プロが教えるわが家の防犯対策術!

 この春から、国立大学経済学部の夜間コースに進むものです。現在、PC教室の運営・管理(サラリーマン)をしておりますが、将来のために(起業、もしくは、コンサルタント系の仕事への転職を考えております)経営学・会計学の勉強をしておきたいと考え、大学で勉強することにしました。本来、経営学部が希望でしたが、地方都市に住んでおりますので、仕事をしながら通うとなると、他に選択肢がなく、経済学部を選んだ次第です。
 他の方のQ&Aを読ませていただくと、経済学を勉強するためには数学は必須であると書かれております。お恥ずかしい話ですが、私は高校を卒業して20年近く、数学というものにまったく縁がなく、現在、数学の力は無いに等しい状態だと思います(高校時代はそこそこ出来たのですが)。そこで私が悩んでいるのが、経営学や会計学(ある程度知識はあります)、そして数学を必要としない歴史的な学科を中心に履修し、卒業を目指すのがよいのか?または、数学をイチから学びなおし、経済学(基本的なこと以外、学問の意義が良く分かっておりません)をしっかり学んだほうが良いのか?ということです。そして、経済学を学ぶのであれば、どの程度(具体的に詳しく教えていただければ幸いです)学べば良いのか?ということも併せて教えていただければ幸いです。
 年齢的・時間的制約がある中で、より効率よく、なお且つ、幅広く学びたい(経済学の本も何冊か読んで興味はあります)と考えており、あちら(より実用的に)を立てれば、こちら(より幅広い教養を身に付ける)が立たず、という感じで、なかなか結論が出ません。
 以上のような状態ですが、より多くの方の意見をお伺いし、自分なりに結論を出していこうと考えております。ご意見、アドバイス、ご叱責、どんなことでもかまいませんので、お書き込みくだされば幸いです。
 よろしくお願いいたします。
 
 

A 回答 (7件)

こんにちは.



貴方のように社会人を経験し,そしてアカデミックの世界にもどってきた経験からアドバイスできると思いますので書きました.
とにかく,時間が大切なので,無駄な時間を費やさないために.私の試行錯誤の経験でもあり,学部ではこれでよいです.

まず,数学は高校の教科書は必要ありません.数学は,単なる道具にすぎませんから,その道具を効率的に学ばないと他の勉強ができません.
経済学の世界は,必要な数学は,限られており,満遍なくやると効率が悪いです.研究者を目指していない限りやる必要は絶対にありません.

貴方は,将来の目的が,はっきりしているので,単位に必須な科目である(落としてはいけない科目ある)マクロ経済学,ミクロ経済学で使うものを手っ取り早く身に着けて,ご自分の将来に必要な会計学などに時間を費やすべきです.

経済学に必要な数学が分かりやすく説明してある非常によい本がありますのでご紹介します.微分方程式なども分かりやすく載っていますが,微分と行列のところだけで大丈夫です.

はじめよう 経済数学
浅利 一郎 (著), 山下 隆之 (著)

とりあえず,これを買うにとどめておくことをお勧めします.授業で分からない数学もこれと照らし合わせて乗り切れるはずです.

参考書として,以下をあげておきます.

現代経済学の数学基礎〈上〉(下)
A.C. チャン (著), Alpha C. Chiang (原著), 大住 栄治 (翻訳), 高森 寛 (翻訳), 小田 正雄 (翻訳), 堀江 義 (翻訳) シーエーピー出版

分からないことが出てきたときに,これで対処できるはずです.図書館で借りるくらいでいいです.

せっかくのですので,
すぐれたよい本をお勧めしておきます.
三日で読めますので,本格的に授業が始まる前にぜひ読んでおいてください.貴方が知りたい情報が載っているはずです.今後,受ける授業の効率も上がり,問題点も分かってくるはずです.実際に,この本の内容は,大学4年間に学ぶ重要なトピックスに匹敵します.

