絶対音感は幼少期に特別な訓練を受けないと絶対に身に付かないよく言われますが、果たして本当にそうなのでしょうか?実際、自分は何の訓練も受けていないのに絶対音感があります。知人にも訓練を受けていないのにあると言う人が居ますが、その人は音楽をやっていたそうなのです。音楽をやっていると、身に付く可能性もあると言う説もありますが、自分は音楽すらやっていませんでした。小学1年の時から、聴いた曲を簡単に再現(単音)する事ができ、小学4年の時、音楽の授業で課題の曲のCDを聞いた後、すぐに手持ちの笛で再現した事から、音楽専科の先生に「絶対音感があるのでは」と言われ、授業が終わった後に音当てテストを受け、全問正解した事から、「これは正しく絶対音感。何か音楽とかやってた?」と聴かれ、「何もしてない」と答えると、驚いていました。やはり、何もしてないのに実に付いたと言う事は、「奇跡」なのでしょうか?
No.7ベストアンサー
- 回答日時:
絶対音感あります。
音楽に小さいころから興味を示したのでピアノを習わせてもらいました。小学校の時にはすでに聞いた曲を適当に伴奏を自分でつけて弾くこともできました。(ピアノの腕前は趣味程度でしたが。)人間ってみんなそうだと思ったらそうでないと知ってピアノを習ってたからかな、と思いました。中学のときピアノを習っている子でも絶対音感ない子が何人かいて、またびっくりしました。もともと生まれつき素養として持っている人とそうでない人がいると思います。音楽に親しんでいるとその素養が伸びやすいというのはあるでしょう。また幼少時に特殊な訓練をすればかなりの確率で身につくようで、これは母国語を話せるようになる時期と一致するそうです。
絶対音感というとき、能動的絶対音感と受動的絶対音感があるそうです。「ラの音をください」と言われてその音を出せる人(だいたい合っているのひと、440Hzをきっちり感じて出せるひとぐらいの差はある)が能動的。聞いた音が何の音かわかるけど、自分が出すと曖昧というのが受動的だそうです。ガラスが割れる音もドアがバタンと閉まる音もドレミで聞こえる人がいるそうですが、私はそれは「雑音」として聞こえます。
ただ、昨今絶対音感がもてはやされていますが、音楽を専門にやる人以外には特に「得をすること」はありません。音楽を専門にしている人にしても、「あれば便利だけど、あったからといって一流になれるわけではない」のが定説です。指揮者や作曲家の場合は絶対音感が必要です。一般の人でもっていると、何かと楽しいことはあると思います。大人になってから趣味でピアノや歌を習い始めるとき、絶対音感をたまたまもっている人のほうが進歩が楽だったり速かったり、というのはありそうですよ。
No.10
- 回答日時:
趣味でDTMをやっていますが、作曲をすると自ずと絶対音感が身につきます。
セント単位の究極の音感ではありませんが、和音を聞いたときそのコードを当てることは出来ます。なぜなら、作曲家は頭の中でなるメロディーを楽譜(あるいはシーケンサ)に再現しなければならないので、その作業にはある程度の絶対音感が必要だからです。
ピアノもやっておりますが、あまり絶対音感を鍛えられたようには思えません。あまり練習しないだけかもしれませんが。
No.9
- 回答日時:
私も絶対音感を持っています。
私の場合は小学校に入ってからエレクトーンを習い始めましたが、単音であればその前から聞き取れていたような気がします。
今の私は、4~5音なら鍵盤で即座に押すことができます。
ですが、あまりなじみのないコード(ジャズのテンション等)だとちょっと考えることがあります。
もう一つ。
私は最初はエレクトーンだったので「今日は音程が微妙に違う」ということもなく私の中の基準もしっかりと定まっていました。
基準音がなくても、同じ「ラ」でも高い、低いがいえたのですが、その基準は自分の中でしっかりと再現されたエレクトーンの音です。
しかし、ブラスをはじめてからはわからなくなりました。
いろんな人がいろんな「ラ」の音を吹くので、
どれが正しい「ラ」なのか、基準がぶれてしまいました。
なので私の場合は、自分の記憶にある音と照合して、何の音か判断しているようです。
この音はG♭maj7だなとか考えている時は、頭の中でもその音がなっています。
そろばん上級者で暗算の得意な人が「頭の中にそろばんがある」というようなものでしょうか。
No.8
- 回答日時:
専門家でも先天性のものとか後天性のものとか意見がばらばらなのは、そもそも「絶対音感」というものがどういうものなのか、あまりはっきりしていない(特にそれを持っていない人には)ことが理由だと思います。
絶対音感とは何か?ということに(付随するイメージも含めて)興味を持って、こちらのサイトで質問したこともありました。
そして何冊かの本を読んで、私なりに思ったことは、これは人工的な感覚であり、音に対する敏感さの差は生まれつきあっても、絶対音感という感覚自体は後天的なものである、ということです。
他の度量衡と同じです。何もないところに、説明するために目盛りを作った。その目盛りをどれだけ正確に、敏感に体に叩き込んだかで、「相対」と「絶対」とが分かれるのではないでしょうか?
