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はじめまして
公害防止管理者(水質)の勉強をしています。
有害物の処理、
ベンゼンの処理には活性炭が使用できるとの事、
ただし「吸着はあまり多くない」というのが
私の頭を悩ませています。

そのそも活性炭吸着の吸着は
脂肪族より芳香族が吸着しやすい
親水性より疎水性
分子量の大きなものなど特徴があります。

ベンゼンといえば「芳香化合物」の「芳香」の元?
有機溶媒で水に溶けにくいはず
(そもそもベンゼンは芳香族化合物でも他の化合物と
はまったく別物性質があるとか)
なのに吸着量が少ないのは疑問
そこで推測を立ててみました。

1、ベンゼンは他の芳香化合物とくらべると水に溶けやすい(だとしたら何故)
2、吸着という現象が起こるので、置換反応、
  酸化還元反応しにくいしやすいという概念が当てはまらない
3、あのC6H6の世にも奇妙なケクレを悩ませた形に秘密がある
  薬の合成になくてはならないものだとか

私の化学の知識なんて、無いも同然
どなたかその素晴らしい知識を私にご披露ください^^;
よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

一応、化学をやってた者ですが・・・「活性炭へのベンゼンの吸着量が多くない」とは知らなかった上に、Webで調べてもわからなかったのですが(汗)



さて、「吸着量は多くない」というのが、例えば「トルエンに比べて」なのか「タールに比べて」なのかによって、話は大きく変わってきます。
以下、2つの場合を想定して、推測を述べます。
(なお、ベンゼンの活性炭への吸着は、共有結合をつくるような化学反応ではありません。また、水に溶けやすいということもありません)

1)同程度の分子量であるトルエン等に比べても少ない場合:
ベンゼンは平面六角形型で、対称性の高い分子です。
(言ってみれば「円に近い形」)
このため、活性炭の微細孔に入った場合であっても、引っ掛からずにまた出てきてしまう(=吸着が弱い)、という可能性が考えられます。
(トルエンの場合、メチル基が1個ある分、引っ掛かりができる、と)
・・・これが事実だとすると、souitirou-haneiさんの「3、あのC6H6の世にも奇妙なケクレを悩ませた形に秘密がある」との推測が当たっていることになります。

2)比較の対象が、タール分のように、ベンゼンよりも遙かに分子量が大きいものだった場合:
この場合は、「粒よりも紐の方が他のものに引っ掛かりやすい」のと同じで、ベンゼンのような小さい分子よりも、高分子(=紐状・帯状・膜状)の方が吸着されやすい、という説明ができます。


・・・あまり化学的でない回答になってしまいましたが、以上が私の推測です。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございました。先日先生に聞いてみたところ
やはり、あの形が原因ではないかといってました
結局はっきりとしたことはわからないけれど
どこまでいっても、ベンゼンは置くが深い?
という事がわかりましたね^^;

お礼日時:2005/10/21 23:18

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