プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

中一の娘の母親です。毎日学校から帰ると中学生本来の使命を忘れ宿題もそこそこにボーッとぐうたらしています。何を言ってもハイハイ返事はするものの無視をします。「私は努力が大嫌い。楽して勝ち組になりたい。」と豪語します。成績が落ちているのは目に見えます。著名人のHow To本も読みましたが、だったら家の娘を立ち直らせてみて!と突っ込みたくなり、効果はありません。そこで、かつてこのような娘だった(もしくはこのようなお子様をお持ちだった)けれど良い方向に変わったきっかけとか方法を生の声(実体験)で教えて下さい。
追伸:運動部ではないのに夕食後机の前で毎日爆睡しているのに、寝ていないと言い張り、私が苦痛です。一般的でない眠らない方法はありますか。

A 回答 (7件)

同じような息子がおります(ついに不登校になりました)ので、ご質問に至ったお気持ちはわかります。

そして、その観点から言うと、私の経験談はお役に立たないかもしれませんがご参考までに。

私自身が小6から勉強に対して無気力でした。正直、勉強の楽しさを知ったのは30歳を過ぎてからで、おっしゃるような類いの「やる気」は、それまでついぞ出なかったに等しいですね。

ただ、私は中2で、たまたま学校の友人を介してロック音楽と出会ってしまいました。以降は、商品を買うために小遣いを溜めたり、これまた学校の友達に誘われて参加したYMCAのキャンプで共通の趣味を持つ親友に出会えたりしました。

おかげで、テストでは平気で赤点をとっていたのに、なかなか覇気のある人生で、大学に関しては親の意思に反して「ロック人口の多い」六大学を目指して勉強しました。勉強といっても、やはり嫌いな科目は一向にはかどらず、運よく、(読むのは苦手だが)書くのが好きな文章で小論文テストに合格しました。あとは成功街道まっしぐらです。

さて、高校受験はどうしたかというと、親の転勤により希望の高校に進めなかったので、やる気は減退しましたが、無気力ゆえに「どうとでもなれ」という気持ちで親に言われるまま塾に通い、なんとか、親の希望する転勤先の高校に合格しました。ただ、思うに、合格したのは、中学時代に生徒会活動などに励んでいたおかげかもしれません。それも学校に反発して学校を変えたいと思っていたからなのですが。結局は模範生とは程遠かったですね。

さて、その間、母はどうしていたかというと、大した働きかけはしませんでしたね。今、思えば、いろいろとうるさいことは言われていましたし、母もかなり悩んだようですが、私がリビングでボーっとしていても何も言わなかったし、こと成績の悪さについては反応ゼロでした(だから、私も平気で悪い成績をとっていたのですが)。今、思えば、ボーっとしていた時間に頭の中で培っていた哲学や主張が、のちの小論文テストや社会生活に役立ったのでしょう。また、同居の祖父がテレビを一緒に見ながら「これはどう思う? お爺ちゃんは、けしからんと思う」などと言うのに刺激されて、反発したり考えたりしたのも良かったと思います。

ただ、親には、転勤先に付いていかないわけにはいかぬだろうと言われ、付いていくには高校に受からねばと言われ、当時、バカだった私は、そういうものかと、従っていたわけです。結局のところ、それで不自由を感じていなかったというのが大きいのでしょう。逆に大学受験に際しては、ここで親に従ったらさすがにヤバいと思って奮起した記憶があります。ただし、「現状に不自由を感じる」のは親が守らざるを得ない中学時代には難しいと私は思ってしまっています。

つまり、中学時代に限って整理しますと、ボーっとする時間や、祖父のさりげない刺激や、YMCAという「学校外の世界」や、(いやいや行っていた)塾のおかげで、私はやる気がないながらも、前へ進めたのでしょう。

ただし、冒頭で申しましたように、自分の経験があっても、息子については不安です。特に、息子は、友人や学校の先生には会えているのですが、YMCAや塾や家庭教師に関しては頑なな食わず嫌いですし、「やりたくないものは、やらなきゃいい」という価値観にも目覚めてしまいました。また、PCなどなどで“忙しく”、ボーっと独りで哲学を培う時間などないように見えてしまいます。今は、好きな映画から何かを学び取ってくれないものかと見守るのみです。いえ、かなり、うるさく言ってしまっていますね、私は。

あとは、帰省を含めて、旅行をしたりすると少し安定するようです。これはケーブルテレビ、ゲーム、PCから離れるせいも大いにあると私は見ています。ただし、自宅でそれらをやめましょうというと、異常に嫌がります。依存症ですね(ちなみに、これらを与えたのは私ではありません)。

