イスラエル製のアイアンドームって弾道ミサイルも迎撃可能なんですか？ パトリオットとは役割は違うのでし

イスラエル製のアイアンドームって弾道ミサイルも迎撃可能なんですか？

　　パトリオットとは役割は違うのでしょうか？

もう一つ、将来的にレーザーによる迎撃システムもできますか？

No.2 ベストアンサー 回答者： kantansi 回答日時： 2022/03/24 14:50

アイアンドームは比較的至近からの簡易ロケット弾の迎撃に用いるもので、団藤三歳の迎撃なんてできません。

　PAC-3はマッハ５～１０の短距離～準中距離弾道ミサイルの終末迎撃に使われ、は弾道ミサイル防衛（BMD）と呼ばれるシステムに対して、アイアンドームはC-RAM（Counter rocket, artillery, and mortar：対ロケット・砲兵・迫撃砲）というシステムです。

単純な性能なら弾道ミサイルを迎撃するPAC-3の方が高性能と言えますが、コストが違います。　PAC-3弾は一発6億円とも言われますが、アイアンドームのミスラ・ミサイルは一発500万円ほどと低コストです。

そのためアイアンドームは20連装のミサイル発射機×３基で１システムを構成することになっています。　

2019年5月3日、米空軍研究所は、レーザー兵器の実験的システムにおける初期段階のテストに成功し、ミサイルの撃墜に成功したと発表しました。　実験はニューメキシコ州のホワイトサンズ・ミサイル実験場で4月23日に行われ、空中に発射された複数のミサイルを地上のレーザー装置から発射された高エネルギーレーザーが撃墜しました。　兵器は、米空軍が推進する自己防衛高エネルギーレーザー実証プログラム（SHiELD）の一環として、米ロッキード・マーティン社と共同で開発が進められています。

この回答へのお礼

ありがとうございます。
詳しく感謝です。

お礼日時：2022/03/24 18:03

No.1 回答者： mabuterol 回答日時： 2022/03/24 00:14

弾道ミサイルにも種類があるが、核弾頭を搭載するような長距離弾道ミサイルの撃墜は難しい。

パトリオットと役割は同じだけど迎撃方法が違う。パトリオットの場合は、敵ミサイルと正面衝突するような軌道を描くが、アイアンドームの場合は、いったん背後に回り込んでから追いつくような軌道を描く。

レーザによる迎撃システムは既に試作品があり撃墜事例もある。ただし敵ミサイルが回転するだけで、熱が集中しなくて撃墜できない事も分かっており、現時点では使えない兵器。

この回答へのお礼

ありがとうございます。
なるほど。違うんですね。

お礼日時：2022/03/24 18:02