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現代日本語では「される」はどういうニュアンスで使われているのでしょうか?

例としては、
「万引きされた人が出てくるとと思って・・」。
これは某店舗の警備担当者の説明で、「万引きされた人」は、万引き犯人のことです。

「(卵の殻が)、着色された状態でブラッシングされた時の比較データ」
これは某歯磨きメーカーのCMです。
「着色された」は受動態で卵のことですが、「ブラッシングされた」は?実験した人への敬語?

どうして、「万引きした人」「ブラッシングした時のデータ」と言わないのでしょうか?
現代日本語では、「した」は使ってはいけない言葉と認定されているのでしょうか?

質問者からの補足コメント

  • どう思う?

    歯磨きのCMの文を訂正します。
    質問文には省略して書いてしまいました。
    原文は、主語は明記されていません。
    「タマゴをコーヒーに15分間漬け込み、着色された状態でブラッシングされた時の比較データ」

    主語を補うと、
    「[実験者が]卵を・・・漬け込み、[卵が]着色された状態で[卵が実験者に]ブラッシングされた時の比較データ」
    となります。

    「[実験者が]卵を・・・漬け込み、[卵が]着色された状態で[実験者が]ブラッシングした時の比較データ」
    の方が滑らかな日本語と思うのですが。

      補足日時:2023/02/10 14:08

A 回答 (11件中1~10件)

>「万引きされた人」は、万引き犯人のことです。


この場合の「された」は敬語の尊敬語に該当します。
万引き犯人の行動を表現するにあたって尊敬語を使うと思いますか?
どちらかといえば「万引きした人」どころか「万引きしやがったやつ」すれあり得ますよ。
でも、万引きということは販売店等の警備員?、目瀬川の立場に立つとき「お客様は神様です」ともいわれますね。
単なる容疑段階ではあり得ます、現行犯でも、初犯で、つい出来心。反省の色顕著等を感じたときは、ことを荒立てずに穏便に・・・なんてことも考えられます、最終判断は店舗責任者になります、警備員段階ではできないとすれば、微妙な立場ですね、十分あり得るかもしれません。
例として引き合いに出すのが不適当と言わざるを得ません。
卵の例は、文章の理解力、だけではなく表現内容全体の理解力に大きく影響します。
卵の殻に表現を主体を置いて表現するか、作業する人間に表現の主体を置いて表現するかの相違です。
話の主体は単語の殻。
比較は異なる条件以外は々条件で比較します
着色されたままま、とブラッシングされた後の比較。
着色して・・・・ブラッシングして・・・比較ならありなんですが、この場合は人が主体になります人の行動が重要?、何で着色した、ブラッシングの程度(時間等)が必要になりかねません。
いかになめらかであっても、内容が適格に伝わらなければ・・・・、
音大の大学院トップの成績の声楽家。
本場ヨーロッパから来日して先生に歌を聴いてもらった。
先生曰く「上手だわー、でも駄目ね」
あなたの感覚は、この上手だわー、の範囲を超えていないだけなんです。
「上手だわー」、ではなく「素晴らしいわー」には程遠い?。
※上手だわー=小手先だけでも一応、到達可能?。
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「万引きされた人が出てくるとと思って・・」。



「と」がダブった奇妙な文ですね。

どのような意味でこれを使用したのか前後の文脈が不明ですが、単純に犯人を云うのであれば「万引きした人が出てくると思って・・」ですね。

あるいは、犯人ではなく被害者を云おうとしたのかもしれません。

「ブラッシングされた」は使役または、受身で普通の表現です。解説者の立場での説明なのでこのような表現になります。■
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>万引きされた人が出てくると



この「された」は尊敬表現です。万引き犯に対して使うのは誤用です。
警備員は店舗に来る人(ほとんどは客)に対して尊敬表現を使うのが原則になっているのでしょう。
「万引きされた方が出てこられる」…というほどではないので、見逃してあげる。


