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「~の君(きみ)」の使い方について教えてください。

例えば、旅行中、すずらんを持っていた女性がいて、
印象深く、
その人を思い出すとき、
心の中でその人のことを
「すずらんの君」と呼ぶのは「~の君」の使い方として
間違っていませんか?

そもそも男性が女性に対して「~の君」というのは
正しい使い方でしょうか?

「~の君」の簡単な正しい使い方も交えて教えていただけないでしょうか?

A 回答 (4件)

こういう場合は、国語辞典と古語辞典をあたれば、だいたい分かります。

^^;
ま、辞典が周りにない環境なのでしょうから、簡単に答えますね。

「君」には、
1.単に目上~主君みたいな超エライ人に大きな敬意を払って、
2.少なからず敬意を持って、
3.男性がタメ以下の男性に親しみをこめて、
使うと思います。

しかし、現代においては、
1.社長や総理にむかっては使わない
2.過去も含めて相手の性別をとわず使う
3.この使い方は性別によらなくなっている、
と思われますね。

2.については、井原西鶴は女性に使っていますし、明治以降は伊藤左千夫の「野菊のごとき君なりき」のように、かなり使われており既に定着していると思います。
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もう一昔前のことですけど、友人が二人の婦人と交際しておりました。

その男はのろけ話をするとき、両人をば「バナナの君」および「キョホーの君」と呼び分けておりました。

キョホーはもちろん巨峰です。大玉の葡萄です。それぞれが好んで食する果物にちなむ、諧謔的な命名でした。もちろんこの二つが合い寄って一つになったときのイメージも可笑しみを増していると思いますが。

「すずらんの君」、おおいに結構だと思いますよ。少なからず時代離れしてるのは確かでしょうが、「~の君」の使い方として非の打ち所のないものです。まあ、冷笑的な傾向の強い人を相手に話をするときには避けたほうがよい表現かもしれませんが。
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「君」=君主を表す「きみ」から来た、男女ともに敬意をこめて相手を呼ぶ語。

おかた。あなた様。

「~の君」=身分の高い人を本当の名で呼び捨てにするのをはばかって、その人にちなむ物事をつけて指した語。

つまり、「~の君」は相手を『非常に高貴な人』として崇拝したような言い回しなので、現代の日常会話や手紙に使うと古典的・文学的すぎて、ちょっと思い入れが強すぎる人かもと気持ち悪がられてしまいます。
また、同性同士で「~の君」が使われていたのは貴族が社会の中心だった平安時代までです。

ちなみに現代の日常会話で「君は○○だね」と、くだけた感じで相手を指す二人称として「君」が使われるようになったのは、明治時代、まだ高等教育を受けられる人が本当に少なかった頃に、学生が古典文学から持ち出した高級な言い回しとして使い始めたのがはじまりです。
明治・大正期にあこがれの異性などを指して「~の君」というのが流行ったのもそのためです。

結論としては「『~の君』は今では文学の中でしか使わない古い言い回し」ということです。
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下記のURLによればかなり以前から敬愛の念をこめて、女性に対しても男性に対しても「~の君」という言い方があったようです。



間違いとはいえないように思います。

参考URL:http://jiten.www.infoseek.co.jp/Kokugo?qt=%B7%AF …
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