プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

初めまして。

定期テストを控えた子どもから質問され困ってます。。
どなたか教えて下さい。

家庭用の電源に40Wと100Wの豆電球が直列につないであります。

問題1 電気抵抗はどちらが大きいか。
問題2 電球にかかる電圧はどちらが大きいか。
問題3 このことから考えるとどちらが明るくつくか。

直列の場合、電流は同じなのでワット数が大きいほど
電圧が大きいと思ったら答えは逆。そこで挫折してしまいました。

どうぞよろしくお願いします。

追伸
並列につなぐと100Wの方が明るい、というのが
但し書きにありました。
同じ電圧で100Wの方が明るいなら100Wの豆電球のほうが
抵抗が小さいと判断して解き始めたらよいのでしょうか?


 

A 回答 (5件)

100Vでそれぞれつけると


100W/100v=1A
100V/1A=100オーム

40W/100V=0.4A
100V/0.4A=250オーム

直列につなぐと
100V/(100+250)=0.286A

100W電球の電力:I^2R=0.286×0.286×100=8.18W
40w電球の出力:I^2R=0.286×0.286×250=20.45w

予想に反して40W電球の方が明るいのです。

> 100Wの豆電球のほうが抵抗が小さいと判断して

その通りです。
    • good
    • 8
この回答へのお礼

>100W電球の電力:I^2R=0.286×0.286×100=8.18W
>40w電球の出力:I^2R=0.286×0.286×250=20.45w

明るさというのは電力をさすのですね。
数字で見ると、納得です。

お礼日時:2007/07/01 01:54

典型的なだまし問題ですね。


計算式は皆さんにお任せするとして(単純 オームの法則ですから)

一般家庭の配線は、並列接続です。
各電球には、100Vが供給されています。
100Wの方が明るいですから、電流がたくさん流れます。
電流がたくさん流れると言うことは、抵抗が小さいと言うことです。

問題は、直列接続です。
100W+40Wに100Vが供給されるので、
100Wにも40Wにも同じ電流が流れます。
抵抗の小さい100Wの方が、電圧負担(電圧降下)は小さくなります。

流れる電流が同じであれば、抵抗の小さい100Wが暗くなります。

付録
直列接続では100Vにかかる抵抗は、100W電球+40W電球となります。
つまり、100Vに40W電球をつないだときより大きな抵抗をつなぐことになります。
40Wの時より電流が流れないので、40W単独の明るさに比べて、100W+40W合算した明かりの方が暗くなります。

オームの法則で計算して確認してみてください。

電力=電圧×電流
電流=電力÷電圧

抵抗=電圧÷電流
電流=電圧÷電流
電圧=抵抗×電流
    • good
    • 5
この回答へのお礼

何十年かぶりの理科で参考書と教科書ガイドを片手に
記憶をたどるのに四苦八苦でした。
あの時代にただ暗記していたことが今頃になって
しっかり理解できよかったと思います。
感謝いたします。

お礼日時:2007/07/01 11:22

 まず、100W球の方が抵抗が小さいことを確認しましょう。


 40W球が単独で100Vの電源に接続されたとき、
  W=VI   (W:電力、V:電圧、I:電流)
 ∴I=W/V=40/100=0.4 [A]
の電流が流れています。
 また抵抗値は、
  W=V^2/R  (R:抵抗)
 ∴R=V^2/W=100^2/40=250 [Ω]
と求められます。
 同様に、100W球が単独で100Vの電源に接続されたときのことを考えて、
  I=W/V=100/100=1 [A]
  R=V^2/W=100^2/100=100 [Ω]
と求められ、抵抗値を比べると100W級のほうが小さいことが確認できます。

 さて、問題に対する答えですが、問題1は既に上で見てきましたように、40W級の方が電気抵抗が大きいことが分かります。

 また、問題2ですが、直列接続のときは、2つの電球に流れる電流は共通ですから、電気抵抗が大きいほうが電圧が大きくなります。(オームの法則の V=IR です。)
 したがって、40W級の方が電圧が高いことが分かります。

 問題3については、簡単の為に、明るさは電力に比例すると仮定しますと(本当は違いますが)、
  W=VI
ですから、電流が共通であれば、電圧が高い方が電力が大きくなります。電圧が高い方は、問題2で既に40W球であると得られていますから、明るくつくほうも40W球であることが分かります。
    • good
    • 6
この回答へのお礼

基本の豆電球のワット数の違いの意味がよくわかりました。
実際に数字を当てはめてみれば
とてもわかりやすいです。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/07/01 01:44

この手の問題は基本に返って考えることです。

(E=IR,W=EI=RI^2=E^2/R)
とりあえず、直列なら電球1・電球2に流れる電流は一緒なので、E_i=I*R_i,E=E_1+E_2とでもおいていけば状況はつかめるはず。(これ以上は削除対象となるので省略)
    • good
    • 2
この回答へのお礼

もう一度よく勉強してみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/07/01 01:55

>同じ電圧で100Wの方が明るいなら100Wの豆電球のほうが


>抵抗が小さいと判断して解き始めたらよいのでしょうか?
Yes

100Wの電球は、100Vで1A流れるということですから、100Ω
40Wの電球は、100Vで0.4A流れるということですから、250Ω
てことで、この2つの電球直列につなぐと、
100Wの電球には、100 * 100/(100+250) = 28.6V
40Wの電球には、100 * 250/(100+250) = 71.4V
の電圧がかかります。
流れる電流は同じなので、40Wの電球のほうが明るくなるはずです。

ただし、電球は非線形抵抗なので、それぞれの電球にかかる電圧は、本当は上の計算とは違います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

わかりやい明解をありがとうございました。
すっきりしてよく眠れそうです。

お礼日時:2007/07/01 01:40

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています