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 「とんとんとんからりんと…」の隣組についてです。
 今住んでいる所は中古一戸建てですが、田舎な土地のせいかけっこう排他的で「村」社会です。未だに戦前の隣組システムが根強く残っています。
 「隣組」には嫌でも出席し、何年かに一度組長をしなくてはなりません。「隣組」のどこかの家に入院した者、結婚した者、出産した者があれば、組長が各家をまわって500円ずつ集金しなくてはならないし、どこかの家の葬式の時は仕事を休んでも手伝いに出なくてはなりません。(いいよとは言ってくれますが、たとえばコンサートに行く、のようなものは後で陰口です)
 新しく引っ越して来た人は、向こう三軒両隣だけではダメで、だいたい20軒くらいある隣組の各戸全てに粗品を持って御挨拶に行かねばなりません。
 これが煩わしくて「私が死んでも手伝いに来ないで」と言ってた奥さんが亡くなった時、ボス奥さんは「あんな事言っといて、結局さんざん世話になっているじゃないか」と言うのを聞いて恐くなりました。
 隣組はもともとスパイを見つけるためにあったようですが、未だにほぼ同じ状況です。主人とのセックスや次の子供はいつ作るかなど、話したくないような事も平気で聞かれます。
 その他、いくつか妙な掟があります。葬儀の時の買い物は決められた店以外で買ってはいけない(百均ショップなどはタブー)、メニューは掟に従い、おにぎりは全て三角で握る回数は3回、お茶碗は上を向けて棚におさめる、炊き出しの時殺菌用ハンドソープなどは買わない、などです。私が組長した時はお互い顔を合わせるからといって電話番号すらわからないのに昼間誰もおらず、かなり苦労しました。

 ちなみに、私が生まれ育った所は「町内会」はありましたが、ここまで掟はありませんでした。

A 回答 (4件)

私の夫の実家も、そんな感じですよ。


「組長」「冠婚葬祭の手伝い」「子供の状況」
「引っ越しの挨拶」は当たり前です。

メニューや茶碗の向きなどは、葬儀の時だけですか?
それともいつも決まっていて、
いきなり近所の人が上がり込んで、チェックしていくのでしょうか?
それで丸く収まるのなら、その通りにすればいいのではないでしょうか。
(と、周りも思っていることでしょう)

電話番号については、一度連絡網を作っておけば
あとは楽なので良いと思いますよ。

このように排他的なところは、確かに大変だと思います。
でも逆に「見かけない車が来た!」「知らない人がいる!」と、
みんなで注意して見ています。
そのおかげか、ここ何十年も空き巣一件起きていないそうです。
(夜も鍵掛けないで寝てる)
困ったときも気軽に頼れるし、良いところもあるんじゃないかな・・・と思います。

それがイヤなら、村八分覚悟でたてつくか、その場を
出るしかないと思います・・・。
まあ、放って置いてもそういう場はあと数十年で廃れると思いますが・・・。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。別に嫌ではありませんが、最初は慣れないので少し驚きでした。が、さすがに隣組があるから犯罪は無いという事はない(少女誘拐事件の起きた近く)です。別にここに定住するとは決めてないのでそれなりにつきあっていきますね。

お礼日時:2005/05/24 14:37

田舎ではないけれど 組のある地域に在住しています。


引っ越してきた時は驚きましたが やっているうちに慣れてきたのと、いい部分がかなりあると思うようになりました。
掟には必ず理由はあります。過去にその掟がなかった為にゴタゴタがあったはずです。
生身の人とのコミュニケーションは難しい面もあるでしょうが、よい面がそれ以上にあります。
みんなが顔見知りだと泥棒などの不審者がはいりにくいです(実際泥棒は新興住宅地にはいるそうです)
子どもが悪い道にそれそうな時でもいい意味での陰口をたたかれるので子どもも羽目をはずしにくいです。
子育てや悩みなどの解決の参考になる人もいるでしょう。
沢山人と触れ合うとイヤな人もいます。
ですが、人と繋がっていたいと誰もが思うからバーチャル(PC)でもこのようなサイトができるのでしょう。

よかった~と思う事も沢山ありますよ!人が集まれば文殊の知恵みたいな!(すいません・・変な終わりかたで。)
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この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございます。掟はどうもちょっと前までは厳しくはなく、新しい人が来たために逆に増えたみたいです。
よかったと思える事が増えるといいなと思ってます。

お礼日時:2005/05/24 14:42

似たような環境に住んでいる44歳の親父です。



ど田舎だったのが少々開けて片田舎になっていますが、古くからのしきたりは頑として存在します。
わたしはこれを柵(しがらみ)と呼んでいます。

この柵をいったい誰が改善していくのか。
問い詰めると、よそから来た人間ではできないことです(農家の養子も結構多いです)
古くから住んでいる、しかも柵をかいくぐって生きている、若い人間にしかできないことだと考えています。
改革を進めるにはあと15年ほどかかる計算です。

本家6代目を張って13年、まだまだ実力が伴いません。
古老たちが引退し、自分の時代が来るのをじっと待っています。
村のつき合いは大切ですよ。
うちの嫁さんを外部からの攻撃から守るのも夫の仕事です。

この13年間ずっと末席の、一番の若造の私見でした。
ご参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。悪いとこばかりがあるとは思わないんですが、新しくていい方法は聞き入れてほしいなとも思います。人生の先輩に学ぶ事は多いですが。

お礼日時:2005/05/24 14:51

こんばんわ



私が嫁いだ所も当時(20数年前)はそういうのがありましたよ
私の嫁いだあたりは「愛宕さん参り」という火の神様におまいりに行くというものがありました。
隣組みで順番に回ってくるんですが、お札と神棚??みたいなものを持って山を登って行かなきゃならないようなお参りです
「年寄りしかいない家はどうするのだろう??」とかなり疑問でしたね・・・

挨拶周りもたいへんでしたね。
私が嫁いだ時も「電信柱にも頭下げておけ」と言われたくらいでしたよ。(大げさでなくマジで)

また冠婚葬祭はやはりその土地土地のしきたりと言うものが幅をきかせてるので、そのくらいのことは隣組みのある地域では珍しくないのでは?

田舎はやはり娯楽がないので、どうしてもそういう運命共同体というか、そんな感じなことが嫌でも多いですね。
でも年寄りの世代からだんだんと若い世代にわたっていくのですから、不条理・不合理なことは変えていこうとしてる所もありますね。
ですから今はだいぶんとゆるやかになっているみたいです。(私は10年前に引越ししましたので)


ちなみに私が嫁いだところは京都内でもそう田舎田舎してるところでもないですが、そんな状態でしたよ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
以前見た映画「シザーハンズ」を思い出しました。
なんとかつきあっていこうと思います

お礼日時:2005/05/24 15:01

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