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先日LED(発光ダイオード)を使用したライトを購入しました。
LEDは他の光源(電球など)より、同じ明るさでも低消費電力と言われていますが、あまり明るいという印象がありません(直視すれば眩しいとは思うのですが)。

LEDの光は他の光と違うのでしょうか?

A 回答 (5件)

「発光ダイオード」の光は非常に指向性が強い光です。


それは、「発光ダイオード」の構造によるものです。
電球や蛍光灯はほぼ360度の光源(それを反射鏡等で集光する)ですが、LEDの光源は0.2~0.3mm程のLEDチップ(n型半導体とp型半導体を重ねた物)です。発光するのはそれの接合面。あと、多少前面。
それをお椀型のフレームに入れることにより前方に光を飛ばしています。その構造ゆえに、直視した時は強い光源なのですが、光の発射される角度が狭いため、横から見るとまったく明るく感じません。

消費電力に関して言えば、LEDを18個くらい利用したLED電球の消費電力は約1W。明るさは30Wの電球程度だったと記憶しています。ただし、指向性が非常に強いためにやはり正面からの明るさのみ同じ輝度(ルクス)になります。技術的な問題が大きいでしょう。

ちなみに、まだまだ蛍光灯の方がよっぽど省エネといえます。

ただ、発熱による発光を利用している電球や蛍光灯に比べたら、電子のエネルギーを直接利用しているLEDは非常に効率の良い光源とも言えます。

参考URL:http://www.nedo.go.jp/kaisetsu/nano/nano2/
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この回答へのお礼

詳しく解説していただきてありがとうございます。
以前テレビ番組で、部屋の中で同じ電圧のLEDと蛍光灯を発行させた場合、蛍光灯の方が明るかったのですが、どういう仕組みか理解できませんでした。

コスト等を考えればまだまだでしょうかね。

お礼日時:2005/05/06 22:16

#3の方の回答で「発熱による発光を利用している電球や蛍光灯に比べたら」とありますが、蛍光灯は発熱による光を利用したものではありません。

一般的に蛍光灯と呼ばれているものは低圧水銀灯という名前がありますが、発光の原理はガラス管内に水銀を充填しておき放電を起こさせ、紫外線を発生させ、その紫外線をガラス管内部に塗られた蛍光材に当てて可視光線を発生するというものです。確かに蛍光灯にも電球のようなフィラメントはありますが、これは光を作るための物ではなく、管内の水銀を加熱し水銀蒸気を作るためのものです。よって、発光原理は電球とはまったく異なります。

本題とは外れてしまいましたが補足ということで記載します。

ちなみに、私もLEDについては#3の方のお答えの通りであると考えます。
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この回答へのお礼

補足ありがとうございます。

勉強になりました。

お礼日時:2005/05/06 22:22

わたしも、何種類も「白色LEDライト」を購入して、日常使っていますが、電球型の懐中電灯に比べて、「明るい」という感じは全く持っていません。



消費電力が少ないのは確かですが、明るさの点では電球型の(特に単一 6本型の)ものと比べると足元にも及びません。
単一 6本型の懐中電灯は2km先まで照射します。
LEDでこれだけの性能を持つものは先ずありません。

一つにはこれは、光色にもよるものと思います。
LEDの青白い白色は、ヒトの視感度に適していないと思います。
「正面から見れば目が開けていられないくらい眩しい」などと宣伝文句にうたっていますが、照明器具である以上、こんなこと当たり前で、全然性能評価にはなっていません。

消費電力の比較
 (1)白色LED10灯の場合   3.6Vx0.025Ax10灯=0.9W
 (2)単一6本電球型懐中電灯 9Vx0.45A=4W
概算ですが桁違いの電力消費量です。
いくら効率が良いといっても、この差はどうしようもないのでしょうね。

もうひとつ、電球型は点光源なので、必ずレンズ(凹面鏡)で集光することが必要で、それだけに「精度の良い」集光を行っています。
LEDライトはLEDそのものがレンズで構成されているので、集光を考えていない商品が多くあります。
こういうものは、LEDの散光特性のまま拡散していくので、遠方になるほど、光は広がって行きます。
良いレンズを使えば、遠方まで照射できる商品ができるかもしれません。

照度計で実測してみることも考えましたが、しょせん最終的な判定はヒトの目で行うものですから、機械を使って測っても意味がない、と考え実行していません。

質問と関係ない話で恐縮ですが、白色LEDで照射して、デジカメで撮った写真は、自然光よりも、電球光よりも、蛍光灯よりも、はるかに鮮やかな色調をしています。
これが取り柄とわたしは思っています。
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この回答へのお礼

お答えいただいてありがとうございます。


>白色LEDで照射して、デジカメで撮った写真は、自然光よりも、電球光よりも、蛍光灯よりも、はるかに鮮やかな色調をしています。
これが取り柄とわたしは思っています。

そういえばLEDフラッシュは存在するのでしょうか?
現行のフラッシュほどの光量は得られないでしょうかね?

ありがとうございました。

お礼日時:2005/05/06 22:32

例えば、同じ電池(例えば、単三乾電池4本)を使っているLEDライトと白熱灯ライトを比較すると、白熱灯ライトの方が明るく感じますが、当然消費電力は白熱灯ライトの方が大きいです。



比較する対象を間違えられていませんでしょうか?
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この回答へのお礼

んじゃ、何と比較すればいいのでしょうか?

お礼日時:2005/05/06 22:08

LEDを正面から見ていますか?


横から見てもそれはLEDの本来の明るさにはなりません。

どのようなLEDを見て仰っているのか分かりませんが、基本的に同消費電力でルクス(lx)を測定すれば、LEDの方が明るいはずです。
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