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こんにちは

ピアノのレッスンで勉強していることで質問があります。
正確になんと言えば良いか分からないのですが、
レッスンで、曲に I、IV、Vなど を書き込んだり、
メロディだけの楽譜に、和音を書いて、
それを先生の前で弾いたりします。

きっと、きっと、
先生はいろいろ考えがあってのことだと思うし、
自分で和音が付けられたり、
曲って、こんな風に進行していくんだ・・・
というのは、とても面白いので不満はありません。

ただ、こういう勉強を進めていくと、
ピアノを弾く上でどのような効果があるのだろう?
この勉強の先には、どんな世界(?)が待ってるのだろう?
と思いました。

もちろん、先生に直接聞けば良いのは分かっていますが、
それはそれとして、
ピアノや音楽暦の長い方で、
こういう勉強をすると、
こんないいことがあったよ、とか、
お話を聞かせていただければと思います。

A 回答 (1件)

 師事しながらポップスやジャズスタンダードを歌い、趣味の範囲で編曲したり日本訳の歌詞を作ったり(ピアノは少し)、そんなわたしからでよければ。

。。

 もともとメロディーだけではどんなに情緒豊かに歌ったり演奏しても、それは美しいものの厚みがない、早く言えばもの足りない、つまり、音楽は和音で構成されてこそより美しくなる。もちろんピアノをおやりでしたらこんなことはお分かりですよね。

 ピアノの場合には通常譜面があり、譜面に忠実に演奏した場合、とくに左手がメロディーに対して和音を作り出していることが多いものですよね。

 しかし、譜面を忠実に読み取って音として再現することも一応の技術ですが、それ以上に、もし自分なりにメロディーに対して和音をイメージ出来るなら、そしてそれを再現できるなら、まず最初に、ひとつの曲の和音の成り立ちから、より深く作曲者のイメージや意図を理解しやすくなると思います。これは和音だけでなく、時には意図的に不協和音を組み入れた曲などにも、その作曲者のイメージや意図をより深く理解できるはずです。
 それは、とりもなおさず、ある曲を演奏する場合に、その曲を自分のものとして演奏しているか、ただ譜面どおりに演奏しているだけか、その違いとして現れてくるはずです。

 さらに、もしご自分で編曲などをなさるとしたら、これはもう和音を持って自分なりの演奏方法を表現するしかない、だって、逆のことを考えたら、メロディだけで編曲しようとすれば、せいぜいリズムとユニゾンと転調ぐらいしか表現方法が無くなってしまうから。

 歌の場合は、そしてこれを複数で歌う場合は、もうほとんど自然な欲望みたいに和声をして見たくなるものです。単なるカラオケでも、ハモるということがどれほど楽しいか、お分かりですよね。もちろん和声法にはもともと正しい理論がありますが、単に二度ずつずらすだけでなく、もっと大胆にと、まず頭に描いて、それから耳で聴いて、心地よい和声になるように編曲すると歌に色彩が生まれてとても美しく聞こえます。

 つまり、和声法を耳で、感覚で、覚えることによって、あなたの、曲への理解度、音の美しさへの感受性、演奏の厚み、こんなことがまず基礎として身につく、それは単にピアノを弾くという技術を習得する以上に、あなたにより豊かな感性を加えてくれるということなのではないでしょうか。
 
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この回答へのお礼

janvier 様

お返事、ありがとうございました。
いまはただ課題で出された曲に対して和音をつけるだけで、janvierさんのおっしゃるようなことが理解したり、できるレベルではないのですが、この先勉強し続けることで、こんな可能性がある、あんな可能性がある。ということがイメージできました。ありがとうございました。

お礼日時:2005/04/08 17:22

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