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妊娠5週目ですが、農薬散布しているところの「匂い」を吸ってしまいました。薬はアクテリックでした。すったと思われるのは5分以内で、身体への付着はありません。花粉症のため簡易のマスクをしていました。うがいもしました。気分が悪くなってもいません。でも匂いは確かに感じました。これは身体に影響があるでしょうか。
風邪薬などの影響についてのQ&Aでは、初期で何か有害なものを摂取すれば流産となり、影響を受けたまま妊娠が継続することはない(奇形などの心配以前に流産)、と書いてあります。考えてみれば、公園などで散布されることもあるはずだから、大丈夫ではないかといい方へ考えようとしていますが、心配が収まりません。3日後に検診があるので、その時に問題がなければ影響がなかったと思えばいいのか、すぐ病院へ行くべきなのか迷っています。
自分なりに、薬の会社のHPなどを見ましたが、大量に散布する場合の注意らしきものが書いてあり、妊婦についても特に記述がありませんでした。危険度のランクも「普通物」となっていたり、害が及ぶ濃度の単位などについても知識がなく、あまり理解できません。
農薬に詳しい方がいらっしゃったら、教えていただけませんか?よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

生協で農産物の仕様管理をしています。



まず、散布された農薬の匂いぐらいでは問題ありません。
さらにpunpungapunさんが今大丈夫なら大丈夫です。

農薬に限らず化学物質の毒性は、
一時的に大量に摂取した場合の急性毒性と
経常的に摂取した場合の慢性毒性になります。

急性毒性という面では毒性は普通物にあたり、
劇物でも毒物でもなく、散布液1000倍程度の飛散では、
何らかの毒性を示すとは思えません。
また慢性毒性では有効成分のピリミホスメチルのADI
(一日最大許容摂取量=毎日摂取しても何ら影響を及ぼさない
最大無作用量の100分の1)は体重1kgあたり0.025mgですので
punpungapunさんが50kg(失礼!)としても125mgも
吸わないでしょう。しかも、今日だけの話です。

よく一部「おっかな」本などでは、
農薬は蓄積して・・変異原性が・・発がん性が・・
みたいなことを言われていますが、
現在の農薬登録では発がん性はおろか
細胞レベルの変異原性が認められても登録できません。
また繁殖毒性や催奇形性ももちろん駄目です。

有機リン系で臭いをかいだ程度なら、
神経を伝わっているうちに解毒してしまっていますよ。

>風邪薬などの影響についての
・・についてですが、
農薬は長期にわたる発がん性などの慢性毒性試験を行っていますが、
服用期間が6ヶ月に満たない医薬品は発がん性やその他の毒性試験をしていなかったと思います。
大体発ガンリスクのトップに抗がん剤がたくさんあるのですから。

心配しなくても大丈夫です。
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この回答へのお礼

丁寧なお答えありがとうございました。お仕事で農薬に携わっている方からのご説明でさらに心強く安心いたしました。ちなみに体重はもっとありますし。(^ー^;)具体的な数字を出していただいてたいへん参考になりました。

お礼日時:2005/03/27 15:41

妊娠初期で、いろいろと気にされて注意することは大切だと思いますが、あまりに過敏にならないことも必要だと思います。


農薬の匂いを5分ほど吸うことで妊婦に影響があるような農薬であれば、通常に市販されていることはありえませんし、もし市販されていたら妊娠障害だらけで今頃大騒ぎになっているでしょう。

農薬に限らず、人の身体に影響がある薬品というのは、一般に長期にわたって吸い続けるとか、繰り返し吸引した場合に障害を引き起こす可能性があるというものです。

多少のことで負けてしまうほど人間の生命力は弱くはありません。廻りの同じような妊婦の方、出産された先輩のお母さんを見て、もっと自信を持っても良いのではないでしょうか。確かに流産等の不運に見舞われた人もおられるでしょうが、確率的に見ても圧倒的に普通に出産を迎えるお母さんの方が多いではありませんか・・・。
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この回答へのお礼

丁寧なお答えありがとうございました。私のバカなところは、その薬に近づくその時まで、iyamamoto様のお答えのように考えていたのです。ところが、作業に思ったより近づいてしまったことや、匂いがかなり強かったことで、急に不安になってしまいました。
初期(おそらく12週くらいまで)の流産率は10~15%程度ときいていますが、最近はもっと上がっているという説もあり、気づかないケース・公にされないケースも含めれば決して低くはないと思っています。
 そんなことをあれこれ考えてしまい・・・。実際の害より気持ちが不安定になるほうがよくないですね。
今回のように、考えておきながら、自分で心配になるような行動は慎もうと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2005/03/27 15:36

農薬の専門家ではありませんが、匂いを嗅いだぐらいなら問題ありません。



本来、このような薬剤は液体の0.1mmレベル以上の粒の状態で本来の効果を発揮するものであり、匂いというのは気化したガスの分子が鼻の粘膜に衝突したにすぎないのです。

薬剤が皮膚に付着したとしても有機リン剤であれば、効果は比較的短時間であり、基本的に解毒剤を投与すれば、早期に回復します。サリン事件などで重篤な後遺症が残っている例は、薬物そのものの効果というより、薬物によって心肺停止し、その時間が長かったため脳などに血液が循環せず不可逆的なダメージを負ったことによるものでしょう。(サリンやVXは有機リン剤の仲間です。)

もちろん気化した成分の分子が皮膚や粘膜に触れたからといって、すぐに加水分解してしまいますから心配はありません。ただ心配なら水や石鹸で洗ってください。
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この回答へのお礼

丁寧なお答えありがとうございました。
知識がなく心配が募るのは本当にお恥ずかしいかぎりですが、分かりやすいご説明で一安心しました。

お礼日時:2005/03/27 15:29

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