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金利一般が低下するときは、債権の利回りも低下するというのはわかるのですが、これに伴って、債券相場は上昇し、債権市況は好転するというのが理解できません。

例など挙げていただき、補足をお願いします。
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A 回答 (3件)

“市況が好転する”というのはわかりませんが、債権相場が上昇する理由については、以下の質問が参考になるかと思います。



参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1343253
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まず基本から


「さいけん」は債権ではなく「債券」です。

債券は「利回り」と「額面金額」の2つの要素が絡み合って収益が変動します。

(質問の答え)
金利が低下する局面
→現在は史上最低の金利で今後は金利は上昇してきます。分かりやすいようにバブル直後の日本を考えましょう。この時は金利は低下の状態にありました。

1.債券の利回り
・・・債券の利回りはそのときの市場金利に連動します。金利が低下するということは債券の利回りも例えば2%→1.8%→1.6%と下がっていくということです。

こういう状態の時、債券の売買価格はどうなるでしょうか?

2.債券の価格
例えば2%の利回りの債券を持っていて、市場金利が下げ基調に転じたとします。(新規発行の債券は1.8%とかになるわけです)

この場合、(自分が持っている2%利回りの債券の)期待できる金利収入が相対的に高くなります。つまり投資価値は高まりますから債券価格は上昇します。だから債券市況は好転するのです。


分かりますか?もし分からなかったら逆のことを考えて見ましょう。

(2005年10月時点で見た債券相場)
1.金利:これからは上昇しますね
2.債券利回り:利回りも上昇(1%→1.3%とか)

3.今持っている債券の将来的価値:
1%の利回りより1.3%の方がいいですよね。つまり今後発行される債券の利回りが今より良くなりますから今もっている債券の価値は相対的に下がります。

4.もし債券を売りたくなったら・・・
金利上昇局面では100円の額面の債券は今後は95円とか93円で売らないと買い手がつかないことはお分かりでしょう。今後は債券相場は下落するということです。

(基本)
金利の上下変動と債券価格の上下変動は反比例するということです。これが理解できれば債券の動きは理解できます。
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 表面利率5%の債券があるとします。

市場の金利が急低下して1%となった場合、この債券は有利な投資先になりますので、多くの人が買いたいと思います。

 額面の1万円に対して2万円出して買っても実質利回りは2.5%です。3万円出しても1.7%と市場金利よりも有利な利回りが得られますので、それだけのお金を出しても投資として見合います。そのため`定価`1万円に対して2万円、3万円と値段が上がります。つまり債券価格(相場)の上昇です。

 債券が他の投資商品よりも有利な投資先となった場合、投資資金が流入してきますので売買の活発化+価格の上昇=債券市況の好転ということになります。
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