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先ず、宇宙空間は太陽などの恒星の影響を受けない空間と仮定します。われわれ人間の場合だと、宇宙服を着ないと当然外に出れないわけですが、果たして、たんぱく質構造を基本とした生命体が、宇宙空間そのもので、生身のまま、生きていくことは可能でしょうか。そして、その可能性はあるでしょうか?宇宙人がいたとして、やはりUFOなどの乗り物に乗らないと、宇宙空間では存在できないのでしょうか・・・宇宙空間というのが、どんな世界?暑いのか、寒いのか、気圧は?などの点も含めて、簡単にご意見を聞かせていただければと思います。宇宙空間で存在しうる生命体とは・・・についてもよろしければ。

A 回答 (9件)

 恒星の影響を受けないとすると、温度が非常に低い(約3k、摂氏マイナス270度の)空間ですね。



 そういう空間にどうやって行くかにもよりますが、常温常圧のロケットから放出されたとすると、体液のある生物の場合、体液が沸騰してなくなるのと、凍ってしまうとの、どちらが先か、ということになります。
 常温の体液(水)は、真空中では、沸騰します。ただし、100度のお湯のような激しい沸騰ではありません。水分の失われる速度はゆっくりです。
 冷える方もゆっくりですので、どちらが先かは判断が難しいです。体の大きさ(表面積と容積の比)にもよるでしょうね。直感的には、気化熱が奪われることも加わって、冷える方が速いような気がします。

 凍ったり乾燥したりした状態で「生きられるか」というと、生きていることは不可能です。少なくとも、3kの温度で活動することは、考えられません。
 ただし「死ぬか」というと、後で常温常圧に戻せば生き返る生物もいますので、死んではいないのかも。
 「生命体が存在できるか」というご質問が、生きて活動することを指すのか、後で生き返れば良いのか、それによって答えが変わってきます。

 なお、凍っていても、水分は昇華しますが、3kの温度では、宇宙年齢くらいの時間で昇華する量は微々たるものです。でも、微生物のように容積に対して体表面積が大きいものの場合、影響があるかもしれません。

 体液のないウィルスなど(生物とは呼べないですが。)の場合、真空や低温に弱いものがあるかどうか知りませんが、基本的には、常温常圧に戻せば復活するでしょう。しかし、やはり宇宙空間では活動はできません。

 ご質問の「暑いのか、寒いのか」は、答えは寒いです。真空に温度はありませんが、そこの「場」には温度があり、そこにある物体は、その「場」の温度になります。
 ご質問の「気圧は?」というのは、ずいぶんレベル感の違うご質問ですね。

 あと、宇宙空間には、放射線などが飛んでいます。長時間いると、体が徐々に壊されます。真空から復活できる微生物でも、長時間宇宙空間に晒したら、復活は難しいでしょう。
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まあ高等生物?としてクマムシが有名ですが、細菌にも強いのがいます。

炭疽菌の芽胞です。砲弾に入れて爆発させても生き残るやつがいます。一時期、白い粉で騒ぎになりましたね。
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恒星の影響を受けないで宇宙空間でエネルギーを取り入れるなら・・・・?


宇宙空間に発熱反応を起こす元素ってありましたっけ。
熱力学第二法則によりエネルギーは分散しますので、生体の熱エネルギーは四方八方に分散しもはや生命とは言えなくなり、生命活動を営むのは困難かと思います。
下のクマムシや人間の理解を超えた生命体もいるのかもしれません。
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アポロ計画に先立って月面に送り込まれた無人探査機サーベイヤー3号のカメラを回収するため、2年半後アポロ12号でカメラの回収を行ったところ、連鎖球菌の一種が見つかりました。



一時、月にすむ微生物かと騒がれたのですが、結局、地球から2年半前にカメラに付着して持ち込まれたものだったということです。

現在の惑星等の探査では、地球から微生物などを持ち込んで惑星などを汚染しないよう、念入りに機材を消毒するそうです。
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#3さまのおっしゃるムシはすごいみたいですね.


宇宙では生命活動を維持できなくても,宇宙を漂って,
他の良い環境の星までいける?かどうかは分かりませんが..

周囲が真空なので血液が沸騰して・・・とはよく言われることですが,
太陽光を受けないとなれば,体表からの熱輻射によって体が冷えるので,
凍ってしまう方が先になるかも知れません.
(これは体表の輻射率と反射率,体内からの熱供給をステファン・ボルツマンの式に
代入すればさくっと求まると思いますが確認手間省きます.)

勝手な想像ですが,宇宙に生身で何も防御しないでいきなり飛び出すと,
まず耳がピーンとなり,
口や鼻から息がすーっと肺が殆ど空になるまで出て(この瞬間に気絶しそう),
とりあえず鼻血など外界に近い部分の毛細血管が裂けるでしょう,
目玉はフリーズドライ状態となるでしょう.
下手をすれば腹圧によって肛門から内臓がにゅるにゅると出るかも知れません.
近くに恒星がなくても,宇宙では遍く強力な宇宙線が飛び交っているので被曝し,
たんぱく質構造などは徐々に破壊されて行くでしょう.

おしりをきゅっと締めて,目は閉じて,口・鼻は塞いで耳栓して,
数分程度なら生身でも耐えられるかも知れません.

面白い話があります.

この先の宇宙は,理論と観測とから,どうも永遠に膨張を続けるらしい.
すると遥か未来には,恒星も燃え尽きて,ブラックホールすら蒸発して,
陽子と電子とが広い広い宇宙にポツンポツンと存在するだけになるかも知れない.
電磁気力は無限遠まで作用するので,その内,何光年も離れた陽子と電子とが影響し合い,
直径何光年もの巨大な原子が誕生するかも知れない.
それが何百光年ものスケールで巨大な分子を形成するかも知れない.
そして何万,何億光年ものスケールで存在する超巨大宇宙生物が誕生するかも知れない.
広大な真空の空間で形成された生物だから,当然そこで適応した生物だろう.
知性が芽生えて,何がしかの知的活動を始めるかも知れない.
更に時間が経過すると,流石の陽子も崩壊すると考えられているので,
この宇宙生物もいずれは絶滅する運命です.
以上は理論物理学者の仮説のひとつです.
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気圧が0なので、私も血液が沸騰すると思っていたのですが学説によると沸騰したり破裂したり目が飛び出したりはしないらしい。

ただし酸素は全く無いので酸素を必要とする生物の生存は不可能。
真空に温度は無いので凍るわけでもない。ただし構成の影響を受けない空間の場合外部からあたためられることもない。つまり暑くも寒くも無いがどちらかといえば寒いにちかいかも。生物から放熱はするけど吸熱できないので。
体温を維持するには生物体内の化学反応によるが、たいていの場合これに酸素が必要だったりする。
まあ無理でしょうね。なにもないところではエネルギーが得られないので。ほんの一時的に真空の中で生きていくことはできるようですが。
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地上最強の生物クマムシ!! 


http://www.kanshin.com/?mode=keyword&id=217856
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宇ちゅっくかんに宇宙服を着ずに出ると全身の血が沸騰して死んでしまいます。


高い山だと沸点が下がりますが宇宙空間は気圧が最も低いですので
そのあと場所によりますが地球の陰になっていたら凍り陰から出たら相当な温度にさらされます。

ですから宇宙服なしでの生存は不可能です。
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無理です。


人間の肉体が真空に暴露されると、血液が沸騰し、体が風船のように膨らんで最後には「爆発」します。
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