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こんばんわ。

インスリンの単位とは何を意味するのでしょうか?

私の糖尿病の知人で、朝10単位・夕20単位という人がいます。看護師に聞いたら、その薬剤名で変わってくるといわれました。もちろん低ければ低いほどいい、と。

例えばノボリン30Rという薬剤は40単位/mlとあります。この薬剤でインスリン注射をするとき、朝10単位であれば0.25ml、夕方は20単位だから0.5mlのノボリン30Rを注射するということなのでしょうか?

意味不明な文章かもしれませんが、なにかそれだけ自分の中でこんがらがっています。

ご回答、宜しくお願いします。

A 回答 (4件)

単位については、参考URLで、No.1さんが解説済みでした。

申し訳ありません。
40単位/ml製剤は、2003年6月に販売中止となっており、経過措置を経て薬価削除になる(なった)はずです。

>これは単純に1ml中の単位が多きい薬剤の方が、強い薬剤と判断してもよいのでしょうか?

原則的には、その判断で正しいです。ですから、100単位/ml製剤を、40単位/ml製剤と間違えて使用すると効きすぎて大変に危険なことになります。そのこともあって、日本では100単位/ml製剤に統一されました。

インスリンには、作用発現時間(注射してから血糖の低下が起きるまでの時間)と作用持続時間(注射後から血糖効果作用が続く時間)のパターンから、超即効型、即効型、中間型、持続型の4つに分けられています。患者さんの病態、生活パターン(自己注射、血糖自己測定、食事、睡眠など)に合わせて、医師が処方します。

先ほどの、単位と強さの関係ですが、同じ単位量のインスリンでも、持続型の代わりに超即効型を投与すると、急激な血糖の効果を招き危険です。そういう意味では、単位=強さ、と言い切ってしまうのは誤りです。

なお、ノボリン30Rは、即効型:中間型=3:7の割合で混ぜ合わせた混合型インスリン製剤です。

現在では、インスリン製剤は100単位/mlなので、朝10単位であれば0.1ml、夕方は20単位だから0.2mlのノボリン30Rを注射するということになります。(古い在庫であれば、薬剤を確認して単位計算してください)

>看護師に聞いたら、その薬剤名で変わってくるといわれました。

現在では、そのようなことはありません。

>もちろん低ければ低いほどいい、と。

これは、医学的には理解しかねます。「医師」が第一なので、医師に訊いて下さい。

参考URL:http://www.jds.or.jp/infos/2003/di-insulin40.pdf
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インスリン100単位/ml


=3.53mg/ml(ミリグラム/ミリリットル)
=0.609mmol/l(ミリモル/リットル)

です。

もともと、インスリン製造の過程によって、効きにバラツキがあったため、力価(医薬品が一定の生物学的作用を示す量)を表す単位を決めるべく考案されたものです。

1921 年にインスリンが発見され、医薬品として製造が開始された頃には、完全な純品を精製することはできず、モル濃度で決めることもできませんでした。そのため、バイオアッセイ(生き物に投与してその反応を手がかりに定量する方法)が用いられました。
1922 年 Banting らは、血糖値が45 mg / dl 以下になると、ウサギが低血糖けいれんを起こすことから、“正常ウサギの血糖を 0.045 %(45 mg / dl)にまで下げる量”としてインスリンの単位を定めました。翌年、Edinburgh で開かれた国際連盟保険機構の標準化委員会で、インスリンの単位は、“約 2 kg の 24 時間絶食ウサギの血糖を 3 時間以内に痙攣レベルにまで下げうる量”と定義されました。その当時の精製インスリン標準品1mgは8単位でしたが、精製技術が進歩して、第14改正日本薬局方には、インスリン乾燥物に対し、1 mg 当たり 26 単位以上を含むと規定されています。

参考URL:http://moldb.nihs.go.jp/jp/scripts/name_exact_j. …インスリン
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>これは単純に1ml中の単位が多きい薬剤の方が、強い薬剤と判断してもよいのでしょうか?



強いというか、濃いということです
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薬剤はものによって作用強度が違うので、力価を基準とした単位を用います。



> 例えばノボリン30Rという薬剤は40単位/mlとあります。
>この薬剤でインスリン注射をするとき、朝10単位であれば
> 0.25ml、夕方は20単位だから0.5mlのノボリン30Rを注射するということなのでしょうか?
そういうことです。

間違いがあっては大変なので、薬剤師に詳しく説明してもらってください。

下記1の表中にある「IU」は「International Unit(国際単位)」で、薬剤ごとに国際的な基準が定められています。
下記2のビタミンでの説明がわかりやすいかも知れません。

参考URL:http://square.umin.ac.jp/~jin/text/insulin-IU.ht …
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この回答へのお礼

早速のお返事ありがとうございました。“単位”って複雑ですね。ノボリン30Rは40単位/mlですが、他にも100単位/mlという薬剤がありました。これは単純に1ml中の単位が多きい薬剤の方が、強い薬剤と判断してもよいのでしょうか?度々すみませんが、またご覧になられたらお返事お願いします。

お礼日時:2005/06/23 20:06

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