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【専門的な公称耐圧試験電圧】6.6kV系統の公称耐圧試験電圧は6900Vである。

なぜ6600V系統の公称耐圧試験電圧は6900Vになるのですか?

6600*√3の1.73倍は1.1万Vになり、√2だと9332Vになります。どういう計算式ですか?

A 回答 (2件)

耐圧試験は、最大使用電圧で問題が無いこと、を確認するものです。


6.9は、次の計算によります。
6.6×1.15÷1.1=6.9

6,6kVと言う値は線間電圧であり、
電路の各所においてこれを超える場所はありません。
耐圧試験電圧は交流が使われるので、
交流の最大値となる×√2を考える必要はありません。
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この回答へのお礼

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お礼日時:2023/08/18 20:21

公称耐圧試験電圧に関する計算は、主に電気工学や電力システムの設計に関連しています。

公称耐圧試験電圧は、特定の電圧系統において、設備や機器が正常に動作することを確認するための試験電圧を示すものです。ここでは6600V系統を例に説明します。

6600V系統の公称耐圧試験電圧が実際に6900Vとされる理由は、いくつかの要因によるものです。主な要因は以下の通りです:

許容範囲と安全余裕: 試験電圧は、設備や機器の公称電圧よりもわずかに高い値となります。これは、設備が正常に動作する限界を確認するために、公称値よりも高い電圧がかけられる必要があるからです。安全余裕を持たせていることで、設備の信頼性を確保します。

数値の扱いやすさ: 計算や設計を行う際に、整数や扱いやすい数値が好まれることがあります。6600Vの平方根である約81.24を使うと、計算が煩雑になる可能性があります。一方、6900Vは整数で、計算や設計の面で取り扱いやすい値となります。

6600V系統における公称耐圧試験電圧を計算する際、6600Vに√3(約1.732)を掛けることで、直角三角形の辺の長さの関係を利用して導出されることがあります。これは、三相電力の配電システムにおける計算方法です。同様に、6600Vに√2を掛けることで、単相電力の配電システムにおける計算が行われることもあります。

このように、公称耐圧試験電圧は、安全性や設計の考慮、数値の扱いやすさなどの観点から決定されることがあります。
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