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シリコーンはメインの部分(という言い方していいのでしょうか?)が無機基でできていて
更に有機基が周りについていることから有機、無機両方の機能を有している物質と
言われていますが、学問上の分類としても有機物、無機物のいずれにも分類されていないものと
理解していいのでしょうか?(ハイブリット素材と言えば良いのでしょうか?)

A 回答 (1件)

<シリコーンはメインの部分(という言い方していいのでしょうか?)が無機基でできていて>


は「シリコーンは主鎖-Si-O-が無機物Siと有機物Oでできていて」の意味と理解いたします。

学問上の分類には混乱があるようです。

日本語のWiki「高分子」では「有機高分子の合成高分子」です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E5%88%86% …

英語のWikiでは「inorganic polymer」の項が有り、それに含まれています。
http://en.wikipedia.org/wiki/Inorganic_polymer

しかし、冒頭で
<Polymers containing inorganic and organic components are named hybrid polymers.[2] One of the best known examples is polydimethylsiloxane, otherwise known commonly as silicone rubber. It has a repeat unit based on silicon and oxygen:

—[O-Si(CH3)2]n—>
と「ハイブリッドポリマー」と言い換えてもいます。

ドイツ語のWikiでは「Polymer」の項でanorganische Polymere (inorganic polymers)
とされています。(anorganisches Polymer の項はWikiにはありません。)
http://de.wikipedia.org/wiki/Polymer

さてどれが正しいかが問題ですが、経験的には日本語のWikiは正しく無い様な感じがします。
シリコン系も有機高分子に含めると、無機高分子の範囲が限定され、無機高分子=ミネラル的な
ものだけになってしまいます。
したがって、英語のWikiの表現が一番解り易いのではないでしょうか。

他の方のご意見を待ちたいものです。
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この回答へのお礼

英語版などからも引用したうえで詳しい考察を書いていただきありがとうございます。

お礼日時:2014/09/15 14:45

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