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NHK で山一證券扱っていたのですが肝心の
なぜ不正な「客への損失補填」をそこまでしてしまったのか?
というところが描かれていませんでした。なぜなのでしょう?

その客ってなまともな会社なのでしょうか?反社なのでしょうか?

A 回答 (6件)

通称「ニギリ」とも呼ばれる「営業特金」は、顧客の法人から資産運用を丸投げしてもらい、一定の利益を保証する、すなわち損失が出ても補填するという取引形態スタイルで、当時は合法な取引で不正ではありませんでした。

 この「営業特金」では莫大な金額が動くため、証券会社にとっては高い手数料が期待できます。 今では営業特金は法律で禁止されていますが、当時、山一證券は、相当な額の営業特金を抱えており、1987~1990年の山一證券は毎年1000億円を超える経常利益を上げていました。 もちろん山一の営業特金の取引先はまともな大手企業ばかりでした。 

山一の転落が始まったのは、1989年から始まった数回にわたる公定歩合の引き上げによって、株価が暴落してからです。

 取引先法人に確約していた利益が運用によって補填できなくなっていきます。 ついには、法人に対する利益を支払うため、逆に証券会社が損失を被っていくようなことが増えていきました。

 さらに、この優遇された法人に向けての損失補填が社会的にも問題になり、1990年には営業特金自体が大蔵省により禁止されてしまいました。

これにより山一證券は1300億円を超える多大な含み損を負うことになりました。

 この損失を補填するため、山一證券は「飛ばし(※含み損が生じた資産を市場価格よりも高値で第三者に転売することによって損失を隠すこと)」と呼ばれる不法な損失隠しなどでしのいでいきました。

 しかし、ついには不正な会計処理を行い、虚偽の財務諸表を作成する「粉飾決算」という違法行為に手を染めてしまい、1997年11月24日には自主廃業を踏まえた営業停止を選択たのです。
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この回答へのお礼

1987年。私が東京へ引っ越す前のことだからはっきり覚えています。「土地の価値は決まっているのに値段だけ上がってしまって今に暴落する」と叔父は周りに言っていました。叔父に分かっていたことが専門家にわかってなかったんでしょうか?叔父がわかっていたということは分かっていた人がとても多かったんじゃないんでしょうか?

お礼日時:2022/04/17 19:54

手数料稼ぎでしょ。



証券会社は、株などの金融商品売買の
手数料で喰っています。

山一は、
「もし損したら補填します」と約束して
売買させ、手数料を稼いだ訳です。

証券会社が補填してくれるんですから
誰でも売買しますよ。
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この回答へのお礼

サンクス。

お礼日時:2022/04/18 17:24

株価下落は一時的なモノでやがては回復すると想定していた



約束をしていた補填をしませんとなれば
顧客との関係が悪化して切れる
そうなると景気回復したときに取引してくれるお客がいなくなってしまう
当時は個人客はオマケのようなモノで、『大口の顧客を失うことは会社の存続に関わる大事だ』と考えられていた
損失補填のその先のことよりも顧客の信任を失うことの方を恐れた

更に、同じ会社の中でも秘密保持されていて、一体会社全体でどのくらいの損失を抱えているのか当事者でさえ良く分かっていなかった
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この回答へのお礼

サーンクス!

お礼日時:2022/04/18 17:24

まず、投資、所有してる株を証券会社に任せる事自体は違法でなかった。


赤字が出たら補填する。じゃ横に会社を作り寄せてときましょとなった。

それから、日本は株価が下がりました。
バブル崩壊を望んでた、庶民がが勝つことになります。


親分から通達ありました

運用を任せたのですから責任は取りましょと
それも、直ぐに行えと
赤字を埋める。手持ちが資金が無いので、潰れた。

金を借りて株を買ってた日本中の豊かな人々が
株価下落で苦しむ事になり
売りが売りを呼んでバブルは終わった。

山一をつぶしたのは役人です。
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この回答へのお礼

サンクス。

お礼日時:2022/04/18 17:23

他の証券会社との競争に勝つために、


客に損失が出れば補てんするという条件で
株式を売っていたからです
https://media.finasee.jp/articles/-/10230?page=1 …
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この回答へのお礼

サンクス。

お礼日時:2022/04/18 17:22

あの頃は、金融機関は全体的に不良債権を抱えていました。


その当時に出来たものではなく、その数年前のバブル期より発生したものでしょう。
融資元の長銀の倒産で、資金が回らず共倒れになったと記憶しています。
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この回答へのお礼

サンクス。

お礼日時:2022/04/18 17:22

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