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たまたま信楽高原鐵道事故の画像を観ましたが、単線で正面衝突ってブラインドコーナーからのじゃないし
両者目視で減速はできなかったんですかね?

A 回答 (1件)

こんにちは。



【回答】
信楽高原鐵道正面衝突事故の原因は、

▪常用閉塞方式不具合時の取り扱い不適正。
▪代用閉塞方式として行った「指導通信式」の取り扱い不適正。
▪信楽高原鐵道、乗入れ運転を行っていたJR西日本、双方が近畿運輸局に届け出出さずに信号システムを無断改修し、それに伴い信号機器に不具合が生じてしまった。

この3つです。

鉄道は自動車のように有視界で動かすモノではありませんし、見えてからブレーキを当てても止まれません。

目視で減速云々では事故防止にはなりませんし、実際にこの様な事故な起きているのですから。
最も前段階で事故防止を図っているモノです。

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【解説】
鉄道で最も怖いのは、正面衝突事故と追突事故です。

単線では、駅(この“駅”とは、旅客が乗降するいわゆる「駅」に限らず、信号場も含みます)同士で駅長が連絡を取り合い、駅⇔駅の間は1本の列車しか居ないようにする(「閉塞する」)事で、そもそも正面衝突事故が起きないようにしています。

双方の鉄道会社が信号システムを無断改修してしまって不具合が生じ、信号機が停止現示のまま変わらなくなってしまった。
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代用閉塞(指導通信式)を施行するにあたって、本来は線路上に列車が居ないことを確認しなければならない所、ちゃんと確認せずに信楽駅から列車を出してしまった。

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❖「指導通信式」について 
駅間で主信号機(出発信号機や場内信号機)が使えない時、両駅の駅長は打ち合わせをし、列車が居ないことを確認してから施工する。
「指導者」が乗っていない列車は運転できない。
つまり、この「指導者」はタブレット閉塞の代わりになります。

運転士に、
▪「指導通信式運転指示票」を渡し、概要を説明する。
▪「指導者」もしくは列車を続行で同一方向に走らせる際は、指導者から渡された「指導券」を持たせる。

相手駅に着いたら、指導者は反対方向の列車に乗る。
指導券で運転した列車の場合は、相手駅駅長に指導券を渡し、受領した旨を出発駅駅長に連絡し、続行列車を発車させる。

こういうモノです。

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駅間で正面衝突事故

こういう流れです。
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