社会人講座 エッセンスだけを分かりやすく 「新しい日本経済講義」
新保 生二 著 日本経済新聞社


がんばってください.

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

>時間が大切なので,無駄な時間を費やさないために

そうです。私もこのことを考えるので、悩んでいるのです。

>数学は,単なる道具にすぎませんから,その道具を効率的に学ばないと他の勉強ができません。

目からウロコです。「数学は道具」いい言葉ですね。#4でTrane37さんが言われた「数式は言葉でいいかえができます」という言葉と併せて考えると、経済学や他の学問で数学が使われている意味が、おぼろげながらですが理解できたような気がします。

ご紹介していただいた本は、早速注文して読んでみます。本当にありがとうございました。

補足日時:2005/04/10 06:22
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この回答へのお礼

この度は、dynamic-mさんをはじめ、多くの方に貴重なご意見をいただき、おぼろげながらですが道が見えてきました。本当にありがとうございます。これから4年間、しっかり頑張ります。
今後も、いろいろと悩むことがあると思いますので、また機会があれば、是非、よろしくお願いいたします。

お礼日時:2005/04/10 06:48

基本的に一冊で済ませるおつもりなら、「入門マクロ経済学」中谷 巌 (著)でいいと思います。



20年以上ものロングセラーですが、近代経済学の基本は盛り込まれています。このため、国家試験受験のための基本書に使う方も多いですよ。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

早速、アマゾンでチェックしてみました。分かりやすそうな本ですね。是非、読んでみたいと思います。ありがとうございました。

補足日時:2005/04/10 06:19
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この回答へのお礼

この度は、subaru360さんをはじめ、多くの方に貴重なご意見をいただき、おぼろげながらですが道が見えてきました。本当にありがとうございます。これから4年間、しっかり頑張ります。
今後も、いろいろと悩むことがあると思いますので、また機会があれば、是非、よろしくお願いいたします。

お礼日時:2005/04/10 06:47

#4です



>数学を勉強する際、マンキューなどの経済学のテキストから入り、後からそれに必要な数学を学ぶ方法と、大学入試等の参考書を購入し、とりあえず数II・Bまで学んでから、経済学にチャレンジする方法
-------------------------------------

経済学そのものをやればいいと思います。
わからないところが出てきたら、その点を意識して
数学に立ち戻って、平行してやったらいかがですか。

大学入試の参考書はテクニックが多く良くないですよ。
入試問題は解けるようになっても、「数式の意味を理解する」ようにはならないと思います。

高校の数学の教科書全部と
大学教養の教科書で十分じゃないですか。

独学がむずかしいようならNHKの高校講座や放送大学を利用してみて下さい。

この回答への補足

この度は、Trane37さんをはじめ、多くの方に貴重なご意見をいただき、おぼろげながらですが道が見えてきました。本当にありがとうございます。これから4年間、しっかり頑張ります。
今後も、いろいろと悩むことがあると思いますので、また機会があれば、是非、よろしくお願いいたします。

補足日時:2005/04/10 06:46
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この回答へのお礼

>経済学そのものをやればいいと思います。

>大学入試の参考書はテクニックが多く良くないですよ。入試問題は解けるようになっても、「数式の意味の理解する」ようにはならないと思います。

再度、貴重なご意見をありがとうございました。おっしゃるとおりですね。これから4年間、Trane37さんの言われた「だいたい数式は言葉でいいかえができます。」という言葉が、自分の中でしっくり来る日を夢見ながら、数学の必要な経済学にも逃げずにチャレンジしていきます。

