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現在、高分子の靱性を高める研究を始めたところです。高分子の皮膜粘弾性は測定し、ある程度データの蓄積はあります。損失弾性率はエネルギーの散逸を表していることから、与えられたエネルギーがどの程度散逸するかは靱性をある程度表すことができるのかなあと漠然と考えています。この考え方は正しいでしょうか。また、高分子内に発生する欠陥やその成長も考慮する必要があり、非破壊での靱性評価には無理があるとも考えています。高分子の靱性は皮膜の粘弾性で評価することは可能でしょうか。ご回答の程よろしくお願い致します。

A 回答 (1件)

ぶっちゃけ,無理でしょう.


動的粘弾性は基本的に線形応答するような微小変形で測定しないと意味がありません.線形な変形をするときの比例定数が弾性率なりなんなりの意味ですから.
一方,靭性は破壊を含む大変形が前提にある概念でしょう.
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この回答へのお礼

ありがとうございました。やはり、破壊物性は非線形ですね。

お礼日時:2005/07/11 16:31

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