それから、娘さんが眠いのは気力がないからだと思います。逆に、寝すぎで血の巡りが悪くなっているのかもしれません。息子もそんな傾向があります。サプリメントも効果的ですよ。私はアリナミンAを飲んでいました。息子はビタミンBとカルシウムを与えていたのですが、最近、嫌がるようになってしまいました。

でも、先日、息子は、出先で祖父に理不尽な叱られ方をしたところ、よほど悔しかったのか、その出先から2時間かけて歩いて帰ってきて、スッキリした顔で反省していました。娘さんも、そういう逆境に出会えるといいですね。父親が買った電動自転車を横取りしたのも、息子の運動に役立っていますよ。

また、「努力が嫌い」というのは私もいまだ同じです。ずっと嫌いな努力をせずに成功を手にしてしまいました。単純に、好きなことだけを続けていて、それが止まらないほど夢中になっていただけです。

ところで、ご両親の職場見学をさせたことはありますか? 効果的だという話もありますよね。息子を父親の職場に連れて行って、そのあとで同業者が集まるような居酒屋にも行ったところ、帰りの駅で、学校のイベント参加を決意したりしたのですが。男の子ということもありましょうが、「熱い大人」と出会うのは好きなようです。思えば私にとっての熱い大人はロック・ミュージシャンだったのかもしれません。

どのみち、自分の中学時代を振り返っても、中学生が無気力なのは当たり前だと思っています。あとは、親が黒と言えば白と返す年頃なので、逆に、白と言って黒を引き出すとでもいいましょうか。お互い、子供の力を信じましょう。むずかし~けどね。長文失礼。
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この回答へのお礼

本当にありがとうございます。ucok様のようなお話をどうして、著名人の先生方はして下さらないのでしょうか。すごく真実味があります。努力がお嫌いだそうですが努力が苦にならないほど好きな物にめぐりあえたからご謙遜も嫌味に聞こえません。先日元主人が離婚後に立ち上げたという会社が潰れてた事を知ってしまい、大学を出たらあの会社で働くという夢(というかお嬢様に憧れていた)が崩れ、これが逆境になってくれればいいのですが。サプリメントもオークションで選んでみます。大変参考になりました。

お礼日時:2005/10/08 23:56

#5です。

私のような者の意見が少しでもお役に立てたようで嬉しいです。

>サプリメントもオークションで選んでみます。

私は近所の薬局の薬剤師さんに相談して選んでから、コンビニで補充していますよ。

皆さんへのお礼を読んで思ったんですが、娘さんは離婚や倒産など「勇気」をそがれる体験をしてしまったのですね。逆に、今を思いっきり楽しんでいる人が現れて気合を入れてくれるといいかもしれませんね。息子は、親戚の大人や先生を含め、年上の「元気なおにいさん」的な人にパワーをもらうと少し動いたりします。でも、お手伝いも宿題もなんだかんだとやれている娘さんは、普通の中学生という気がしますが。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。親の欲目なんでしょうか。産まれてくれたときには五体満足で健康であればいいなんて思っていたのに・・・私の娘にしては出来がいいと思います。だからこそ、このもって生まれた才能を伸ばすよう手助けしてあげたいと思ってしまうのです。ただの凡人以下にはさせたくない。せめて高校入試までは選べる立場の学力を付けさせたいんです。でも、がみがみ言いたくない。理解のあるお母さんのふりをしたい。毎日葛藤です。パワーを貰える様な年上の元気な人を探してみます。

お礼日時:2005/10/09 12:53

こんにちは。



お母さんお一人での養育、大変ですね。いろいろな方のHowTo本を読まれているので、ご存じかもしれませんが、「教育」する上で押さえておきたい対応法という物があります。それは「子どもには大きく分けて4通りのタイプがある」という物です。

(1)罰に弱く(叱られたら後に引く)、賞に強い(図に乗らない)タイプ
(2)罰に弱く、賞にも弱い(図に乗る)タイプ
(3)罰に強く(叱られても平気)、賞に弱いタイプ
(4)罰に強く、賞にも強いタイプ
です。

子どもが(1)の場合、何か不味いことがあっても「残念だったね」程度に留め、ひたすら誉めます。
(2)の場合は、なるべく本人の話や気持ちを聞き、さりげないアドバイスをするだけで見守ります。
(3)の場合は、がんがん叱っても平気、たまに思いっきり誉めてあげる。
(4)の場合は、まともに親の気持ちをぶつけても大丈夫。いわゆる昔のガキ大将です。