お礼日時:2005/04/10 06:17

せっかく大学に入学されたのですから、数学にチャレンジされたら良いのではないですか。



経済学の数学は、(一部の複雑系経済学などを除く)それほど難しくありませんよ。経済学のモデルは単純なものが多いので、線形代数学や微分方程式の基本があれば多くは理解できます。本来は、言葉でも言い表せるのですが、どうしても意味が不鮮明になったり、冗長になったりします。そのために数式を使っていると考えれば良いのではないでしょうか。ですから、だいたい数式は言葉でいいかえができます。しかし、独学だと、どうしても判らないところがでてきて、そのまま次にすすめないことがあります。大学では言葉による説明をうけまた質問もできるわけですから、とても効率がいいと思います。

また、無理だと思えば、単位を放棄して、他の科目を選択するようにすればいいのではないでしょうか。起業を目指す上で、経済学は知っておいて損はないと思います。経済はグローバル化し、昨日のロシアの出来事が今日の日本の金利を決めるのですから。

ミクロ経済学・マクロ経済学・国際経済学・貿易理論・金融理論・経済法などを学ばれれば良いのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>数式は言葉でいいかえができます。

目からウロコです。私が数学に及び腰になっているのは、この部分なのです。数式に意味を見出せるのかどうかが分からないため、二の足を踏んでいるのです。でも、この言葉をお伺いし、勇気が出てきました。読書がとても好きなので、言葉なら理解できそうな気がするからです。ありがとうございます。

>起業を目指す上で、経済学は知っておいて損はないと思います。経済はグローバル化し、昨日のロシアの出来事が今日の日本の金利を決めるのですから。

その通りですね。
さて、今回、みなさんのご意見をお伺いし、数学を学ぶ方に気持ちが固まりつつあります。そこで、再度、お伺いしたいのですが、数学を勉強する際、マンキューなどの経済学のテキストから入り、後からそれに必要な数学を学ぶ方法と、大学入試等の参考書を購入し、とりあえず数II・Bまで学んでから、経済学にチャレンジする方法の、どちらの方法がお奨めですか?ご意見お待ちしております。

お礼日時:2005/04/09 17:10

 こんにちは。

私は東京大学の学生で経済学部の講義も受けておりました者です。

 現在日本で支配的な経済学は、いわゆるミクロ・マクロ経済学に代表される新古典派経済学というもので、前者は微分・積分、後者は行列などの数学的知識を必要とします。

 本格的にやろうとなると、かなりの数学力を要します。(アメリカでは経済学は理系という扱いになっております)たとえば微分にしても、偏微分という高校では扱わない微分が必要であり、勉強していると経済学なのか数学なのかがわからなくなってきます。

 ですが、教授陣もそのあたりのことは心得ているはずで、学者を目指そうとするのでない限り、ある程度手加減してくれると思います。また、現在日本では大変丁寧なアメリカの経済学の教科書(スティグリッツやマンキューなど)の訳も出版されていますから、通常の大学の勉強に支障ない程度に習得できると思われます。

 もちろん、あえて大学で学ぶ必要がないといえばそうかもしれません。ただ、将来的な進路でアメリカの大学へ留学し、MBAを習得したい、などということになると、いずれにせよ経済学がありますから、この際勉強されてみるのもいいかもしれません。

 以下で、ある経済学者の書いた参考になると思われるサイトを紹介しておきます。

参考URL:http://www.e.u-tokyo.ac.jp/~iwamoto/Courses/HowT …

この回答への補足

この度は、custom1104さんをはじめ、多くの方に貴重なご意見をいただき、おぼろげながらですが道が見えてきました。本当にありがとうございます。これから4年間、しっかり頑張ります。
今後も、いろいろと悩むことがあると思いますので、また機会があれば、是非、よろしくお願いいたします。

補足日時:2005/04/10 06:45
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

ご紹介のサイト、読ませていただきました。経済学部と経営学部の兼ね合い、履修の流れなど、とても興味深い意見ですね。また、じっくり読んでみます。

さて、今回、みなさんのご意見をお伺いし、数学を学ぶ方に気持ちが固まりつつあります。そこで、再度、お伺いしたいのですが、数学を勉強する際、マンキューなどの経済学のテキストから入り、後からそれに必要な数学を学ぶ方法と、大学入試等の参考書を購入し、とりあえず数II・Bまで学んでから、経済学にチャレンジする方法の、どちらの方法がお奨めですか?ご意見お待ちしております。

