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 学校のディベートの準備として質問させて頂きます。
 フランス等、死刑制度廃止により、凶悪犯罪が減ったとの話を聞きました。
 この話は本当でしょうか?(うろ覚えの記憶なので・・・。)
 また、死刑制度の廃止によって、凶悪犯罪者が増加することはなかった、との話がありますが、(こちらは確証があります。まあ、多分ご存知とはおもいますが・・・。)これはなぜなのでしょう?
 色々考えてみたのですが、なぜなのかが思いつかないので、皆様のお知恵を拝借したいと思います。予想でも構いませんので、よろしくお願いします。
 (一応過去ログはあさってみましたが、万一既出でしたら、すみません。)

A 回答 (7件)

同じ様なことやってる人達がいました。

参考にしてください。

http://www.tku.ac.jp/~jinnai/sikei.koutei.rituro …

殺人者率の低下で引き合いに出されるのは、調べてもわかる
様にカナダ以外にありません。それほど希少な例だという事
でしょうか。殺人者率と死刑廃止の因果関係も証明された訳
ではありません。貧困の解消や、社会的不公平の是正など、
殺人の原因となる社会環境を是正してきた結果でもあります。

死刑制度を維持してきた日本が、「日本の殺人者率は過去50
年で他のどの国よりも激減してきた」と言われているのをご
存知でしたか。死刑制度に反対する人権団体の多くは、自分
達に都合のいいデータだけを、都合よく解釈しますから、惑
わされないようにしなくてはいけません。

なお、今は凶悪犯罪の抑止だけで死刑制度が論じられているの
ではなく、被害者側の人権や感情、終身刑と死刑のどちらが
人道的か、更正不能とされた犯罪者の生存コスト等々、いろん
な視点から議論されています。死刑廃止派の主張も、冤罪の可
能性の方にシフトして来てるようです。
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この回答へのお礼

 死刑制度はディベートでよく取り上げられるテーマのようですね。

>日本の殺人者率は過去50年で他のどの国よりも激減してきた
 これは初耳でした。残念ながら肯定派になってしまったので、ディベートには使えませんが、社会的な話題として、今後の参考にさせていただきます。

>更正不能とされた犯罪者の生存コスト
 そういう見方もありましたか。これは良いです。
 ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/04 20:55

また日本の犯罪率・犯罪認知件数は過去50年「増加」の一途です。

他国に比べて抑制できていたと言われるのは凶悪犯罪も含まれますが刑法犯全般についてで、日本が犯罪抑止に成功しているとして海外から高く評価されていたのは死刑制度ではなく交番制度や「銃刀狩り」のことです。
しかも日本の犯罪率は「主要先進国に比べれば」相当に低いですがアジアの中ではそれほど低いというわけでもないようです。
またご質問のフランスについてはイギリス、アメリカなどとともに犯罪認知件数が減った時期が一時期あったようですが最近では増転しており、凶悪犯罪についてもとくに減ったということはなさそうです。

http://www.jcps.or.jp/body/051_1402.html
http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/1999/00182/ …
http://ms-t.jp/Statistics/Data/Crimerate.html
http://66.102.7.104/search?q=cache:gXpN8aukGl8J: …

謙中謙韓のようなイデオロギー的な動機を持っている人は自分たちの都合の良いようにデータを解釈して宣伝しようとしますから気をつけなければなりません。
彼らは地方参政権や外国人差別などの問題で「人権」団体としばしば主張ぶつかるので「人権」というスローガンが含まれるものに対してアレルギーを持っているわけです。
死刑存廃問題も人権団体に「人権問題」としてよく取り上げられる話題なので。
その団体の代表がアムネスティインターナショナル日本でしょう。
アムネスティは死刑制度反対ですが日本の「外国人差別」などにも口を出してきているので、彼らは死刑廃止論についても嫌がっているわけです。
ためしに2chなどでアムネスティインターナショナルについて書き込んでみてください。すぐに「反日団体だ」などという反応が返ってきますから。

念のために言っておきますがアムネスティは世界で広く政府などの人権侵害に対して活動している団体なのでもちろん日本の人権問題に注文をつけることもありますが特に反日ということではありません。

この回答への補足

 皆様、たった三日間でこんなにたくさんのご回答、ありがとうございます。
 今は少々眠気で頭がよく回らないので、申し訳ありませんが、個々の方々への返答は後日にさせて頂きます。
 ちなみに、学校では肯定派(死刑廃止派)になりました。
 それから、この質問の題名を間違えました。最初の「なぜ」が余計でした・・・。失礼しました。

 論点が少しずれるかもしれませんが、また再び疑問が上がりました。
 否定派(死刑存続派)が、「凶悪犯罪者がずっと生きていて、それで脱獄する可能性がある。又、国民が、それに不安を感じる。」
ということを持ち出してくる、と仮定して、それに対しての反駁を考えています。
 そんなのほとんどありえんだろ、と思うのですが、科学的根拠が思いつきません。
 現在の脱獄者数を調べれば、何とかなると思うのですが、検索しても、DVD、小説、デカレンジャー(笑)・・・というものしか出てこず、少々困っております。
 どなたかそのようなデータをご存知の方、教えていただけないでしょうか。