娘さんはどのタイプですか? お子さんは娘さんお一人でしょうか? もし、他にもお子さんがいらっしゃるなら比較してみて下さい。

あと、夕食後の爆睡。#3の方がおっしゃるようにストレスは大いにあり得る話ですね。ただ、3年前の出来事(確かに大きなストレスにはなり得ますが)より、今現在の学校生活ではないでしょうか?
夕飯後「お母さんの許で気がゆるんで」爆睡、という気がするのですが。だからこそ「していない(甘えていない)」と反論されるのでは? 私のうがちすぎなら、ごめんなさい。

1度、担任に相談されてみてはいかがでしょうか? また、保健室の先生が結構子ども達の事情を知っていたりしますよ。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。言われてみると娘はタイプ4、息子はタイプ3か4ですね。私が典型的なタイプ1なのでもう信じられない。我慢も限界な時、当然叱りますが、(溜まり具合によりかなりの噴火になることもあるのに)両方とも落ち込むこともなく「ねえねえお母さん、おなか空いた。」とか何事もなかったかのように会話が進むのにこちらの方が戸惑ってしまうことがしばしばなんです。むしろ、言い過ぎたかなあと私のほうがいつも反省してしまいます。夏休みの懇談のとき、何気ない会話の中で早起きが出来ないことをちょろっとお話したら「そんな風には見えない。見方を変えなくてはいけないかなあ。」と言われ(娘は昔から一見優等生タイプで学校ではきちっとした性格らしい)この先生に娘事を相談したら悪い目で見られてしまうと思いやめました。先生より皆様のほうが娘のことを知らないのにずっとわかってくださると今回認識いたしました。

お礼日時:2005/10/09 12:43

私は女性でもないし娘もいませんが。



娘さんは物事の本質を掴むのが速く、周囲がバカに見える程度の才能があると思いますが、中学までの勉強は、頭の良い子供にとっては簡単なものなのです。ところが自分の才能を過信して長い間ぼけーっとしていると、気づいた時には凡人以下になってしまいます。

とにかく、日常的な事すべてを大急ぎでやらせる事です。効率を追求するという事は非常に頭を使いますし、体も動かす事にもなります。急いでいると眠くならないし、脳が速く動くことが習慣化されてきます。嫌な事でも、やらなければと思った瞬間に条件反射的に体が動くようになります。

目的意識や責任感が育ってくるまでは、頭と体を錆び付かせない事が大事だと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。私も親ばかは承知ですが、本当にそれを心配しているのです。ダンボール生活をするのではないかと思うくらい他力本願の自信過剰なのです。で、どうせ勉強しないのなら宿題する前に家事を(自分の体操服の洗濯とか食器洗いなど)させて焦らせています。効果は未だ出てきませんが嫌がらずに習慣化されています。ただ、夕食後の食器洗いが済むと宿題があっても焦らず寝てしまうのです。朝あわててやって学校に行きます。目的意識と責任感、私の娘をご存知なんですか?と伺いたくなる位、彼女に欠けている的確な表現です。もうしばらくの辛抱でしょうか。ありがとうございました。

お礼日時:2005/10/08 23:34

子育て未経験者ですので、参考までに。



お子様の能力、本音、そしてご家族やご本人の生活状況、ご両親がお子様に求めることの内容、これらのすべてがうまく調和すれば、不自然な状況にはなりにくいと思われます。

私は、中学時代、成績がみるみる落ちていきましたが、その原因は

1 遠い学校だったため、体力的につらかったのに、それを認識していなかった → 無茶な生活リズム(夜おそくまでゲームとか)でも平気だと錯覚していた

2 知的好奇心を満たすことを知らなかった → 勉強に対する意欲を持つほどには精神的に育っていなかった

3 小学生の頃、習い事ばかりさせられていて、中学になって遊ぶ楽しさを覚えた→「活躍したい、成長したい」という意志が微塵もなく、ただただ自己中心的に遊び暮らすことが楽しかった

4 習い事をたくさんしていたおかげで、小手先の技術に長けていて、単なるトレーニングによって見についただけのことなのに、自分の力だと過信することがたくさんあった。


5 アレルギー性鼻炎によって年中鼻づまりだったため、「心身ともに冴え渡る」という感覚を知らなかった

などなど

要約すれば、自ら勉強に向かう意志と判断力が育っていなかったことと、そういう経験がなかったので、勉強する必要も感じていなかったわけです。


人間は、知的好奇心を満たすと、必ず快感を感じるものです。質問者様のお子様はその経験がかなり乏しいように思われます。あまり勉強しなくても小学生の間は何でも器用にこなせていたタイプではないですか?また、「楽をしたい」という気持ちは、ストレスを貯めていることの表れでもあります。そして、それを自覚していないのでしょう。自覚していれば、悩んだりするはずです。

