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いろいろ調べてみたのですが
分からないので教えてください。

肺塞栓が発症しやすい危険因子として
肥満や骨折、手術後等々があることが分かりました。
また、下肢の外傷で深部動脈から血栓がとんで
引き起こす肺塞栓は欧米人に多いと言う事を
知りました。
日本では外傷に拠る肺塞栓は症例が少ないようですが
子供の肺塞栓の症例が探してもありません。
子供は肺塞栓にならないのでしょうか?
子供でも起こしうると思うのですが・・・・

全くの素人ですがよろしくご教授下さい。

A 回答 (6件)

下肢深部静脈血栓が生じやすい状態として


静脈に血流がうっ滞、血液凝固異常、静脈壁障害
があげられます。
お書きの肥満、骨折、手術後は主として血流がうっ滞の原因となります。
小児はじっとしていることが少ないので、原因で最も多い血流うっ滞が生じにくいため結果的に肺血栓塞栓症も少ないことが考えられます。また静脈壁障害も成人に比べれば少ないと思います。
血液凝固異常のうち先天性の因子欠損などがある場合は子供でも発症の危険性がありますが、後天的なものや妊娠やホルモン異常など成人で頻度が増えるものもあります。

参考URL:http://www.gik.gr.jp/~skj/peripheral/dvt.php3
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この回答へのお礼

有難うございます。
肺塞栓症研究会のガイドラインを
見ましたところ、
「高齢者や小児に加え危険因子を有する・・・」
とはありました。
阪神大震災の際にクラッシュ症候群を起こした
方の中には若い方も多かったと聞きましたが、
子供の報告が無かったと聞き
不思議でした。
分かり易い説明を有難うございました!

お礼日時:2005/03/27 20:31

#3です。

災害緊急避難時における肺塞栓症に関する提言にあります「高齢者や小児に加え危険因子を有する方を優先して」の意味は「(通常、優先して入所される)高齢者や小児に加え(深部静脈血栓の)危険因子を有する方を優先して旅館やテントなどの手足を伸ばして寝泊りできる施設へ移動させて下さい。」の意味と解釈しました。
なおクラッシュ症候群については、体が柔軟で挫滅の重症度が比較的軽いことや元々の腎臓機能の障害が少ないことなどが関与しているように思います。
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#3です。

災害緊急避難時における肺塞栓症に関する提言にあります「高齢者や小児に加え危険因子を有する方を優先して」の意味は「(通常、優先して入所される)高齢者や小児に加え(深部静脈血栓の)危険因子を有する方を優先して旅館やテントなどの手足を伸ばして寝泊りできる施設へ移動させて下さい。」の意味と解釈しました。
なおクラッシュ症候群については、体が柔軟で挫滅の重症度が比較的軽いことや元々の腎臓機能の障害が少ないことなどが関与しているように思います。
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この回答へのお礼

勘違いでしたね。
わざわざ有難うございます。

お礼日時:2005/03/28 01:11

 子供の肺塞栓症例と言うのは、私も聞いたことがないですね。

医中誌、Pub medといった専門サイトで真剣に探せばあるかもしれませんが、そこまでしてません。すみません。いずれにしてもあれば1例報告ものでしょうね。

 血栓形成には、ウィルヒョウの3徴といって、血管内皮の傷害、血液の凝固傾向の亢進、血流のうっ滞、という3つの要因があります(ちなみに外傷というのは血管内皮の傷害の原因になります)。この内1つだけが原因で血栓が形成され肺塞栓を起こすということはまずありません。欧米人に肺塞栓が多いのは、肥満に伴う高脂血症や糖尿病のため、もともと血管内皮細胞に障害が生じてい人が多いため、その他の要因が加わった時に発症しやすいのです。

 子供の場合、高脂血症や糖尿病、高血圧といった血管内皮に障害を来たすような基礎疾患は少ないし、血流のうっ滞を来たすような状況も少ないと思うので、先天的な血栓性素因(因子欠損などにより普通より血が固まりやすい状態)でもない限り、血栓形成から肺塞栓を起こすことはまずないと思いますよ。

この回答への補足

有難うございます。
Pub medを覗いてみましたが、英語が
分かりません(笑)
「thrombosis」で検索しましたが、
「小児の肺塞栓症」での検索用語を出来れば
教えて頂けませんか?

