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日本漢字能力検定協会による「漢字能力調査」の2005年度結果が発表されたようです。
調査結果・結論に疑問があり、2004年度以前の結果と比較しようと思ったのですが、日本漢字能力検定協会のHPに該当の資料が見あたりません。
どこに行けば見られるか、御存知の方、いませんでしょうか。

また、調査の方法にも疑問があります。
「常用漢字が読める」事を基準に作ったテストだと言うことですが、2005年度の資料や新聞記事を読む限り、四字熟語や誤字訂正、対義語・類義語などの形態で出されたテストという事ですので、常用漢字を「常用」できたとしても、出題される熟語が「常用」のものでなければ無意味に思われます。(つまり、それでは結果的に常用漢字以上の能力を問うているのではないか。)
この点、もし実際にこのテストを受けた事のある方がいましたら、教えて頂きたいと思います。

A 回答 (1件)

「漢字能力調査」は今回が初めてです。


ですから、2004年以前の資料は存在しません。 
              
ちなみに常用漢字というのは、
政府によって、
「現代の国語を書き表すための漢字使用の目安」
として制定された1945字を指します。
     

この回答への補足

>「漢字能力調査」は今回が初めてです。
>ですから、2004年以前の資料は存在しません。

ありがとうございます。
たしかに新聞記事にそう書いてありますね。去年も同じような事があったと思いこんでおり、見落としていました・・・。

>ちなみに常用漢字というのは、
>政府によって、
>「現代の国語を書き表すための漢字使用の目安」
>として制定された1945字を指します。

舌足らずで申し訳ありません。それは存じ上げているのですが、敢えて皮肉ってみたというところです。


1981年3月の国語審議会答申の前文にある〔常用漢字表の性格〕には
「常用漢字表は、法令・公用文書・新聞・雑誌・放送等、一般の社会生活で用いる場合の、効率的で共通性の高い漢字を収め、分かりやすく通じやすい文章を書き表すための漢字使用の目安となることを目指した。
 常用漢字表は、現代の一般の社会生活で用いるものであって、科学・技術・芸術等の各種専門分野や個々人の漢字使用にまで立ち入ろうとするものではなく、従来の文献などに用いられている漢字を否定しようとするものでもない。また、地名・人名などの固有名詞の用いられる漢字を対象とするものではない。
 なお、ここに言う一般の社会生活における漢字使用とは、義務教育における学習を終えた後、ある程度実社会や学校での生活を経た人々を対象として考えたものである。」
とありますが、asahiコムの記事にあるような熟語の知識を調べる事と、常用漢字の周知の調査とは直接結びつかないのではないか。

また、「大学生になるほど正答率が低い」事から、「大学生の漢字能力が落ちている」という結論へは、あまりにも飛躍があるのではないか、(通常は、大学生になるにつれ、正答率が低いのであれば、大学生になるにつれ、出題された問題が難しい、つまり「非常用的な熟語」ということではないか)などという事が、私の疑問の中心にあります。

補足日時:2005/10/04 13:48
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