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法条競合と観念的競合の違いがいまいち分かりません。頭が弱いほうなので、分かりやすく説明していただけるとありがたいです。

A 回答 (1件)

観念的競合てのは、本来数罪が成立するのですが


行為が一つなので
一罪として扱う、というモノです。

一発の爆弾で3人を殺す、というのがその
例です。

犯罪としては殺人罪が3ヶ成立しますが
行為が一つなので、1罪として扱うわけです。




法条競合てのは、そもそも一罪しか
成立しない場合です。

着衣を貫いて殺した場合、殺人だけが成立し
器物損壊罪は
成立しません。

暴行して公務執行を妨害したときは
公務執行妨害罪だけが成立し
暴行罪は成立しません。

私文書を毀棄した場合は私文書毀棄罪だけで
器物損壊罪は成立しません。
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