補足日時:2005/11/02 20:57
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この回答へのお礼

>謙中謙韓の人・・・
 これもばかげた話ですね・・・。
 まぁ、自戒とせねばならぬ部分もあるのですが。

>評価されていたのは・・交番制度や「銃刀狩り」
 そうでしたか・・・。
 ただ、交番についても評価されていたのですか?個人的なイメージでは、空き交番などで、あまり良くない状況のような・・・。
 ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/04 21:54

全体として犯罪が増加傾向にある中、凶悪犯罪が増えなかったということです。


そのような例はカナダにしかないとありますが、そのような「見込みの減少」を含めれば、ほかの死刑を廃止したほかの先進国にも言えます。
日本でも死刑執行停止期間中に、急激な犯罪率の伸びはありませんでした。
アメリカの「天国刑務所」と「地獄刑務所」の実験例を見ても、刑法の厳罰主義的な運用が必ずしも犯罪抑止につながらないのは明らかです。(さらには厳罰主義が犯罪の凶悪化・常習化を招く可能性も伺える)

死刑を肯定する論理の砦は"被害者感情"だと思いますが、個人的にはそれはどうかと思います。
なぜなら、被害者本人、関係者以外が"被害者者感情"を語るのは単なる野次馬でしかないし、感情で人を「殺せ」というのは殺人者の論理と同じだと思うからです(合法か、非合法かという違いしかない)。
海外では真っ二つに割れる問題ですが、内閣府の世論調査では、日本ではほとんどが死刑の存続に「賛成」だという結果が出ています。まるでみんなで被害者以外の人間も束になって特定の人間を「殺せ」「殺せ」と声高に叫んでいるようで末恐ろしい感じがします。

凶悪犯罪とみなすかどうかは社会情勢によるというのも違うと思います。統計では殺人や強盗など特定の種類の犯罪に限られるのだからそのような差はないし、戦争はもとから一般犯罪の数字には含まれていません。

また、殺人者(加害者)本人は死刑か終身刑(日本の無期懲役とは異なる)かという選択だったら前者を選ぶ人間はかなりの割合いると思います。実際、「死刑になりたかった」という理由で犯罪を犯した犯罪者もいます(記憶に新しいのは阪大池田小事件)。
もしも合法的な「復讐」が死刑の本意ならば、犯罪者の望みどおりにさせてやっても良いのでしょうか?

また現在の日本の法律では「無期懲役」がありますが、10年目から仮釈放が認められ、20年以上服役した人間はおりません。
懲役刑<死刑と考えるなら(私は必ずしもそうとは思わないけど)、有期刑は最高20年まで、無期刑は実質懲役20年、その上はいきなり死刑です。
こんな不合理なことはありますか?
死刑よりも長期の懲役刑の方がより重い刑だし、

有期刑の刑期の上限を引き伸ばすなり、複数の罪を犯した場合の加算を可能にするなり(今の法律では複数の罪を犯した場合でも加算できない。ひとつの罪について、もっとも重い刑のみが適応される)、終身刑を導入するなりすべきです。

また、合法ならば何でもやってよいという考え方も賛同できません。
現代の法倫理では、違法でないものをさばくことができないというだけであって、非合法でないもののすべて行為を肯定しているわけではありません。そのような考え方自体が近代法倫理では認められておらず、日本の法律は建前と実践がぐちゃぐちゃというか時代遅れと言えると思います。

その上、死刑の運用方法にも問題があります。死刑は祝祭日や大きな政治的イベントなどにあわせて執行され、家族に対する事前の告知などもありません。
私たちは死刑制度が存在するといった事実や、死刑判決が出たという事実はニュースなどで知り得ても、実際に死刑が執行されたとか、どのように死刑が運用されているかなどといった情報はなどほとんど伝えられないわけです。
これでは開かれた議論や考察は十分にできません。たとえ死刑を存続するにしても、少なくとも現状のままではならないと思います。

と、最後に自分の意見を言ってみる。

最後に、死刑に関する統計的資料です。
http://homepage2.nifty.com/shihai/shiryou/facts& …
http://homepage2.nifty.com/shihai/shiryou/abolit …

以下は
死刑存廃議論に関する資料や考察をまとめたHPです。
HPの作者は死刑存置派だそうですが、廃止派の指摘するような死刑制度の問題点についても一部認めていて比較的公平なスタンスで、資料も豊富です。http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Bull/1670/ …
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この回答へのお礼

 ありがとうございました。
>終身刑を導入
 確かに、それはあります。何度か、この事件に死刑は重過ぎるけど、無期懲役じゃ重い、というように感じる事例をみました。死刑の存廃にかかわらず、導入すべきですね。
 
