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透過軸が異なる二枚の偏光板の間にポリエチレンを挟むと、右図のように光が透過するのですが、なぜなのか教えていただけないでしょうか?

また、挟んでいたポリエチレンを無理やり伸ばして再び挟んだところ左図のように伸びている箇所が変色しました。こちらもなぜこうなるのか教えていただけないでしょうか?

高分子分野の授業内で行ったので、高分子等が関連しているのならそこを詳しくお教え願います。

「高分子による偏光について(至急)」の質問画像

A 回答 (1件)

ポリエチレンは結晶星の高分子なので、複屈折があります。


成膜時に少し延伸されているので、結晶がある方向へ少し並んでいます。
それ故、1枚の偏光板を通してポリエチレンフィルムに達した変更の向きが少し変化します。
それ故、2枚目の偏光板を通る光の量が増えるため明るく見えます。
ポリエチレンフィルムを無理やり伸ばすと結晶がさらに並びます。
手で伸ばした場合、部分的に厚みの差が生じ偏光を曲げる度合いが厚みと結晶配向の向き、配向度によって異なるので、色々な色が見えるようになります。
色によって、光の波長が異なるので、ポリエチレンフィルムによって偏光が曲がる度合いが異なります。
よって色によって2枚目の偏光板を通る量が異なるため、色々な色に見えるのです。

添付資料を参照して下さい。
https://www.ube.co.jp/ube/jp/jikken.pdf
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