>着色された状態でブラッシングされた時の

この「された」は受け身形です。卵を主体にした表現。
実験者が話の主体ではないので、特に触れる必要はないということでしょう。

>[実験者が]卵を・・・漬け込み、[卵が]着色された状態で[実験者が]ブラッシングした時の

主語は一つに絞った方が良いと思います。
(「卵が」実験者に)漬け込まれ、着色され、ブラッシングされた
(「実験者」が卵を)漬け込み、着色し、ブラッシングした
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「万引きされた人」は説明通りなら尊敬ですから、警備担当者の誤用です。


またタマゴの例では、実験者を表に出したくない動機がありそうです。

日本国憲法13条、「すべて国民は、個人として尊重される」、受動態ですよね。こういう表現は多いです。さてこれを「する/した」とすると主語を明確にしなければならなくなります。日本は主語を明確にしすぎることを嫌うため受動態にしてなんとなく隠蔽するところがあります。

>現代日本語では、「した」は使ってはいけない言葉と認定されているのでしょうか?
合理的に考えると尤もな疑問だと思います。しかし使ってはいけないことはないと思いますがこの種の古い言語感覚はなかなか頑固で、それとの鬩ぎあいの渦中にあるということだろうと思います。
先の憲法の条文ですが、憲法改正の議論の中でどなたかが能動態に書き換えるという方向を打ち出さないかなと秘かに期待しています。
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補足について。



実験者は、いません。実験者がいると想定することは可能ですが、この文を成立させるのに実験者がいると定義することは必要ないんです。

着色された状態の卵が、ブラッシングされた時、こうなりましたのデータの比較の説明です。

別に、着色した状態の卵を、ブラッシングした時、でも、いいんですけどね。

どちらであっても、間違いではない。状態がどうであるかが分かるし、これを敬語や丁寧語の活用と解釈するようなものではない。
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> どういうニュアンスで使われているのでしょうか?



ニュアンスと言うか。
サ変動詞「する」の未然形「さ」+助動詞「れる」で、受身が尊敬の意味でしょ?
従い、受身や尊敬の意味を持たせたければ、「される」で。
その必要がなければ、「する」「した」にすれば良いです。

まあ、万引き犯に尊敬の意味を持たせるセンスには、ちょっと疑問はあるし。
従い、受身の方がしっくりくるので、「万引き被害者のこと?」と誤解されそうではあります。

また、「着色された」「ブラッシングされた」の連発も、ちょっと戴けないし、その結果、後者の「された」は、これも受身か尊敬か判りにくい。

でも、それだけのことでしょ?
むしろ日本語の言語則などからは逸脱してないから、「犯罪者に敬意って・・」とかになっちゃうわけです。

どちらかと言えば、ちょっと変な言い回しから、「使ってはいけない?」などと話を飛躍させる方が、おかしいと思います。
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実験データ比較としては、別段おかしくはない。

これは、敬語ということではなく、卵が「着色され」更には「ブラッシングされた」んですよ。ただそれだけのことです。

警備員に関しては、もうちょっと品格を持って欲しかった。「万引きをなさった方が、お出ましになるかと思って…」くらいは、言って欲しかった。中途半端で残念です。
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敬語と受動、二つの異なる意味が同じ音の「された」だから、わかりにくいですよね。



「万引きされた人」は敬語です。
通常、犯罪者に対して敬語は使わないので、これは使い手がおかしい。
万引きした人と言います。

「ブラッシングされた」も受動です。
実験者への敬語ではありません。
その例文なら「した」でも意味は通るので、どちらを使っても問題ありません。
「した」を使ってはいけないという慣例はありません。
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特に変わったわけではないでしょう。



前者は警備員が変な言い回しをしてしまっただけ。
お客様について話す感覚で万引き犯を語ってしまったのでしょう。
緊張してたんじゃないですかね。

後者はブラッシングも卵側の視点で表現しているだけです。
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>>どうして、「万引きした人」「ブラッシングした時のデータ」と言わないのでしょうか?



「万引きした人」
警備担当者が言葉の使い方を知らないのです。敬語なんか使ってる。
「万引きした人」が正しいです。

「ブラッシングした時のデータ」
(卵の殻が)ブラッシングされた、からokです。
主語が(卵の殻)だからokです。
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