まずは、ストレス要因を調べ、なくしてあげることからはじめるほうがよいかと思います(おそらく自覚していないと思うので、親が調べることはなかなか難しいと思いますが)。その上で、勉強だけでなくいろいろなことを経験をしたりする中で知的好奇心を満たすことの喜びを覚えていくことが、長い目で見ると大事なことだと感じました。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。そうなんです。娘は馬鹿ではないと思います。勉強らしいことは何もしなくても小学校時代は上の下くらいの成績を取ってきたので自信過剰なんです。知的好奇心のお話は同感です。私もいろいろ種は蒔いているつもりですが未だ芽は出ていません。ストレスについては私の3年前の離婚が原因かもしれませんが、こればかりは本人に乗り越えてもらわないとどうしようもありません。とても参考になるお話で嬉しかったです。

お礼日時:2005/10/08 23:05

勉強がつまらないから眠くなるんだと思いますよ。


考えてみてください。
あなたも、全然興味ないものに向かわざるを得ないときには、退屈で眠くなったりしませんか?
怒ったり、「~しなさい!」なんて言うとますますつまらなくなってしまいますよ。

娘さんに、勉強に興味を持たせる方法は、他の人(あなたや友人)と一緒に楽しく勉強するとよいと思います。
みんなで楽しく勉強するには、早押しクイズみたいに問題を出したり、
正解数が一番多い人に商品(おかしやおこづかい等)をあげる
などをして競争心を持たせることが効果的だと思います。

また、テストの点数があがった時、思いっきり褒めると「次も頑張ろう」と、やる気が起こると思います。

私が子供(高校2年生ぐらいまで)の頃の経験です。
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この回答へのお礼

早々のお返事ありがとうございます。Ysan様が私の子供だったらどんなに良いでしょう。私の母親が超恐ろしい教育ママだったので私は怒ることと命令だけは避けてきたつもりです。小学5年生から100点3枚で商品と交換とかしましたが、そのうち馬鹿らしいからやめたといわれました。去年塾で8月に1番になり思いっきり褒めました。結果主義なので報酬も与えました。そしたら、3月には185番(下から数えた方が早い)になりました。理由は一番になるくらい私は天才だからやらなくても出来ると思ったからだそうです。

お礼日時:2005/10/08 13:02

こんにちは。

私は大学生ですが、中学生の頃、うちの母があなたと同じように悩んでいた時期がありました。

私は当時勉強に興味がなく、学校は友達と会う場所みたいなものでした。そんな私を見かねて、母は中学1年終わり頃から家庭教師をつけるようになりました。そのお陰で、まぁ成績はあがりましたが、やっぱり勉強に興味がもてませんでした。

そして、中学3年の時、私は「勉強したくないから、高校に行きたくない」と担任に打ち明けました。母には言わない約束だったのに、担任は母にそのことを告げました。それを聞いた母はそうとうショックだったそうです(最近ききました。)

母はどうにか私を高校に行かせようと四苦八苦して、とうとう名案を思いつきました。母は私が「美容師になりたいの」といっていたことを思い出して、美容師について調べたところ、高卒でなければ美容学校には行けないのだということを知ったそうです。(本当は専修学校とかあるんですけどね。)

そして私にそのことを教えてくれました。私はその当時本当に美容師になりたかったので、それじゃあ、勉強しないとってことで、一生懸命勉強するようになりました。目標ができてからは、勉強は辛いものではなくなりました。

ただ、勉強するのが楽しくなって、目標が美容師から大学進学へと変わり、今では学生兼教授の助手もしています。
あの当時は母のひと言ひと言が「うざい」と感じることもありまいたが、今は本当に母に感謝しています。

ここまで、自分の体験談を書いてきましたが、私はアドバイスができるほど知識はありません。ただ、私の体験談から、なにか感じられることがあれば、幸いです。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。娘に将来なりたいものを列記させて、一緒にお茶を飲みながらインターネットで調べたりして目標を持つように心がけました。そしたら、どの職業ににしても勉強しないと無理だ(生物学者、医師、看護士、考古学者だから当たり前ですが・・・)という結論に至り「やっぱ面倒くさいし無理!」で、終わりました。どうして、kkkaaaさんみたいに素直になってくれないのでしょう。

お礼日時:2005/10/08 13:19

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