その「どこまで高いレベルで叩き込めるか」ということにはやはり生まれつきのものというものも関係するのかもしれません。そういう視点から捉えれば先天的な才能でしょう。
しかしそういう先天的な敏感さの持ち主でも、後天的な訓練なしに、人工的な刻みである今の音階を身につけることは不可能です。この事実が先天的か後天的なものかの議論を複雑にしているんじゃないかと思います。しかし、ある時期までに後天的な訓練を行わなければ発露しない、また訓練が成功すればほぼ全員が身につくという意味では後天的な才能なのかもしれません。
質問者さんに限って言えば、平均律に対する絶対音感をお持ちかもしれませんが、それは「訓練なし」ということではないと思いますよ。小さいころから頻繁に音楽にふれていたということは、それ自体がかなりしっかりした訓練です。日本人が日本語を喋りだすのは、小さいころから日本語にふれているからです。それと同じです。
もし、ご両親が純正律がお好きで、生まれてからの環境がずっと純正律なら、平均律の世界に出たときにかなり戸惑ったことでしょう。今絶対音感があるかもと言われることもないかもしれません。
この二つの音律は、単音だとわずかな違いに聞こえますが、やはり曲で聞くとかなり違うものです。
余談ですが、世界の音楽は、たとえ文化交流が他と断絶していた地域の音でも音階は今習うドレミに近いことがあります。それを思うと人間の脳にドレミが書き込まれているのではと考えたくもなりますが、音楽家ではない私はこういうふうに考えています。「人間にとって音を快・不快どちらで感じるかが生まれつき」。
和音・不協和音をそう感じるかどうかが、わりと人類共通なのではないでしょうか。
No.6
- 回答日時:
私も基本的に#1さんのご意見が正しいと思います。
絶対音感はもって生れた才能の一つと聞いています。
小さい頃から訓練云々というのは、生まれつき絶対音感を持っていない人が身に付けるためには・・ということだと思います。
何年も前に、絶対音感を持つ方のドキュメンタリーを見たことがあります。
その方は、ご質問者様と同様、音楽の訓練もしたことなく、楽譜も読めなかったけれど、
どんなフクザツな和音も、またどんな楽器が混ざっていようと正確に音を読み取れるため、
発売前の曲を、カラオケに起こす仕事をされているという事でした。
カラオケ・ボックスでは、いかに早く新曲を入れるか、しのぎを削っている・・ということで、
こういう能力を持つ方が必要不可欠なのだ、という趣旨だったと思います。
その時、そういう能力は今からでも身につくのですか?