>合法ならば何でもやってよいという考え方も賛同できません。
 これも理論的な話として賛成です。法律(又は憲法)に書いてある書いてないは無視して議論すべきですね。

お礼日時:2005/11/04 21:45

<死刑制度の廃止によって、凶悪犯罪者が増加することはなかった


論理的には、「死刑制度の廃止」と「凶悪犯罪者が増加することがなかった」ことが同時期におこっただけのことで、実証されない限り因果関係的に述べることはできません。(逆に言えば、死刑があった時には、凶悪犯罪は減少したのでしょうか、おそらくないでしょう)

仮定1)故意の複数殺人を犯しても「死刑にならない」として、「よし、じゃあ明日から人を殺しまくるぞ」と考える人がいるでしょうか。
たとえいたとして、私たちはその人を「法が許容しているのだから」と容認するでしょうか。むしろ、私たちはその人を「異常者」とみなすでしょう。

仮定2)戦争や治安が極端に悪化した社会、すなわち殺人や死が日常的な社会で、強盗殺人事件がおこったとします。私たちはそれを「重大犯罪」「凶悪事件」と呼ぶでしょうか。おそらく、他の多くの事件の中に埋没し、注目されることもないでしょう。

仮定3)子供(弱者)を一方的に殺害した事件、あるいは無差別テロのように故意に不特定多数を死に至らしめるような行為に対し、実行犯があくまで非を認めない場合でも、法が死刑を規定していないが故に無期刑、これを遺族あるいは一般人のどれだけが理解・許容するか。

これらのことから、
◇凶悪犯罪を犯すか否かは、人の人格、倫理観、生命観に左右される。
◇凶悪犯罪とみなすか否かは、その社会の状況による。つまり、凶悪犯罪は相対的なものである。(ちなみにチャップリンは「殺人凶時代」で「一人殺せば犯罪者、(戦争で)一万人殺せば英雄」と主人公に語らしめています)
◇刑死による人の命よりも尊重される、優先される(と認められる)ものが実社会には現実的にある。その意味では、死刑制度は正しく「公的に認められた復讐」である。

ということが言えるのではないでしょうか。

根本的に、前の回答者さんたちも指摘してあるように、凶悪犯罪の抑止や増減と死刑制度を関連させて論じることは、木を見て森を見ない議論になると思います。

ただ、「死刑制度があると冤罪で死刑になる人がでます」(#2さん)という「過誤」の危険性や、かつての治安維持法による「非国民」とされた国民への抑圧などのような「恣意的な」法の適用・運用という問題は残りますが。(ここが、この回答の弱点ですかね)
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この回答へのお礼

 ありがとうございました。
>死刑制度は「公的に認められた復讐」
 とても共感しました。
 また、社会情勢関係についてのお話、ここは考えたこともありませんでした。そういう見方もあるのですね。

 やはり、凶悪犯罪の抑止や増減云々は、少なくともディベートする上では(現実問題としては深刻ですが)「細かいこと」というような感じなのですね・・・。

お礼日時:2005/11/04 21:21

>死刑制度廃止により、凶悪犯罪が減った



どうやらこのようなデータはなさそうです。
反対に、死刑制度による抑止力についての有意なデータもないようです。

死刑制度廃止によって凶悪犯罪が減る可能性として、死刑よりも終身刑のほうが犯罪者にとっては辛いということもあるかもしれません。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%BB%E5%88%91% …
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この回答へのお礼

 ありがとうございました。
 ウィキペディアの「死刑廃止論の主張の要点、並びにこれに対する反論」の表、良い資料となりそうです。
>死刑よりも終身刑のほうが犯罪者にとっては辛い
 これもありますね。自分だったら、はて、どちらが良いか・・・。

お礼日時:2005/11/04 21:02

死刑制度がある  死刑になると思われる状態になれば「暴走する」


死刑がない  自暴自棄にならず逮捕受け入れる
どう考えるかって人の数で増減決まりそうです。

ディベートの材料だから澄ましていられますが、国によっては(日本などもそうだが)「遺族の立場」ってのもあるのでややこしいです。
連続殺人なんて起きると一部の家族だけ「報復は望まない」って発言できない雰囲気あるでしょう?

死刑制度があると冤罪で死刑になる人がでます。
死刑制度がなければ失われた時間はあってもいのちは残る。
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この回答へのお礼

 なるほど、
>一部の家族だけ「報復は望まない」って発言できない
 これはいい材料になりそうです。
>冤罪
これは死刑存続派の最大の弱点ですね。
 ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/04 20:41

> フランス等、死刑制度廃止により、凶悪犯罪が減ったとの話を聞きました。


> この話は本当でしょうか?

聞いたことがありませんがおそらく嘘です。
凶悪犯罪の増減の要因は社会経済、モラル他様々であり、死刑廃止は要因の一部に過ぎません。
死刑を廃止した国で凶悪犯罪が増えたにせよ減ったにせよ、死刑廃止との間の因果関係を別に証明しないで安易に結びつけるわけにはゆきません。
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この回答へのお礼

 多分、死刑廃止によって凶悪犯罪が云々は僕の勘違いだったと思います。
 因果関係が無いとだめなのですね。
 ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/04 20:38

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