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私にも戦争に行って死んだ祖父がいます。
父方と、あと母方の祖母の兄弟も国のためにと戦って死にました。
靖国神社はなぜ一部の人を合祀して、他の人はしないのでしょう?

日本人ならだれだって、2~3世代さかのぼれば、誰か戦争に取られて亡くなっていますよね。
なのに遺族会の人だけがすごい発言権があるみたいになってるのも変な気がするのですが。

A 回答 (8件)

>>“靖国神社の判断”によって合祀されます


>ということですが、その判断によって戦死した兵隊でも祀られないということもあるんですか?
(下っ端だとだめとか。)

つまり、戦前は国から合祀判断が出た者を靖国神社が合祀する。逆に言えばその答申に従って合祀するのであって、靖国神社の判断で合祀する、しないが決まるわけではないのです。
 しかし、戦後は政教分離の問題もあるので、国が合祀の判断をするのではなく、靖国神社が判断をする。その判断基準が、厚生省の「恩給法」・「戦傷病者戦没者遺族等援護法」などに基づく「公務死」であるか、ないかという訳です。ですから、現在でも調査が行われ、支那事変・満州事変、大東亜戦争などで公務死と認められた方は靖国神社に合祀が行われています。
 階級によって合祀しないなんてありません。逆に、前述の法律による公務死をもって、靖国神社が合祀の判断を行っているため、「ひめゆり部隊」・「津島丸学童」・「樺太真岡郵便局女性電話交換手」、また刑死された戦犯で平沼騏一郎(総理大臣)、松岡洋右(外務大臣・満鉄総裁)など軍人・軍属以外の民間人も多く合祀対象となったのです。
 戦後は国によって合祀判断がされるのではなく、靖国神社の宗教行為として合祀の判断がなされるということです。そのため靖国神社の判断基準として、国による「公務死」であるかどうかの判断を基にしているのです。
(国が靖国神社に“公務死した人を祀りなさい”といえば政教分離違反です。靖国神社が公務死した人を祀るのは靖国神社の宗教活動なので、「信教の自由」によって保証されます。そのための判断基準として国に資料を求めるのは靖国神社側の自由です。つまり、公務死した人は絶対に祀られるのですが、あくまでもそれは国が祀るよう指導しているのではなく、靖国神社の判断によって行われているので政教分離に違反してません)
 ですから政治家が「A級戦犯を分祀しろ」と発言するのは政教分離違反です。

>ということですが、その判断によって戦死した兵隊でも祀られないということもあるんですか?
(下っ端だとだめとか。)

 戦死(公務死)されていない兵士なら合祀されません。平時における訓練死、平時での病死、老衰などです。ですから、八甲田山雪中訓練の兵士や、かの有名な東郷平八郎(海軍元帥)、乃木希典(陸軍大将)すら戦死ではないので陸軍省・海軍省によって合祀は認められず、靖国神社に祀られていません。
 
 
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
階級に関係ないことが分かってホッとしました。

しかし・・・
「靖国神社側の自由」な判断で祀るか祀らないかを決定するなんて、ちょっとナニじゃないでしょうか。

>靖国神社の宗教活動なので
というのは要するに、「靖国神社個人の勝手な宗教活動なので」ですよね。
「あくまで一個の宗教団体である靖国が、祀る祀らないを決めるのは自由だから」「あくまで靖国単体の判断だから」ということですよね。
NECがパソコンを作るかソフトを作るかを決めるのが勝手なように。
そして作るかどうか決めるのに、国が発表している(例えば)人口白書を参照する・・・でもそれは国が白書を参考にしてパソコン出せといっているわけではない。
みたいな感じですよね。

つまり靖国神社はあくまで公的な存在ではないから、という理由で祀る祀らないの勝手を決められるのだという論理からすれば、公的な存在である首相が行くのはいけないのじゃないかと思います。

お礼日時:2005/06/25 06:34

ANo.6です


意味を取り違えておられますのでもう少し詳しく話します

>>  無宗教=霊を祀れないといわれてしまうと、「えーーっ?!」という
   感じです。。。


   霊を祀れないとは書いてはいませんが
   ”霊を祀る”ことが日本の神社信教の行事です

>> 宗教は持ってないですが、祖父の冥福を祈る気持ちは確かです。
>> 祖母がなくなったときは生前何もしてあげなかったことを後悔して
   「せめてあの世で安らかでいますように」と必死で祈ったりしました。
>> 特定の宗教を持っていなくても絶対届いているはずだと思いたいです。