補足日時:2005/03/27 20:32
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この回答へのお礼

日本での1例を見つけました。
有難うございました。

お礼日時:2005/03/28 01:13

こんばんわ。


現在、医療器具・消耗品のメーカーに勤めている者です。
肺塞栓がおこる原因は、エコノミー症候群(現在は深部静脈血栓症と言われる)が一般的に良く知られています。
それ以外には、手術時の長期同体制により、血栓が静脈内にでき、それが肺に飛び肺塞栓をおこす等があります。お年寄りの方なんかであれば、夏場の水分不足から血液中の水分量が減り、血液がどろどろになり、血管内で血栓ができるなどがあります。
あと、カテーテル検査ということをお聞きになられたことがあるかと思いますが、その検査中にも、カテーテルを異物として認識し、自己で血栓を血管内に作ってしますこともあります。
子供で自然にというのは、あまり聞かないのですが、子供でもカテーテル検査・治療というものがあり、その検査・治療中に血栓ができてしまい、その血栓が肺に飛ぶなどということもあります。ただし、カテーテル検査・治療中は血液凝固を防ぐ、ヘパリンという薬を使うので、まず血栓ができることはありません。
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この回答へのお礼

整形外科の股関節の人工関節手術で
予防的にヘパリンを使う事を
聞きました。
カテーテル検査も同様なら
子供の発症もあるんですよね。
もう少し調べてみます。
有難うございました。

お礼日時:2005/03/27 20:14

こんにちは。


仰ってる病気は、以前、「エコノミークラス症候群」として有名になったやつですね。

この病気の直接の原因は、長時間の固定した姿勢です。
さらに血液の濃縮などがあると非常に起こりやすくなります。

飛行機では、長距離路線で長い時間座ったきりで、特に下腿を動かさないので、そのあたりの深部静脈の流れが悪くなり、血栓が出来やすくなります。
そして、飛行機で特徴的な原因として、非常に乾いた空気があります。
これは高高度の温度の低い空気を採り入れて温めて機内を循環させて喚起するために、元々の水分量が極めて少ないので、温度を上げるとさらに湿度は下がってしまうのです。
この結果、体の水分は容赦なく蒸発し、血液は濃縮して血栓を起こしやすく、大きく成長しやすい状況をつくり出します。

この大きな血栓が何かの拍子に流れ出して肺の動脈に詰まってしまうのが肺塞栓です。

手術や骨折では、空気の乾燥という因子はあまりないですが、体や患部の固定のレベルが全く違います。

麻酔下の手術では飛行機で寝ている時よりもさらに動きませんし、骨折では、厳重な固定、安静が要求される事が多いです。

>欧米人に多い・・・というのは、そういう治療の再の固定法などや長時間手術をやる頻度などによる部分がかなり多いと考えられます。

また、最近では、長時間手術の時、足全体を加圧できる袋みたいな物を巻いて、圧縮・弛緩をくりかえして、血流の鬱滞をふせぐ仕掛けなども導入されているので、これの導入率などによっても変わるでしょう。

ついでに、日本では統計の取り方の問題で、子供の症例が隠れている可能性もあります。

今まで知られていなかったので、別の病名になってたとか・・・結構ありますしね。
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この回答へのお礼

ご丁寧に有難うございます!
エコノミークラス症候群としては
先の中越地震でも話題になりましたね。
外傷に拠る子供の発症はどうなんでしょうか・・・
もう少し調べたいと思います。

お礼日時:2005/03/27 19:59

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