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過去の質問から要約するとアニメの映像が眩しくまた、色んな質感が画面いっぱいに加えられてるのは
予算の都合で手描きをぬるぬるに作るのはきついからあまりかからないCG処理で派手さを加えて、またCGとの違和感を緩和するため少しぼかしてる感じですか?

A 回答 (1件)

いいえ、質問者さんは過去にそのような回答を受け取ったかもしれませんが、正確ではありません。



画面に様々な光の映像エフェクトがかけられているのは、制作者が「そうしたかった」からです。
またそうした絵をたいていの視聴者は「絵作りが豪華」と肯定的に受け止めるためです。
すなわち、多くの視聴者がそうした映像をより好むため、制作者もそうした絵作りで仕上げるのです。

そもそもアニメがいわゆる「ぬるぬる動く」のと、映像エフェクトをかけるかどうかは話はまったく別です。

アニメの絵を「ぬるぬる動かす」には、絵の枚数を多くする必要があり、なおかつ細かく手を入れなければなりませんから、予算の都合が厳しい作品だとこれは難しいでしょう。

ですが、画面に映像エフェクトをかけるのは専門知識を持つ人員に撮影の期間が必要など予算が必要なことですから、話が逆です。
「そうした映像に仕上げるために、わざわざ予算を割いている」といったほうがよいです。

そうした映像は、エフェクトによって光の色数が増えるんです。
情報量が増えるため、たいていの視聴者は「画面が豪華な絵だ」と認識します。
また、背景の奥だけぼやかしたりすることで奥行をよりリアルに見せかけることができるようになります。

こうした、アニメのような色でぬりわける絵でも、情報量を増やすことで画面に豪華さ、つまり高級感が出ます。
アニメと実写の融合といった質感、人間の陰影に対する好みを強調した絵作り、そうしたものは、手描きのセル画時代には求めても実現不可能だったものです。
数十年前のアニメだって、CGを取り入れられるなら使った制作陣はいたはずです。ただ、当時は不可能だった。だから昔のアニメにはエフェクトがかかっていないだけです。

数多いエフェクト処理で絵の情報量を増やすのは、アニメだけでなく、静止画であるイラストでも同じ傾向があります。
昔と比べると、光と影のエフェクトをおどろくほど多数入れて、見る人に質感をより強く訴えかけるイラストが主流です。
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