以上のような感覚や思想、或いは”祈る”行為が宗教的行為だということを言っているだけです

「冥福を祈る」は仏教の言葉です
「あの世で・・・・」
 亡くなった人に対して「絶対届いているはずだと思いたい」
 こういう気持ちが宗教の発生に繋がり発展していったということです。

これらも宗教で言う”あの世がある”という宗教思想から出てきているわけで、
亡くなった人の”魂を祀る””霊を慰める””鎮魂””霊魂””仏になる”
”成仏する””神になる”等など全て宗教上の言葉です

私が言っているのは靖国が宗教施設だから、代わりの慰霊の施設を新たに造るということは、矛盾していると言っただけです。
慰霊という言葉そのものも日本の原始宗教である神社宗教から出た言葉でしょう

神社信教は日本の古代に発生した土着の宗教のため多くの人が意識せずにその言葉も施設も親しんで生活の中に取り込んでいます
食事の前に両手を合わせて感謝の意を表すのは仏に参拝する姿勢を生活にとり入れた姿でしょう
聖徳太子が仏教を導入したときから日本では宗教感に拘らずに信仰するもしないも自由にしてきました。
日本の各地には災害や事件事故で亡くなった人々の慰霊碑を始め神社仏閣・地蔵像などが無数にありますが、今、殊更に靖国だけを取り上げて声を上げる人々の気持が解らないので付記したのですが・・・・・
理解して貰えたでしょうか・・・・・・

この回答への補足

回答ありがとうございます。
>理解して貰えたでしょうか・・・・・・
う~ん、無理です。ごめんなさいっ。

だって私が「冥福を祈る」という発想をもったのが仏教からきていると言って、私が仏教を信仰していないことには変わりないからです。
漢字が中国から来ているからと言って、今書いているこの文が中国語ではないのと一緒です。由来と現在の本質は関係ない。

>以上のような感覚や思想、或いは”祈る”行為が宗教的行為
それは違います!
わたしのこれは個人的行為であって、親族ゆえの情であって、宗教行為ではありません。
死者を悼む行為を全て宗教という特定のカテゴリの中に考えるのは、回答者様の主観だと思います。
無宗教の墓地や霊園もいっぱいあります。死を悼む気持ちに宗教は必須ではありません。(持っててもいいけど必須ではない)

>意味を取り違えておられますので
って完全に上からものを言っていますね。特定の宗教のあり方に詳しいからと言って、宗教に興味ないただの人より必ず宗教感が正しいとは限らないと思います。

あと、私も首相の参拝に反対なんですが、それは外国は関係なくて、先の戦争を始めた人が大嫌いだからです。
遺族の人にはごめんなさい。
でも私の祖父が普通に暮らしていただけなのに召集令状が来ていきなり人殺しをしろと言われ、自分も死んだ、こんな莫迦なことを起こした、戦争を決定した人が憎いのです。祖父自身にも責任はあったのかもしれません。でもその責任と、本気で「戦争始めよう」と決定してしまった罪とは雲泥の差です。
真珠湾奇襲を決めた人、満州事変を起こした人(何人であっても)、そしてその周辺で、軍国主義に突っ走って戦争を始めるぞムーブメントを高めた、すべての人が憎いです。(相手国の戦争を始めた人達ももちろん含む)
最近の戦争の始まり方を見ていて、戦争は必ずしも「誰にも止められない仕方ないこと」で始まるのではないなと思いました。一部の人が特定の他国への感情を突っ走らせて始めるという側面も相当に強いと認めざるを得ません。

お礼に続く。

補足日時:2005/06/25 07:19
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この回答へのお礼

>殊更に靖国だけを取り上げて声を上げる人々の気持が解らない

ということですので、こういう気持ちだと分かって下さいと思って書きますね。ほんとに分かって欲しいよ。。。

下で祖母に話を聞いておけばよかったと書きましたが、彼女はあまり戦争のことを話したがらなかったのです。思い出したくない、のひと言だったのです。その重さが分かりますか。戦争のTVが始まると居間を出て行きました。祖父が戦地でどんな風に死んだのか、その後祖母がどんな辛酸をなめたか、・・・家族はあまり知りません。悪いけど、戦争を始めた人のことを私は絶対に悼めません。

