プロが教えるわが家の防犯対策術!

栗を庭に植えています

栗農園さんと話す機会があり農薬の安全性について話して安全性は分かりました

家での収穫を楽しむにあたって、みてくれは気にしませんがやはり農薬を使った方が長い目を見て栗の樹木には良いのでしょうか?

害虫が大量発生しない限り農薬は撒かないつもりですが、おいしい栗を食べる為には農家さんが行っている様な農薬散布をした方が良いのでしょうか?

A 回答 (2件)

30代の社会人です。

祖父が農家で栗を作っていました。

栗の樹種によって、農薬の使用は異なりますが、
とりあえず、一般的なことを以下に回答いたします。
祖父も基本は農薬をできるだけ使わないようにしていました。
美味しい栗を食べるためには、必要最低限、
あるいはまったく農薬を使用しなくても大丈夫な場合もあります。

さて、樹木&収穫のことを考えるのでしたら、クリタマバチの防除は考えましょう。
成長点にこぶを作って、収穫が激減しますので、使用する場合が多いです。
ただ、毎年、クリタマバチの発生状況が少なければ、使用しなくてもよい場合もあります。
(樹種によっては、クリタマバチへの耐性を持っていますので)
木の状況を見て、使用を考えましょう。

カミキリムシの薬は、木のことを考えると使う人もいます。
ただ、すごく強い薬です。庭に撒くのはお勧めしません。
カミキリムシは、地面から15cmぐらいの高さで産卵しますので、
木の周囲の下草を刈っていれば、近づかないのでほとんど防除できます。
(隠れ場所の無い、開放的な所ではカミキリムシは嫌がって来ません)

栗の実に入る虫は、樹木へのダメージは無いので無視する場合が多いです。
ただ、食べるときに嫌でしょうから、以下の処理をする場合が多いです。
収穫後、-2℃~-3℃で8日間おいておけば、実の中の卵や虫は全て死にます。
その後、チルド室(0~4℃)に1週間程度置くと、栗の糖度を2倍に上げることができます。
(糖度を3倍に上げる場合は、30日間置きます)
無農薬で育てた場合は、このような処理をしますね。

ちなみに、美味しい栗を作る場合、農家は日当たりを重視しています。
同じ木でも日当たりの差によって、場所によって2倍以上も糖度が変わります。
できるだけ日を当てましょう。
栗が南側の斜面に植えられるのが多いのは、日を良く当てるためです。

参考になれば幸いです。
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農薬は全て毒です。

しかし農薬を使わないと果樹は弱ってしまいます。
農薬は使い方を間違わなければ安全で、間違った使い方をすると果樹だけで
なく人間にも害を及ぼします。

果樹園の方は栗を栽培する事で生計を立てています。本当は使いたくないの
でしょうが、今後も栗によって収入を得なければなりません。
害虫から守ってやらないと栗は枯れてしまうので、生産者は薬剤を散布する
時期と容量を守って、薬剤散布をされています。

害虫が大量発生しない限り薬剤は使用されないと書かれていますが、それで
は栗は少なからずダメージを受けてしまいます。
基本的には害虫が発生する前に予防として薬剤散布を行います。これで多少
は被害が少なくなり、栗に与えるダメージも少なくなります。ダメージが少
なければ少ないほど収穫量や品質は良くなります。
みてくれは気にして下さい。みてくれが良ければ栗も元気ですから。

主に発生する害虫はカミキリムシ類で、成虫は5~9月に多発します。
幼虫は年間を通して発生し、ほとんどが幹の中で食害しています。
一般的にはスミチオン乳剤が使われています。

指定された薬剤を使用する。散布する時期を守る。希釈濃度を守る。決めら
れた使用回数を守る事ですかね。
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