という質問に、「基本的にはもって生れた才能。でも、『小さい頃からの訓練で身に付ける事ができる』
でも、?歳(正確な年齢は忘れてしまいました)過ぎると訓練しても身に付けるのは難しい」と専門家が答えておりました。
私のピアノの先生にも確認しましたところ、同じ意見でした。
ご質問者様は、生まれつき絶対音感を持って生れた恵まれた方なのでしょう。
その才能を生かせるような職業に就けると良いですね。
No.5
- 回答日時:
ちょっと文字が細かいですが、このような報告?が書かれたホームページがあります。
なお、私の感じではNo.1の方の回答が正解、つまり訓練によって身についた絶対音感の方が稀だと思います。
http://homepage1.nifty.com/studionan/info/onkan/ …
参考URL:http://homepage1.nifty.com/studionan/info/onkan/ …
No.4
- 回答日時:
以前に放送されていた「たけしの万物創世紀」というテレビ番組の「赤ちゃんスペシャル」の回で見ましたけど、
そのときは、才能の締切日が存在すると言っていました。
絶対音感は、6歳までに訓練すれば誰でも身につけられるものということでした。誰でも可能性はあるが、そのときまでに訓練を何らかの形で行う事で身につくもののようです。
この回答への補足
その理論どおりだと、何の訓練もしていない私は絶対に身に付かないようですね。現に、何の訓練もしていない私がここに居るのですから、やはりその説はあまり正確とは言えませんね。
補足日時:2005/06/11 05:19No.3
- 回答日時:
私は素人なのですが物心ついてから少し音楽をかじっています。
興味を持っていたので最相葉月の絶対音感という本を読んでみたりもしました(かなり昔)。ただ、(最相葉月の絶対音感以外でも)何を以って絶対音感と言うかの定義が不明瞭な気がしています。明瞭な定義がどっかにあるのかもしれませんが、多くの人がイメージしている、または使っている絶対音感というコトバには、かなりのブレがあるようです。
日ごろよく接する楽器では分かるけれど、あまり接しない(周波数特性が異なる)楽器では分からないとか、同じ楽器でも普段あまり聴かない音域は分からないとかいう話も聞く事から、音感と言っても単なる記憶の一種なのではないかと思います。
そういう意味で特に訓練をしなくても、特別にその種の記憶能力に長ける人がいても不思議ではないのではないかと思います。素人ですが・・・。
楽譜(もしくは音名が書かれたもの)を見てその通りに歌う事もできますか?
カラオケのキージェンジ機能に戸惑いますか?
参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093792 …
勿論、その通りに歌う事は出来ますが、自分は楽譜が苦手でして・・・
曲を覚える時や、パソコンでMIDIを作る時などは、楽譜を見るより聞いてしまった方が速いです。楽譜を見て覚えたりするのは苦手で、聞いて覚えてしまいます。その方が、見て覚えるより何倍も速いですし。
カラオケとかはしないので、よく分かりません。
No.2
- 回答日時:
私も絶対音感があります。
特別な訓練は一切受けていませんが、小さい頃ピアノをやっていました。絶対音感というのにも、上と下の格差がかなりあります。上の人は、世の中の全てが音で聞こえ、何重の音でも聴き取るそうです。対して、下の人は単音だけなら分かるレベルだそうです。(単音だけなら、絶対音感ではなく、2音以上からだという人もいます)
私は、ピアノをやめてから10年くらい経っているので、現在は4音くらいまでしか聴き取ることが出来ません。周りでも、格差はあるにせよ、小さい頃からピアノをやっていた人は皆絶対音感を持っています。
貴方は、何もやっていないとのことですが、小さい頃から音楽を聴いていれば単音だけなら誰しも身に付く可能性があると思います。親が音楽を聴くのが好きで、母体にいるときから音楽を聴いていたのなら、更に可能性があると思います。また、兄弟や近所の人がピアノを習っていて、その音を毎日聴いていれば自然と身に付くこともよくあるそうです。
自分は、3~5音(音色などにもよる)聞き取れます。日常的な音も、結構聞き取れます。例えば救急車のサイレン(これは有名な話ですね)や人の声、電車のモーターの音なども、音階で聞こえて来ます。
それと、やはり親がよく音楽を聞いていましたね。恐らく、母体に居た時から聞いていたでしょう。
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