なんでそんな人祀るのだろう、うちの祖父は祀られていないのに、というのが最初の質問のときの気持ちでした。以降祀られていることは分かりましたが、戦争を始めた(とかその周辺の)人を祀るのには反対です。日本人として心から反対なのです。

反対したって靖国個人の勝手なのかもしれない。
でも、だったらせめて靖国「個人」でいて下さい。首相=公的な日本の代表に拝ませないでほしい。

(付記:自分の祖父も祀られていると分かって言いますが、票を集める政治カードとして祖父の死が使われるなんて嫌です。そんなことしなくたって自民に入れるときは入れる。)

首相に参拝を求める人の、真の意図はなんだろう?
本気でその死を悼む親族だけで手厚く祈ればそれでいいはずなのに、「いいや、首相にも参拝してもらわなくてわっ」と思う、意図が分かりません。

>日本の各地には災害や事件事故で亡くなった人々の……靖国だけを取り上げて声を上げる人々の気持が解らない

それは、その慰霊碑に祀られてる人は戦争を起こしたわけではないからでしょう。また、公的な存在が参拝していないからという場合もあるかと。

戦争を始めた人の墓を、山に打ち捨てよとまでは言わない。親族なら死は悲しいでしょう。親族はお墓参りをしてその死を悼めばいい。
でも靖国神社に参拝されてるのはむかつく。
それもいち宗教団体の勝手だから、というなら仕方ないかもしれない。すごく嫌だけど私的団体だというのならたしかに自由にする権利がある。

しかししかし、せめて最後の一線「国を挙げて肯定するわけではない」ここぐらいは守って欲しいという、戦争被害者(といえると思う)の遺族の意見です。

お礼日時:2005/06/25 07:36

戦地に行って亡くなったのであれば祀られているはずですね。


ご家族はご存知だと思いますよ。
戦地でなくなれば死亡の連絡が軍から厚生省に入り厚生省が靖国神社に所属部隊や死亡地域名などを連絡して祀るようになっています
他の方の言われるように靖国に亡くなられた方の氏名、生年月日、享年月日、本籍地、所属部隊、出征地等当時の判明しておる関連事項を書き連ねて訪ねられたら良いと思います。

蛇足ですが靖国の件は、東京の靖国まで距離が有って参拝が大変な人や家族で墓を設営しておる人や、家の宗旨が違うので靖国にはあまり関心の無い人等色々の温度差があるため国内の世論も意見が分かれるのですね。
   
しかし、現在靖国に行く人は靖国を参りたいから行っておるわけで新しい追悼施設が出来ても一般人は誰も行かない施設になるでしょう
それに、亡くなった人をお参りするという行為は何らかの宗教に祀ってもらう宗教行事なのですがね、
新しい無宗教の追悼施設を造ってどう魂や霊を祭れるんでしょうか。
反対のための反対をする人の考えは良くわかりませんね、
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

知らなかっただけで祀られてはいたのですね。(一応聞いて見ないとわからないとしても)
戦争に取られて戦地で亡くなった人は全員、もれなく祀られているということでOKでしょうか。

うちはなんというか一般的な日本の家庭で、神教でも仏教でもキリスト教でもない無宗教のようで、墓はお寺にあって、神社に初詣に行って、クリスマスをやるような感じです。(最近はハロウィンにかぼちゃのおもちゃみたいなの買ってきたりしたり。)

でも私個人はそんな無宗教なところがいい!と思います。
イスラムの人にせよキリストの人にせよ、今回の靖国神社関係の人にせよ、どうも宗教がからむと人は熱くなって、場合によっては戦争の火種になるので(よく知らないけどパレスチナのあたりとか)、「信仰している宗派」がなくてよかったと最近心から思うようになりました。
隣にイスラム教徒が来ようと仏教徒が来ようと「異教徒め」とか思ったりすることが、決してないのですから。
それに宗教には何を食べるなとかこれを着ろとか、不合理な規則がある場合も多いので、現代の日本という、無宗派~なのりが普通な時に生まれてよかったと思います。
宗教を持ってる人は持ってる人なりのよさがあるのだろうとは思いますが。

