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質問です。

広告制作会社が、広告を原案から考える(広告主から直接受注)場合はほとんどないと考えてよいのでしょうか?もちろん企業ごとに違うとは思いますが、業界全体の傾向として、仕事量の1割もないのではと思っています。また将来大手代理店のクリエイティブへの転職を希望する場合、広告会社に入って目指すか、制作会社に入って目指すかで、有利不利はあるんでしょうか?完璧に実力世界であって、関係はないのでしょか?

A 回答 (3件)

広告製作会社の実態は今の日本では一部のハウスプロダクション・タレントプロダクションを除いてfanfareさんのおっしゃるとおりです。


また、大手広告代理店に中途入社しても、クリエイティブへの配置転換は募集する人数も少なく、作文や学歴や勤務傾向からの判断になりますから、大手に入れば入るほど配置転換でクリエイティブに配属されるのは難しいと思います。
ナカタが考えますには、良質のクリエイティブを制作している製作会社を探し、それも最初は小さければ小さいほど良いと思います。その理由は、できるだけ実務に携われるチャンスが増えるからです。そこで作品を作り、少しずつ製作会社の規模のおおきいところに転職し、そこでまた作品を作り、最後には代理店の制作に入ると言うのがナカタの考えです。
ただ、広告会社は業界自体がリストラされている最中ですから、従来のコピーライター デザイナー CMプロデューサー とい考え方もなくなる方向に向かっています。もっといえば大手広告代理店が制作のイニシアティブを握るという業態も変化しつつあると考えています。海外では日本のように大手広告代理店が制作のイニシアティブを握るという事はありません。クリエイティブ エージェンシーと呼ばれている小さな代理店が無数にあり、日本大手広告代理店のように製作会社に外注するのではなく、自社ですべて制作してクリエイティブを競っています。
近い将来、そういう状態になることも充分考えられます。fanfareさんが、おいくつか分かりませんが、世の中の流れも良く研究して判断されるたら良いとナカタは考えます。
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代理店・プロダクション・クライアント、全て経験ありのしがない者です。



>広告制作会社が、広告を原案から考える(広告主から直接受注)場合はほとんどないと考えてよいのでしょうか?

そんなことないですよ。
現に弊社(メーカー)の場合プ、ロダクション直のクリエイティブもかなり多いです。
ただし、TVCMや新聞・雑誌など、マス広告は、媒体を持っている代理店に依頼することがほとんどです。
プロダクション直でお願いしているのは、マスではなくカタログ・パンフ類、店頭POP類などのSPツール類がメインになります。
その理由は、レスポンスの早さなどを考慮すると代理店よりプロダクションの方が効率がいいから…ということで、先に回答なさった方のお答え通りですね。

何故、マス広告の制作がメディアを持っている代理店に流れがちかというと、同じ新聞広告を作ってもらうのでも、代理店の方がメディアで稼げる分、制作費を安く抑えることが出来るからです。

ただ、代理店がクライアントから制作の受注を受けている場合でも、代理店の制作自ら直接手を下している仕事なんて、本当にほんの少しです。それ以外の膨大な仕事は、外部の制作プロダクションに流れ、プロダクションのクリエイターが、最初の企画から最後のフィニッシュまで全てやる形ですすめられています。
その中でも、丸投げ(代理店の営業から直でプロダクションに仕事が落ちる)と、代理店のクリエイターが、プロダクションのクリエイターをディレクションして作るパターンとがありますので、要は「代理店営直」の仕事が多いプロダクションを選べば、企画から関われます。

あと、将来大手代理店に移りたいとのことですが、もし現在まだ学生さんなら、新卒で入らないとほとんど意味がない会社も中にはありますのでご注意を。
基本、クリエイティブの世界は実力主義ですので、どこ出身とかは関係ないです。
また代理店の制作の場合、デザイナーという職種そのものがない会社もあります。新人でもいきなりADからで、自分でデザインせず全て外注を使って作るというところもあります(最近は減ったようですが…)知人の某HのADはMacが使えないとマジで言っていました余談ですが。
コピーライターは、さすがにそういうのはないと思いますが、基本的に大手代理店は制作はアウトソーシングの傾向が強いので、未経験でいきなり大手に入っても、作りは全て外注なので、結局制作プロデューサー的な役回りになってしまうという事は結構多いようです。
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この回答へのお礼

ご丁寧にありがとうございました!
現在学生です。大変参考になりました。

お礼日時:2005/04/14 14:41

 この業界全体を見渡した概況としてはNo.1さんがおっしゃる通りだと思います。


 ただ、これを規模別の目で見た場合はそれぞれやや事情に違いが見えるように思います。

 大手の制作会社、大手の広告代理店、そして大手のクライアントといった組み合わせではNo.1さんがおっしゃるような傾向がはっきりと見える一方、やや規模を下げた、どちらかというと中規模の世界ではそれほどシビュアでもないかと思うのです。
 
 ご質問の要点である直接受注についても、クライアントがこと中堅企業、たとえばかなりの規模と実績を上げ、上場も視野にあるといったレベルの会社など、このような規模の企業ではけっこう顕著に制作についての直接発注がまだ見られます。

 その理由として、広告代理店を介した場合に発生する中間マージンの節約がその主な理由のひとつであるほか、このようなクライアントの場合は広告出稿などのほかにも、パンフ、リーフ類の販促用コピー作りや版下制作、あるいはイベント用のパネル制作、ひいては製品の取付説明書、クライアントが顧客に提出する書類に添付する手順書といった、いわば広告代理店の手をわずらわせるほどでもない、もともとの本業部分での、どちらかというと細々とした片手間仕事をも含む制作仕事も沢山抱えているからです。

 このような場合は当然製作会社や個人のデザイナーとの直接取引の方がなにかと便利で擦り合わせなどの効率が高いからです。この場合も大きなものは少ないにしても仕事量としては結構多く、また性格上、取引は安定して長続きしているようです。

 余談ですが、たしかに昨今では中堅の広告代理店としてはクリエイティブ部門を持つだけの余力はないものと思いますが、本来は制作コストなど経費面をはじめコンセプトの煮詰めと共有などといったクライアントとの擦り合わせなどを考えた時、やはり自社に包含した方が効率が高く、いずれ景気の回復とともにそのような動向が出てくるのではないかと思います。

 さらに小規模の組み合わせにはまたそれなりの状況がありますが、ご質問者様から受ける感じからこれらは対象外として省略します。
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