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どうして生物の遺伝子は種を保存していこうとするのですか。
何か意志があるのですか。
何かの計画があるのですか。
遺伝子は種など保存してどうするのですか。
遺伝子は種など保存してどうしようとしているのですか。
遺伝子は種など保存する必要性があるのですか。

A 回答 (4件)

ちなみにドーキンスは利己的な遺伝子を読んだ読者から、自分たちの人生に意味などないと突き付けられて絶望したというようなメッセージを受け取り、このように返しています。



「おそらく、宇宙の究極的な運命には目的など実際に存在しないだろうが、われわれのなかで誰であれ、人生の希望を宇宙の究極的な運命に託す人間など本当にいるだろうか。
もちろん正気であれば、そんなことはしない。
われわれの生活を支配しているのは、もっと身近で、温かく、人間的な、ありとあらゆる種類の野心や知覚である。
人生を生きるに値するものにしている温かさを、科学が奪い去るといって非難するのは、途方もなくばかげた間違いであり、私自身や大部分の現役の科学者の感覚とまるで正反対なものである。
私は、自分に対し誤ってかけられた嫌疑のあまりのひどさに、もうすこしで絶望に駆りたてられるところだった。」

私が生きていることは、宇宙からしたら意味がないことかもしれませんが、私は私自身や周囲の愛する人の幸せのために生きています。
自身の生きる目的に、世界の目的など関係ないのです。

なので、成れの果てであることは事実でもそれについて特に意識を持つ必要はありません。
今まで通り、自分自身のためにしっかり生きればよいのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2022/08/17 03:35

それを「不思議だ」「何かの意思が働いているのではないか」と考えるから「神」や「宗教」が生まれるんですよ。

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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2022/08/17 03:35

意思も計画も必要もありません。



言ってしまえば今の生物は、偶然できた自分自身をコピーするという能力を持った物質の成れの果てです。
残ったものは残るし、残らないものは消えるという当たり前のことを繰り返し続けると、残ろうとする者のほうが残ろうとしないものよりも残りやすくなります。
自分自身の死に恐怖を覚え、子をなすことに喜びを覚えるほうがそうでないよりも圧倒的に残りやすいですよね。

ちなみに上記のような理由のため、種を残そうとしているわけではなく、自分自身の子を最大限多く残すような形が進化してきています。
群れを成したりするのも、種が残りやすくするためではなく自分や子孫の生存率が上がるような習性が、残りやすいからできてきたものです。

リチャード・ドーキンスの利己的な遺伝子という本が、少し難しいですが、様々な例を出してこの考え方を説明してくれています。
簡単に言うと進化の中心は、私たち生物体自身でなく遺伝子であるというお話です。
よく考えれば当たり前の話で、今生きている私たちは全員200年もたてば死んで分解されていますが、遺伝子という物質は子孫にコピーをされて、何千年も残り続けるのです(子孫が生き残ってくれれば)。
もちろん私の遺伝子そのままが残るわけではないですが、私の中にある遺伝子のかけらがばらばらの状態でそれぞれの子孫たちの中に残り続けていくのです。
逆に私の中には、数千年数万年前の人の遺伝子と同じかけらが残っていますし、さらに言えば人になる遥か前の遺伝子だって残っているのです。
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この回答へのお礼

成れの果てに従う人、従わない人。
成れの果てに盲従する人、気づいて意見を持ち生きる人。

お礼日時:2022/08/16 09:17

結果的には、種を保存するという機能があるから存在が継続できているということかな

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この回答へのお礼

まあ、そうですよね。

お礼日時:2022/08/16 09:17

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