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読解の時には気にもせずにいるのですが、know of, inform of, notice of, think ofなどのofは文法上どのように説明されるのでしょうか。

英作する時、なくても意味が通じるような気がして、いつもつけ忘れてしまいます。

どなたか御存知の方、教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

 前置詞の根本的な意味について多少こだわりを持っている者です。

前置詞を語らせるとキリがないので、なるべく簡潔にご説明しようと思います。

 前置詞はAとBとの関係を表す簡単な関数のようなものです。前置詞が1つあれば必ずAとBが存在します(文面に表れていなくても)。

 ofの語源はoffと同じで、「離脱」を表します。ご存知の通り、offはon「面接触」の反意語で、AがBの表面から離れる様子を表します。(例:take off「飛行機が離陸する、衣服などを体から離す(→脱ぐ)」など)それに対してofは、全体の一部が外に抜け出す感覚です(離脱の意味はなく単に全体の一部を表す場合もあります)。要するにBの一部であるAが、Bから離脱するというイメージですね。
 場合によってはofがonの反意語として使われます。例えばdependent onなどのonは精神的接触(頼っている)を表しますが、その反対はindependent of(自立している)です。これは、親に頼っていた(親の一部のようであった)子供が、親元から離脱するイメージです。
 rob A of B「BからAを奪う」というのも、ofのイメージが沸きやすい表現ですね。
 out ofという表現もよく使われますが、外に出るイメージのoutがofと相性が良いのもお分かりかと思います。
 hear of、know of、think of、inform A of Bなどはeazyuriderさんの言われる通り「関連」を表しますが、結局これらのofも全体の一部を表しています。例えばknow+人は日本語の「知っている」とは違い、「(その人の性格まで)よく知っている」と言う意味で、見たり聞いたりして知っている程度であれば、I know him.と言ったりはしません。そのような場合はofを仲介させてワンクッション置く必要があるわけです。I think you.などと言ったら、「君のことを(哲学的に)考える」ことになってしまうでしょう。
 ofの例ではありませんが、最後に一つ例を挙げておきます。
  You know everything about her, but don't know her at all.
  「君は彼女のことを(表面的には)すべて知っているが、その本性(気持ち)については全く知らない。」
  (Mystery Train (Bon Jovi)より)
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この回答へのお礼

なるほど、例文にあげていただいた通り、前置詞の問題は奥が深いのですね。
前置詞一つで、文章の奥行きが違ってくることが分かりました。その点を深めないと、私の英作文もいつまでも薄いものになってしまうということですね。
どう努力したら回答してくださった皆さんのような英語力がつくのか・・・
教えてくださって大変にありがとうございました。

お礼日時:2005/06/06 13:02

 #3です。

うっかりしていました。

(訂正)
  rob A of B「BからAを奪う」→rob B of A「BからAを奪う」
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 こんにちは。

まったくの我流でお答えします。

 knowはもともと他動詞ですね。ふだんはofはいらない。わたしの辞書にはofがつくと「伝聞で(間接的に)知っている」と出てます。で、わたしはこの場合はknow (something) of ~のことなんだろうと考えています。伝聞だから、ofの目的語そのものを知っているわけじゃない。でも何かしらの情報はある。という意味で補ってみたものです。

 thinkの場合も解釈としては同じように考えています。thinkは他動詞。目的語は考えの内容。だからthink that節と続くわけですね。で、think of ~は「~について考える、~のことを思う」ですね。ofの目的語となるものは「考えのテーマ」です。「あなたを思う」というとき、話者は好きな人のことをいろいろ考えるわけですよね?内容は別にある。ですからここも私はthink (something) of ~のこととして捉えています。辞書ではthink ofのthink、know ofのknowともに自動詞と解釈されているようですが、もとは他動詞なのだ、別物ではない、ということは押さえていたほうがいいかと思います。

 ちなみにnotice ofとはtake notice of(=動詞のnotice)のことでしょうか?動詞としてのnoticeはofを従えませんので念のため。inform はinform A of B(AにBを知らせる=notify A of B)の形で使うため、Aの部分に再帰代名詞を持ってくれば「~について知る」という意味にはなります。一応これも確認。

 ofについては「関連」と覚えるのが一番簡単かな、と思います。「~について」と、少し範囲を広く取って置いて、それについて何かを考える、または知る、という表現になっていると私は考えています。
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この回答へのお礼

御説明頂いたこと、よく理解できました。
eazyurider1997さんのように理論的に英文法を考えるべきなのだな、と痛感しました。
大変にありがとうございました。

お礼日時:2005/06/06 01:14

このofは 関係・関連を表わして、 …の点において、 …に関して、 …について という意味になります。



I know of him. 彼について(間接的に)知っている となりますが、 I know him. は直接知っていることを意味します。


また、他動詞の意味を取る動詞の場合、その意味が尊重されていることが多いので、自動詞の意味があったとしても前置詞は実質上、特に必要ありません。ニュアンスの違いはあるものの、間違えではありませんので、質問者さんのおっしゃっている言い方でOKだと思います。

ただ、”~のことを”という意味を強調したいわけです。このofの意味は about・・とほぼ一緒です。

あと、会話文ならリズムもあります。I think you.とは言いません。
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この回答へのお礼

そういうことだったのですね!その微妙な感覚がわかりませんでした。
本当にありがとうございました!

お礼日時:2005/06/06 01:07

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