは、他の社会・民族でも持っているものですか?

A 回答 (6件)

仏教ではありませんが、日本固有の神話物語に、


死んだ妻を迎えに死者の国に赴いた男神が、妻の変わり果てた姿に驚愕し、
ほうほうの体で現世に逃げ帰ったという話があります。

この死者の国訪問譚のモチーフは、多民族の神話群でもしばしば見られ、
一例を挙げれば、ギリシア神話のオルフェウスの話があります。
この中では、生者のイザナキがオルフェウス、死者のイザナミが、オルフェウスの妻のエウリュディケに配役されます。

古代オリエントにも、イナンナやイシュタルの冥府下りとして、
古代エジプトでは、死者の書として、
多分、北欧神話にもあるでしょう。
また、詳しくはありませんがドラゴンクエストでも・・・おっと、これは日本のテレビゲームでした。

さらに、今もなお世界中で見られる、いわゆる死者の "口寄せ" という呪い事も、
死者の世界から生者のこちらの世界へ赴いてもらうという点で、
ご質問の平行世界観と並べて比較してもいいと思います。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
<この死者の国訪問譚のモチーフは、多民族の神話群でもしばしば見られ、>ですね。
各地の事例を頂きました。
今でも、イタコの "口寄せ" は有名ですね。

お礼日時:2021/12/31 14:25

<死者が家に戻っていると感じているかどうか>



実感として感じるわけはないでしょう。

信じるかどうか、であり、その信じる度合いは人により違います。
現代社会で、本気で信じる人はほとんどいないでしょう。
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この回答へのお礼

説明が不備でした。
信じているレベルでなく、共感のレベルでの、質問をしてぃます。

お礼日時:2022/01/01 07:41

祖先崇拝は人類共通の心理でしょうから、日本固有ではないでしょう。



メキシコでは、死者の日、とかがあります。
色とりどりに塗ったドクロが売られます。
日本のお盆みたいな感覚だと思います。

ほんとに死者が家に戻っていると感じているかどうかとは別に、そういう気持ちでおもてなししているのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

<死者が家に戻っていると感じているかどうか>が、質問です。

お礼日時:2021/12/31 19:37

> 共感のレベルでの、質問をしてぃます



なにを希望しているのか、ご自身でもわかってないということはないですか。
共感は、心・感情と情動的理解のことです。 怖い状態の人を観たり聞いたりするとその人のその人の心・感情・情動と類似の神経活動状況が観たり聞いたりしている人の中に生じることです。 共感が生じることは、UFOや異次元世界の存在を認知していること、霊界や冥界の存在を認めていること、平行世界観を持っていることなどとは違います。 
https://simpleshow.com/jp/blog/%E5%85%B1%E6%84%9 …

> 時々は<この世に戻るかどうか>について質問しています。

霊や死んであの世にいった人がこの世に戻ると認知しているかどうかと、死んだ人の霊が騒ぎ回ったり、この世の人に危害を加えたり、この世の人を護ったりするという話し動画、交霊会、口寄せ、祈祷の類いに参加して、共感したような状態が生じることとは違います。
実際に参加したことはないし、具体的な報道や個々の事例の記事を読んだ記憶はないように思いますが、アメリカでもイギリスでも、おそらくアフリカや中国、ロシアなどでも、そのような類いのものは、人々の間で、それなりの共感をえることでしょう。 オカルトもの、ゾンビ、キョンシー、そういう映画や話題が商売になる程度の素地はどこにでもあるでしょう。
https://cowai.jp/dvd/10555/
「異世界、あの世のものは、この世には関与しない」という基本を横に置かなければ、この手の商売は成立しないし、この手の商売がどこにでもあるということは、いまの世界で、どの地域でも、<この世と関与する>話しが共感を得られるということです。 平行世界観を持っているというのではないです。
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この回答へのお礼

この世とあの世があり、あの世から死者が戻って来るか、を質問しています。

お礼日時:2021/12/31 19:36

朝の挨拶にグッドモーニング、おはようございますのようなフレーズを使っていても、それを状況に関する判断を伝えるメッセージであると解するのはまず間違いです。


「お盆にはご先祖様が戻ってくるのよ」と説明しているのを否定もせずに許容・受容していても、説明している者やそのとき説明を許容や受容しているものがそのような世界観を持っていると解するのも、間違っています。
「少なからず"共感"を持っている」の"共感"てのはやっかいです。基本的には脳内のミラー神経活動で同調的情動が生じることであって、認知体系との整合判定をしているのではないです。

クリスマスや復活祭などに関連して、キリストの誕生談や復活談を語ったり、語っているのを聞きながら頷き同意していても、そのようなことが事実あったことだと考えているわけではないことの方が多いでしょう。 それは一寸法師、桃太郎、ウイリアムテル、ヘンデルとグレーテル、マリーアントワネットの話をしていても同じでしょう。
「ご先祖さまがあの世から帰ってきてね、」と説明しているなら、説明者はあの世があると思っているはずだと考えるのは、ロジックが跳んで狂っています。

「死者はあの世にいったまま生きているが一時的にでもこの世に戻ってくることはない」というのでも、平行世界観です。 平行世界観である条件にこの世に戻るかどうかは関係ないです。

この世の他に、霊界、冥界、天界、あの世、冥府のようなものがあるという世界観を持つ人は、古代からほぼ世界中にいるようです。 日本列島固有ということはないです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%83%E9%9C%8A …
https://reigakugairon.wordpress.com/26-%E3%83%9E …
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%B7 …
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
1.信じているレベルでなく、共感のレベルでの、質問をしてぃます。
2.<この世の他に、霊界、冥界、天界、あの世、冥府のようなものがあるという世界観を持つ人は、古代からほぼ世界中にいるようです。>ですが、
時々は<この世に戻るかどうか>について質問しています。

お礼日時:2021/12/31 14:12

その前に、生まれ変わっちゃうよ。

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この回答へのお礼

ノーコメント

お礼日時:2021/12/31 11:54

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