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芥川龍之介の「馬の脚」や夢野久作の「ビール工場征伐」の様に戦前~戦後ですでに著名な作家の、「え、この作家がこんな笑える作品書いていたの」というユーモアのある作品が有ったら教えて下さい。
夏目漱石や菊池寛、中島敦、井伏鱒二、太宰治、坂口安吾は笑える作品も多いのですが、森鴎外や川端康、井上靖にユーモアのある作品を見つける事が出来ていません。
私がまだ出会っていないだけと思いますが、意外な「楽しい作品」に出会いたいと願っています。
宜しくお願い致します

A 回答 (4件)

芥川龍之介の『猿蟹合戦』がおすすめです

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この回答へのお礼

これは楽しいですね! デパートやクロパトキンが引き合いに出るところなど、芥川もニヤニヤしながら書いているみたい。
もしほかにもご存知でしたら、宜しくお願いいたします。

お礼日時:2024/05/08 01:38

森鴎外には


「身上話」なんてのがあるなあ
お手伝いさんのラブレターの代筆をする話

世にいう森鴎外らしくなく
なんだか笑える

川端康成は
「夫のしない」なんて
なんだか意味深なタイトルのお話が
あるなあ
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この回答へのお礼

有難うございます「身上話」語り口と云い。当に私の好みにストライクです。
そういえば鴎外は女性の艶冶な描写が微妙でしたね。
鴎外の短編を漁ってみます。

川端康成の「夫のしない」は検索したのですが見つけられませんでした。
全集に入っているのでしょうか。もし収録している単行本などご存知でしたら教えて頂けると嬉しいです。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2024/05/08 01:34

三島由紀夫 「不道徳教育講座」


エピソードも満載で面白かったですよ。

以下Amazonの作品紹介の文章を引用しますね。

----以下引用----

 三島由紀夫が井原西鶴の『本朝二十不孝』にならって書いたユーモラスな逆説的道徳のすすめ。ウソ、いじめ、忘恩などの悪徳を奨励し、内的欲求を素直に表現することで、近代文明社会が失った健全な精神を取り戻そうとする。そして「自分の内にある原始本能を享楽すること」こそ文明人の最大の楽しみと説く。

 人間が本来持つ悪への志向を抑圧するのではなく、陽性の行為に表すことによって悪が沈静化するという主張は人間心理を鋭く見抜いており、既存の常識への抵抗を使命とする芸術家の基本姿勢でもある。結果として、まじめな道徳教育に帰結している本書は、逆説のおもしろみや機知に富んだ文章、作家の素顔をのぞかせるエピソードなどのくすぐりが満載でおもしろおかしく読むことのできる箴言集となっている。

 1958年の「週刊明星」に連載されたものだが、世界の中の日本を問う三島の国際人的意識は今日的であり、現代の社会を見通す鋭い眼差しにも驚かされる

不道徳教育講座 (角川文庫)
https://www.amazon.co.jp/%E4%B8%8D%E9%81%93%E5%B …
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この回答へのお礼

有難うございます。三島は「豊饒の海」のような濃厚な官能性で複雑な構成の作家、というイメージでした。
書店で品切れなので、注文しました。週末に受け取るのが楽しみです。
また、随筆の他にも物語でご存知でしたらよろしくお願いいたします。

お礼日時:2024/05/08 01:23

“もはや戦後ではない”時代の作家の作品だったら


恩田陸さんの「ドミノ」。
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この回答へのお礼

早速ありがとうございます。「ドミノ」は続編も併せて楽しく読みました
本当にドミノ倒しのようにジェットコースターに乗っているような疾走感でした。
「戦後」世代でほかにご存じでしたら、又お宜しくお願いいたします

お礼日時:2024/05/06 18:20

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