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「熊の皮」という表現について教えてください。
高橋義孝著「叱言たわごと独り言」という本に、次の表記があります。

「…天ぷらを揚げている女房の腰へ向けますと、立膝をしているので前ミツがはだけて股のへんが裸出していて、その奥の方に熊の皮がチラチラと見えたので、『アア判った、ダシ天というのは、おかみさんがあすこを出しているからですね、アアそうか』」

この文脈からすると「熊の皮」は女性器か陰毛ということになるかと思うのですが、なぜ「熊の皮」というのでしょうか。或いは全く違うことを意味しているのでしょうか。

御教示頂ければ幸いです。

A 回答 (2件)

柴田千秋編『性語辞典』(河出書房新社,1998年)によると、



 くま【熊】女陰。
 くまがわ【熊皮】陰毛が濃い女陰。熊の皮。穴熊。
 くまのかわ【熊の皮】陰毛が濃い女陰。熊皮

などとあります。
これ以上の解説は特に不要でしょう。

艶笑落語に『熊の皮』という有名なネタもあります。
熊皮の敷物を撫でているうちに女房を思い出すというもの。
敷物→尻に敷かれる→女房…と解釈させるパターンと、
剛毛の毛皮→女房…の二通りがあるようですが、
聞き手が好きなように解釈して楽しめばよい噺です。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございました。
参考になりました。

お礼日時:2005/04/27 22:38

熊の皮は、女性の陰毛の事です。


江戸にしろ上方にしろ、熊と言えばツキノワグマで、毛皮の毛は黒色です。
その毛皮の外観に、似ているからでしょう。
当時の笑話では熊の毛皮から女性の陰毛を連想するのは、常識だったようです。
他にも多くの笑話で、熊の皮と女性の陰毛をつなげている作品があります。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございました。
たいへん参考になりました。

お礼日時:2005/04/27 22:40

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