お礼日時:2005/04/09 17:03

質問の方は学部の方に入学されるのでしょうか。


それとも大学院への社会人入学でしょうか。

当方、現役の経済学部の大学院生ですが、研究者になる道を歩もうというのでなければ、必要とされる数学としては高校程度の数学、特に方程式の解法や微分法程度で事足ります。
他に必要とされるのは英語などですが、学部レベルであれば日本語のみでも相当な所までいけると思います。
ですので、この方面は心配しなくとも良いと思います。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

当方、学部入学です。

>必要とされる数学としては高校程度の数学、特に方
>程式の解法や微分法程度で事足ります。

とありますが、英語のほうは問題ないと思うのですが、高校程度の数学が怪しいのです。そこで悩んでいるのが、その高校程度の数学を身に付けるためにエネルギーを使うべきか?それとも、英語や経営学・会計学などの実用的な学問にさらに時間を割くべきか?ということなのです。その点、なにかご意見があればお願いいたします。
 また、現役の大学院生の方からみて、一般常識として知っておいたほうがよいレベルの経済学(専門的ではない)というのは、どの程度なのか?ということも、具体的な科目で挙げていただけると幸いです。
 どんなご意見でもかまいませんので、よろしくお願いいたします。

補足日時:2005/04/09 16:24
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この回答へのお礼

この度は、at9_amさんをはじめ、多くの方に貴重なご意見をいただき、おぼろげながらですが道が見えてきました。本当にありがとうございます。これから4年間、しっかり頑張ります。
今後も、いろいろと悩むことがあると思いますので、また機会があれば、是非、よろしくお願いいたします。

お礼日時:2005/04/10 06:44

某私立大学政経学部II部政治学科卒業、


という人間からのアドヴァイスです。

私も最初は経済学科志望でしたが、数学が苦手で
政治学科を取らざるを得ませんでした。

ただ、政治と経済は決して無縁ではないし、
経済学科の科目が選択必修、というものもありました。

経済学科に友達がいたのですが、
「進めば進むほど数学(代数幾何)になっていく」と呻いていました。

ここからが、役に立たないアドヴァイスですが、
「バランスを取る」ことが重要だと思っております。

“必修”“選択必修”は必ず取らないといけないし、
一般教養・外国語・選択科目も卒業するまでの
単位が決められています。
なので、一般教養では長期的なスパンを取って
幅を広げるために心理学・社会学・文学・教育学を
取ってみたら如何でしょうか。

選択必修と選択科目は、自分がこれから勉強したい・
この勉強に興味がある―というベクトルに
傾けた方がいいと思います。

経済学では経営学とマクロ経済学が面白いです。
あと、法律があるなら、憲法・民法・刑法が
オススメです。

「幅を広げつつベクトルを一定に保つ」ことが、
コツだと思います。

この回答への補足

この度は、jamestさんをはじめ、多くの方に貴重なご意見をいただき、おぼろげながらですが道が見えてきました。本当にありがとうございます。これから4年間、しっかり頑張ります。
今後も、いろいろと悩むことがあると思いますので、また機会があれば、是非、よろしくお願いいたします。

補足日時:2005/04/10 06:42
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

「幅を広げつつベクトルを一定に保つ」
いい言葉ですね。方向を見失わないということは、本当に大切ですね。私も、その点を危惧しておりました。しっかり、目標を見定め、頑張りたいと思います。
 また、一般教養では長期スパンを取って~という部分、とても参考になりました。私は、平日に休みが取れるので、他の学部の昼の講義も少しは履修することが出来ます。ですので、ご提案についても検討してみみたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2005/04/09 16:07

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