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海外ドキュメンタリーもので、部族社会の一夫多妻制が紹介されることがよく有りますが、分からないことがあります。
1)男の人はあぶれてしまわないのか
2)旦那さんが死んだら奥さん達はどうなるのか
3)間男は有り得るのか

1と2は、中東やらインドネシア辺りだと奥さんは4人まで、旦那さんは財産持ちということで分かるんですが、部族社会だと7人くらい娶っていて、財産の概念が違うので分かりません。
3は推測ではなく、資料や実際に見聞きした話でお答えくださるとありがたいです。

A 回答 (4件)

#2です


>ま、調べないからバレないでしょうが。
>しかし、もしバレちゃったらどうなるんでしょうねぇ。

実は、このあたりのことも結構文献に多いのです。

(クロード)レヴィ=ストロースの本を直接読まれてもいいと思いますが、沢山出てる入門書も面白いですよ。
「構造主義」や「文化人類学」がキーワードです。
いろいろあるはずなので、中をめくってみて、家族や婚姻のことについて多く書かれているのを選ばれるといいと思います。
目からウロコがポロポロ落ちるはず。。かな?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
なかなか面白そうですね。
機会がありましたら手にとってみます。

お礼日時:2005/08/08 17:38

現在の話をしますが中東によく出かけるのですが、現在は中東諸国でも基本的に一般家庭では一夫一妻制がほとんどだそうです。


なぜかと聞くとまず経済的に何人もの妻を持つのは難しいし都市部の若者では恋愛結婚すら国際化の流れで出てきているので一人の妻をずっと愛することが多くなったそうです。
ですから1)のあぶれてしまうことは基本的にないそうです。何人もの妻を持てるのは一部の金持ちで全体としてはたくさん妻を持つことはないです。

またNo2の方が仰っているのが原因の一つではありますが、それよりもこの一夫多妻が出来た最大の原因は戦争でした。
人類はつい最近になってやっと戦争をしょっちゅうしなくなりましたが(といっても中東やアフリカの一部は未だに戦争をしていますが)長い歴史で見れば領土を争うためにヨーロッパや中東などでは戦争ばかりしていました、このために男性は戦死してしまうことが多く男性の人口が少ないことの方が多かったし若い未亡人もたくさん発生しました。このような状況で一夫一妻制だったら結婚できない女性があふれてしまうのです。

また結婚できないと子どもが生まれないために人口が減り国の農作物や工業製品を作る労働力や兵士にする人材が減ってしまい、国力そのものが落ちてしまうのです。そのために政府は一夫多妻制を進めたという事情もあり一夫多妻制が広まったようです。
2)ですから中東では昔は一人目の妻は初婚の人と結婚して二人目からは未亡人をもらうことが当たり前だったようです、国としてはどんどん子どもを生んでもらわないと困りますからね、女性は働くことが難しい時代でしたし再婚しないと生活していけない事情もあったようです。現在では大きい戦争がなくなり若い未亡人自体があまりいなくなったので変わってきたようです。また経済的苦しくとも一人目の妻が不妊だったりすると二人目をもらってしまう事があるようです。
しかし現在は戦争もなく男性が極端に少なくなることがないので忠実に一夫多妻制をやると女性が少なくなってしまうので現実的には一夫一妻制に移行していくでしょう。

3)本能的にいえばもちろんなくはないですが、イスラム社会において不倫は昔から死刑に相当する重罪です。
最近は国連の人権問題が取り上げられるようになり死刑まではなかなかありませんが親族からは追放されて半殺しの目に遭うこともあるようですから、アフリカやインドネシアはどうかわかりませんがイスラム社会においては間男は不可能に近いのではないでしょうか。また現在でもイスラム社会で夫婦以外の若い男女が話す機会はありません女性は基本的に外に出ないし出ても体を隠していて若い男性と話すことはありません。
ですからそこまでのリスクを犯してまで間男をやるよりなんとか結婚したり何人か妻を持つ方がはるかに楽なのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
イスラム教が成立した時代が、未亡人や孤児が増えた時代だから、というのを読んだことがあります。
やはり、男性には都合の良い制度ではありませんね。

お礼日時:2005/08/08 17:41

<前提として>


世界850社会の内一夫多妻83%、一夫一妻16%、一妻多夫0.5%です。

一般的に哺乳類では、オスの体がメスより明らかに大きい場合、一夫多妻になります。
またオスの抵抗力がメスより弱く、子供の死亡率が高い場合、一夫多妻になります。
人類は、上記2つともに当てはまります。

<簡単な回答>
1)そもそも人類は男子の抵抗力の弱く早死にが多かったため、そうあぶれることはありませんでした。現在でも発展途上国はその傾向が残っています。とはいえ、やはりあぶれることも多いようです。そこで他の霊長類から学ばせてもらうと、厳しい序列の合間に間男ということになるようです。

2)いろいろです。例えば、夫の財産(ほとんどは夫の家族に分けられる)の何割かを分割して相続し、取り分は妻の序列に応じたい応じなかったりします。
他には、すべて没収。妻に身寄りがない場合、子供も含め路頭に迷うことになります。また、夫の兄弟が妻達もろとも相続するようなケースもあります。

3)ありえます。
日本の一夫多妻物語である『源氏物語』や『伊勢物語』・『好色一代男』などによっても明らかです。また、オランウータンの生態調査によっても証明できまう。オランウータンのメスは発情が外から判りづらく(つまりオスから見れば常に発情)ヒトと似ています。彼らは常にボスや優位オスと戦いを挑み続ける(かなり熾烈です)わけではなく、むしろ命を落としたり大怪我するくらいなら、間男を狙います。
また、中国だけではなく広く世界中の宮廷に宦官(去勢された男)が存在したことからも裏づけできます。

詳しくは、文化人類学や社会生物学の本で入門書も多く出ていますので是非ご覧になってみてください。

この回答への補足

ありがとうございました。
夫の兄弟が妻子を引き受けるというと戦後の日本でもありましたね。
源氏物語は源氏の君と柏木がそうでしたね。
好色一代男は読んでいないのですが、主人公は女性どころか男性までも性愛の対象にしたと聞いてます。
バレなかったら旦那さんは自分の子じゃない子を育てていく可能性があるんですね。それも少し不憫なような。
ま、調べないからバレないでしょうが。

しかし、もしバレちゃったらどうなるんでしょうねぇ。

補足日時:2005/07/20 21:31
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1)あぶれます。

当然です。
 一夫多妻制は、妻を娶れない大多数の男性の屍の上に成り立つ制度です。
 社会に関わらず必ずそうなります。

2)みんなまとめて未亡人になります。
 その後、再婚に関してどうなるのかは社会によって違うと思いますが。
 中国(だったかな? ブラジルだったかも)の少数民族なんかでは、別の旦那さんのところに嫁いだりもするみたいです。
 また、別の部族では、「仕方ないので女だけで切り盛りしていく」といった部族の話も見たことがあります。

3)これは大学教授クラスの専門家でないと答えられません。
 統計的には「いる」と言い切れますが、実際にはそんな記録など、よくよく調べないと出てくるものではないので。

この回答への補足

ありがとうございます。
資料というのは文献でも良かったのですが、書き込み不足でした。
旦那さんを亡くした奥さん達は他に嫁いだ方が、子孫を残すという意味では良さそうですね。中には若い方もいらっしゃるでしょうし。
あぶれた男性達はどうするんでしょう?野生動物にはあぶれた雄で群れが作られることもあるようですが。

補足日時:2005/07/20 21:27
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