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スピード性能や曲線通貨性能は標準軌の方が優れているように思われます。

A 回答 (13件中11~13件)

おはようございます。



標準軌は、
▪車体を大きく出来る。
▪レールとレールとの間が広いので、大きなモーターを搭載できる。

こういう利点はありますが、
▪車体が大きく出来るという事は、逆に言うと車体は重くなるので道床をしっかりさせなければならなかったり、軸重が重くなるので橋梁や高架橋の建設費用が高額に。
▪自動車のようにデファレンシャルギアが無いので、急カーブは曲がれない。

こういうデメリットがあります。
明治時代、日本に鉄道を敷設するにあたって1,067mmを採用したのは、道床に掛かる費用、山地が多い日本において線形設計するうえで曲線が多くなる事が予想された事が背景にあります。

スピード性能と曲線通過性能の優劣は、軌間とは直接絡みません。
質問者様が思っている事は軌間の話ではなく、車体に対する軌間の幅のバランスですね。

在来線(1,067mm)と新幹線(1,435mm)は車体の大きさが異なります。
バランスで言うと、そう変わらない。
実際、新幹線の場合は車体が大きいので、在来線と比べて上記のメリット・デメリットがそのまま出ていますね。

在来線の車体の大きさで1,435mmだった場合、
▪直進だとレール幅が広い分安定性が高い。
▪大型のモーターを搭載できるので、走行性能が高い。
▪レール踏面を見ると分かりますが、急カーブは苦手。
▪国鉄(今のJR)とは直通運転が出来ないので、旅客輸送で商売するしかない。

こう違いがあります。
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この回答へのお礼

やはり、お答えを総合的に考えると、標準軌にすることのメリットの方が大きいと考えます。

お礼日時:2024/04/15 10:01

どっちもどっち、



スピード性能は標準軌のほうが優れていますが、曲線通過性能は幅が狭いほうが有利です。幅が広くなればなるほど、内輪差が大きくなって最低曲線率を大きくしなければならないからです。

なので、日本のような山がちでカーブが多い鉄道路線には狭軌は適していたと言えます。

スイスなどの山岳鉄道では、狭軌より狭いゲージで作っています。スピードが望めず、カーブの曲線率が高い山岳地域で有利だからです。
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この回答へのお礼

ならば主要幹線路線だけは標準機にするべきでしたね。

お礼日時:2024/04/15 08:44

標準軌のほうが優れていますので、新幹線では標準軌が採用されました。

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この回答へのお礼

では最初から在来線を標準軌にすべきでしたね。

お礼日時:2024/04/15 08:10

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