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イラン戦が終わって、「やっぱり3バックだよ」というような話しが出ていますが、
3バックと4バックの守り方の違いとは一体何でしょうか?
図解があればもっとわかりやすいかと思いますが、とりあえず言葉で、思い付くことを挙げていただければと思います。よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

ひとことで4バック、3バックといってもいろんな種類がありますし、簡単に説明できることではないのですが。

ジーコが使っているマンツーマンゾーンから説明すると。
3バックは3人のCBをおき、全員が守備担当です。2人の守備的MFが敵のボールホルダーをマークし(FWのフォアチェック、攻撃的MFのチェックは当然行われていて、守備的MFは中盤でのボール奪取も目的となります)、パスコースを限定した上で、そこからこぼれてくるボールや人を3人のDFにマークを受け渡す方式で攻撃の芽を摘み取ります。3人のDFが抜け出した相手にマンツーマンでつくとともにスイーパー的役割も果たします。フラット3はこのマンツーマンゾーンをより特化した守り方で全体でボールを奪うために流動的な動きが要求されます。ただし、ジーコの3-4-1-2というシステムは両アウトサイドに1枚しか選手をおいておらず、DFの両サイドに大きなスペースができてしまうことが弱点と言われています。また、両アウトサイドの運動量が非常に多くなければ、不利になります。概して守備的といえます。
4バックは2人のCB、2人のSBを置く方式です。マンツーマンゾーンの守り方は同じですが、2人の守備的MFから受け渡されるマークは2人のCBに受け渡されます。2人のSBはサイドから攻撃してくる敵に対して当たることと中央に抜けてきた敵に対してCBのサポートに回ります。この守りの特化したものがフラット4ですが、ジーコの4-4-2ボックスではフラット4も守りは2人の攻撃的MFに負担がかかりすぎ、難しいといわれています。日本では加茂体制のときにこのシステムでゾーンディフェンスを行いましたが機能せず岡田監督に交代したのは有名な話です。またSBは攻撃にも参加しますから、4バックのほうが攻撃的といえます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/04/01 16:13

歴史の話ですと、4バックは66年W杯でブラジルが示して以来、


スタンダードとして世界中に広まりました。

80年代中頃、ドイツなどでより攻撃的な狙いで
 ・DFを1人減らす(3人は守備に専念)
 ・両サイドバックを前に位置させ、中盤を厚くする
という3バックが生まれ、以来「3か4か」の話題が続いているわけです。

90年代には中盤のプレス合戦で3バックが主流でしたが
相手の3トップにサイドを突かれる弱みから、
現在では再び4バックが流行っています。

どちらが優れているかより、その国の選手の個性に
合っているかが大事でしょう。
概ね、流動的に役割が変わる4バックより、
分担がはっきりしている3バックのほうが忠実で
(判断力が弱い)日本人には向いているようで、
Jリーグクラブの大半が採用しています。

イラン戦では3トップに4人で守ろうとしたが
相手は2トップで裏をかき、「高さ」で勝負してきました。
全体的に「失敗」とはいえない出来でしたが、
負けた悪いイメージを残さないため3バックに戻すのでしょう。

次の相手は3トップの高速カウンターが武器。
3バックの両サイドが狙われるとわかっていても
ホームで攻め勝つため、慣れたシステムで勝負です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/04/01 16:13

守り方の違いは戦術によるものです。


3バックも4バックも同じ守り方の場合もありますし、3バック同士のチームが対戦しても、全然違う守り方をする場合もあります。
一般的には3バックはラインを高めに保ってオフサイドトラップを狙うが、サイドから攻められた場合に弱い、4バックは両サイドバックが積極的に攻めに参加できるので攻撃的など言われていますが、、、システムというのは選手をどのように配置するかを決めているだけで、どのように攻め、どのように守るかは戦術で決めることです。
同じシステムを採用しているチーム同士だからと言って、まったく同じ攻め方・守り方をしませんよね?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/04/01 16:12

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