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木星がガス惑星になった理由は、まだわかっていないのですか?
ガス惑星同士で、太陽から遠くなるほど、小さくなっている理由も、まだわかっていないのですか?

A 回答 (6件)

まだ十分に理解・解明できていないので、現段階では「仮説」でしかないよ。



ただ、太陽形成初期に、太陽風によってガスや塵が吹き飛ばされ、水星~火星付近から無くなった。
なので水星~火星はガスが降り積もることなく岩石惑星になった。
それはかなり確実なことらしい。

逆に木星軌道以遠はガスの晴れ上がりが遅れた。
そのため形成途中の木星や土星に大量のガスが降着し現在のガス惑星になった。
ということらしいね。

天王星や海王星があの大きさなのは、まだ謎の部分が多い。
天王星も海王星も太陽からとても遠く、惑星の形成スピードは遅い。
あの位置にあのような巨大な惑星がある、ということは、既存の太陽系形成モデルに疑問を投げかけるほどの謎だった。

太陽系外惑星の観測が進むにつれ、答えにつながるらしいものが見えてきた。
「惑星の軌道は不動ではない」
という事実である。

太陽系は他の恒星系と比べ多少特殊なので同列に論じることはできないけど、それでも条件が揃えば他の恒星系のようにスーパージュピターが孤独に回るだけとか、極端な楕円軌道を周る惑星が2~3個あるだけとか、そういう可能性もあったらしい。
それらは本来もっと違った形で誕生したのが、軌道変化によってそのような姿になったと推定されている。

つまり、木星も土星も天王星も海王星も、系外惑星ほどではないにしろ誕生から軌道を変え続けてきたかもしれない、という確率が無視できなくなるのである。
傍証もある。
・水星の核は異常に大きいが、もっと外にあったのが木星の軌道の変化に引きずられ現在の軌道になった
・火星と木星の間の小惑星帯は、かつて大きな惑星のなりかけがあったのが、接近した木星の潮汐力によって破壊され現在の姿になった。
・天王星、海王星も、もっと太陽に近いところで誕生したのが、木星や土星の軌道変化や重力の影響を受けて軌道が次第に膨らみ現在のところまで遠ざかった
などなど。
これらは「木星や土星の軌道が変化した」と考えれば合理的に説明できるのである。
(まだ確証はないので「仮説」だけど)

ぜんぶ語るとこれの数倍になるので、詳述は不可能
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この回答へのお礼

ありがとう

ありがとうございます。

お礼日時:2022/07/20 21:06

惑星がどのようにしてできたのかということがポイントとなります。

かなり端折って説明します。
 太陽系を作るガスが引力集積してきて中心に太陽の元となるかたまりができます。その周囲でガスが円盤状に集まります。
 この時円盤内のガスに含まれていた固体粒子が、互いの引力に寄って集まってきます(途中の過程は省略します)。これが惑星の元となります。このあたりのことが理解していればNo.2さんが書かれていることの重要性がわかると思います。
 惑星の元になるものは太陽から離れるほど少なくなるので、惑星はだんだん小さくなっていく(水星は集積域自体が狭いので除外)。ただし、水蒸気が凝結(昇華)する半径の所では内側にあった水蒸気が運ばれてきてこの半径のところで固体となるので固体粒子が多くなる(=大きな惑星ができる)。
 この時に、惑星が周辺に残っていた水素やヘリウムといったガスを引き寄せるほど引力が大きくなればガスを集めてガス惑星となるという所です。
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この回答へのお礼

ありがとう

ありがとうございます。

お礼日時:2022/07/23 01:42

>木星がガス惑星になった理由


出来た軌道が 岩石が少ない領域 氷にもなりにくい領域 で かつ、ガスが多かったから です。 土星もそうです。
それより内側は ガスは太陽の圧力で外に飛ばされる(吹き払われる)ので岩石惑星になりました。
吹き飛ばされたのが集まっていた軌道で木星が出来ました。それより太陽に近いと吹き払われ、それより遠いと太陽の引力で太陽に近寄ってきます。
近寄ってきたのと吹き払われたのが集まったのが木星あたりでそれより遠いとガスが少なくなります。(ただし超昔には木星と土星の順番が逆という説もあるので、入れ替わったときに偶然木星が内側に来たのかもしれません)
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この回答へのお礼

ありがとう

ありがとうございます

お礼日時:2022/07/20 19:19

木星は太陽になりそこねた☆です。




木星の主成分は太陽と同じ水素。

なのに太陽は自ら光り輝く恒星となったが、
木星は恒星にはならなかった。

その理由は恒星になるには質量が足らなかったため、
中心部の温度と圧力が足らず、
太陽の様に水素の核融合を起こせなかったから。

木星が太陽のような恒星になるには、
直径があと今の1.4倍大きければよかった。
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この回答へのお礼

ありがとう

ありがとうございます。

お礼日時:2022/07/20 19:18

「合理的な説明」は


・太陽に近いほど速く成長する
・太陽から遠いほど「材料」が多い
・雪限界線を越えると「材料」が急増する
・太陽放射によってガスが吹き飛ぶまでの時間的限界がある
あたりを組合せてるはず. ただし「ガス惑星」という区分にどの惑星を入れるのかも問題になる.

「個別事情」ってのもある.
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この回答へのお礼

ありがとう

ありがとうございます。

お礼日時:2022/07/20 07:58

外見から推測できる範囲でしか研究できませんからね……。


厚い大気の下がどうなっているのかも、想像の域を出ません。

まだ、どのように研究していけば良いかを模索している段階ではないでしょうか。

現在の情報は地球をモデルとした類推に過ぎませんので、
学術的な発展があれば都度訂正されていく程度のものですよ。
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この回答へのお礼

ありがとう

ありがとうございます。

お礼日時:2022/07/20 02:12

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