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ネコはネズミを追いかけて食べるといいますが、それはどうしてですか?
生物学的に教えてください。

A 回答 (2件)

ネコの原種は野生のリビアヤマネコかその近縁種と考えられています。

で、人とネコが関わり合う様になる前に、人とネズミの関わりがあったと考えられます。

農耕文化を身につけた我々の先祖は穀物を蓄える知恵をつけました。すると、そこに目をつけたのが、当初は野生動物だったネズミ。こうして人とネズミの戦いが始まりました。ネズミに穀物を食べられにくい様な蔵を造ったり。

ヤマネコ(と、とりあえず総称しておきます)は、狩にもっとも適応して進化した動物のグループです。しなやかな体を持ち、獲物にとどめを刺すための牙と肉を裂くために臼歯から進化した裂肉歯という刃物の様な歯を持ちます。彼らは自分の体のサイズに見合った獲物を狩っていましたが、やがて人里の蔵にすくうネズミに着目したと考えられます。すると、天性のハンターのこと、効率よくネズミを獲っていきました。そして、その腕前が人間の目に留まる様になったと考えられます。我々の先祖はネコの先祖を懐柔し、ネズミを獲って貰うかわりに餌をやる、という契約を結びました。

ただ、ネコがネズミを獲るのは本能プラス学習によります。動くものに反応し、これを獲ろうとするのは彼らの本能ですが、効率よくしとめ、餌とするためには学習が必要です。具体的には、獲物に気づかれない様に近づき、捕獲が可能な距離に近づいたときに飛び出し、首をくわえて頸動脈もしくは、脊髄、気管をかみきり(あるいは強くかみ)とどめを刺すのです。これは、ネコ独自の文化です。したがってこの技術、親から子に継承される必要があるのです。そうでないと蝉やトンボ、モグラは捕れても複雑な動きをするネズミを効率よく獲ることはできません。

ということで、家畜化の課程でネコは本来の野生(狩の技術を含めた)を他の動物よりも強くとどめたのです。少し前までは、ネズミを獲らないネコなど、必要とされなかったためです。
このあたり、本来社会性を持ち、役割分担をする生活をしていたイヌの先祖が、人間の社会で様々な役割を担う様になっていったのと対照的です。
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・腹が減ると死ぬから


・ネズミ「だけ」を食べているわけではない(モグラを食べているのを見た事有ります)
・ネコの生息域(家屋内、都市圏)とネズミの生息域が重なる
・貴重なタンパク源
・小さくて動くものには興味を示すから
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