あの、宗教は持ってないですが、祖父の冥福を祈る気持ちは確かです。祖母がなくなったときは生前何もしてあげなかったことを後悔して「せめてあの世で安らかでいますように」と必死で祈ったりしました。特定の宗教を持っていなくても絶対届いているはずだと思いたいです。
なので無宗教=霊を祀れないといわれてしまうと、「えーーっ?!」という感じです。。。

お礼日時:2005/06/22 07:10

 御祖父様ということですから,第二次世界大戦で戦死なさったのですね。

ということは,靖国神社に祀られていますよ。
 ただ,靖国神社に遺骨があるわけではなく,鏡と剣に霊魂を招請して祀っているのです。
 私の先祖も数人,靖国神社に祀られていますが,わざわざお参りには行きません。菩提寺や墓にお参りに行くだけです。
 
 戦死なされた方は,靖国神社だけではなく,各都道府県に護国神社と言う神社があり,そこにも祀られています。
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この回答へのお礼

>第二次世界大戦で戦死なさったのですね。
そうです。
>ということは,靖国神社に祀られていますよ。
そうなんですか!

ということは、とにかく兵隊に取られて戦死した人は全員、もれなく祀られているのですね。
うちの人だれも知らなかった・・・。

お礼日時:2005/06/22 05:57

 戦前は陸海軍の審査で、勅許により合祀の決定がなされました。

戦後は遺族を中心に合祀促進運動が起き、厚生省により「恩給法」と「戦傷病者戦没者遺族等援護法」で公務死と認められた人をもとに、“靖国神社の判断”によって合祀されます。
 ですから軍人でなくても上記で公務死と認められれば、合祀されています。なお、国際法上の日本の終戦は昭和27年4月28日、講和条約の締結をもってです。戦犯の刑死や樺太真岡郵便局女性電話交換手9名(昭和20年8月20日自決)は、公務死と見なされます。(「ひめゆり部隊」「熱血勤皇隊」や従軍看護婦・従軍記者、国の疎開命令によって輸送中の「対馬丸の小学生」なども公務死と認められるので合祀されています)

 上記の点から遺族年金や軍人恩給が支給されているのであれば、靖国神社から合祀通知は送られていると思いますが。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

ええと、靖国神社に問い合わせて「祀られてない」と言われたわけではなく、
最近ニュースでよく聞くのでふと気になって聞いてみたら「えっ、別に祀られてないよ」ということだったので、なんでだろうと思ったのでした。

遺族年金とかもらっていたの?と聞いてみたら
父も終戦後の生まれなのでそういうことは祖母しかわからないというし、祖母ももう他界しているという状態です。
祖母の持ち物の書類的なものはまだ残してあるのでみてみたのですが「合祀通知」のようなものはありませんでした。

>“靖国神社の判断”によって合祀されます
ということですが、その判断によって戦死した兵隊でも祀られないということもあるんですか?
(下っ端だとだめとか。)

やっぱり神社に直接聞かないとわからないみたいですね。
祖母が生きているうちに戦争の話を聞いておくんでした・・・。

お礼日時:2005/06/22 05:53

個別に希望を聞いて祀ったり、祀らなかったりすることはありません。


一括して祀っているのでしょう。
名簿に名前が載っているのか、いないのかの違いだとは思いますが。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

名簿ってどこで見られるのか、靖国神社のHPを見てみたのですが、
「どんな人を祀っているのか」の説明みたいなページはありませんでした。

お礼日時:2005/06/22 05:44

靖国神社に問い合わせてみてはいかがですか?


但し電話では受けていない様ですけど。
戦争に行った時に所属していた部隊で戦死・戦病死等認知されていればまつられている様ですよ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

所属部隊などもわからないので、一応父に聞いてみましたが
「祀られてないでしょー。部隊なんてわからないよ」とか言われてしまいました。
名前だけで問い合わせても調べてくれるのでしょうか・・・。

お礼日時:2005/06/22 05:39

明治以降の戦争で戦死、あるいは戦病死した方はすべて祀られていると思いますが、どういうことであなたのお祖父さんや親戚の方が祀られていないと言っているのでしょうか。


靖国神社から祀られていないと言う回答でもあったのでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

えっ!祀られているんですか??
親族のだれもそんなことは言っていませんでした。
お盆にお墓参りして冥福を祈るだけ。
だから祀られていないと思うのですが・・・。
知らないうちに祀られていたらそれはそれでなんか・・・・え?

お礼日時:2005/06/20 08:01

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