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実母の”夕方症候群”の対策について相談させて頂きます。

2ヶ月前に発症した、くも膜下出血の後遺症として、記憶障害が残っています。手足の麻痺が残らなかったものの、一人での判断力が戻っていないため、しばらく具合が良くなるまでということで、母の家からは遠方の娘の私の家で預かっています。

現在、とても困ったこととして、夕方になると、必ずと言っていいほど、「家に帰る」と言い出します。
しかも、現実には亡くなっている「犬にえさをやるため」とか「友達に会うため」といった作話をしながら
頑固として外に出ようとします。

気が済めばと思い、一人で歩かせながら、後ろから
ついて行ったり、車でいろいろ回りながら、大きい
道路標識が出るまで連れて行かなければなりません。
最終的には、「なんだか違うけど納得はできない」といった状態で、処方されている睡眠薬を
飲ませて眠らせています。
さすがに、毎日こういった行動を起こされると、こちらも夕方になるのが怖くなってしまいます。

ネットで調べたところ、「夕方症候群」という症状だそうです。こういった症状に効く対策をご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

認知症ケア専門士です。



いわゆる「夕暮れ症候群」ですが、転居における「一時せん妄」と思われます。
ネットで「せん妄/夜間せん妄」をご覧になってください。
せん妄が発症する原因は、脱水もあります。
高齢者でも、一日の水分量は1300CCくらい必要です。(食事以外に)
お母様がそのくらい水分をお取りになっておられるか?トイレへ行くのが面倒とかで水分を拒む高齢者もいます。
「帰りたい」、帰宅願望と言いますが、帰宅願望があるのが当たり前、ご自分の居場所のあるところに帰りたいのですから。
外出(徘徊と言います)なさるのは夕食の前?後?
前なら、夕食を食べたら落ち着くと思いますので、
徘徊の前に一緒に買い物に行くとか出来ませんか。
後なら、日中の行動をなるべく多くできれば良いと思います。

「脱水・便秘」は、夕暮れ症候群の最たる原因です。
排便がキチンとあるか?
水分(お茶・ジュースなんでも)が不足していないか?

この2点を試してください。

娘さんが認識でき、飼っていた犬や友達を思い出せる、何よりも歩ける!
くも膜下出血からわずか2ヶ月、まだ「せん妄」が起きて当然です。(自分の家でもないし)
後遺症が軽くてよかったですね。

介護なさっているご本人の苦労はよく判ります。(経験者です)お疲れでしょうが、ゆったりした気分で夕方の散歩に付き合ってみてください。
半年後、もっと大変なら、そのとき別な方法を考えてはいかがですか?
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。
外出時間は、日によりまちまちのため、それぞれの対応を実践したいと思います。

水分はあまり摂っていないように思われます。一緒にお茶を飲むよう心がけます。夕暮れ症候群の最たる原因が、「脱水、便秘」であるというのは、初めて聞きました。気をつけてみます。

そうですね、くも膜下にしては、軽い症状だと思われます。そのことを思い出しつつ、日々対応していきたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2005/12/05 20:20

毎日振り回されて大変なこととお察しします。


現実と自分の認識の差を必死に埋めようとするこころの働きが、周りから見ると「作話」に思えたり、困らせようとしているように感じたりしているといえます。脳疾患や、転居で初めての土地に行く、というのは想像以上に負荷がかかり、混乱が生じやすくなります。

あくまでご本人にとっては「現実」であり、犬も生きているし、会うべき友人もいる、ということなのです。
こういった場合、必死に現実を説明しても殆ど効果はないとおもいます。なぜなら、ご本人の現実の方が「リアル」だから。

こういった場合、介護職は、「説得より納得、それで駄目なら気を紛らわす」という手段をとります。頑固に本人を否定してもお互いに得るものはありませんし、お互いの精神衛生に非常に悪いので、本人が納得しやすい事柄を提示してあげる、あるいは夕方の時間帯はなにか一緒に作業をして、そちらに集中してもらう、などがわりあい有効です。

ただ、これをやれば万事有効、という決定打はなかなかありません。その方にあった方法が試行錯誤のうちに見つかる、というのが現実です。各種の介護サービスを活用することであなた自身の時間と休息も確保しながら、じっくりとお母さんと向き合うことをお勧めします。専門家の手を借りるのも、重要ですよ。頑張りすぎず、寄り添ってみてください。


#2のかたもお勧めになっている
三好春樹「痴呆論」は非常に参考になる本ですので是非ご一読ください。
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この回答へのお礼

親切なご回答ありがとうございます。非常に参考になりました。文章のアドバイスは残るものですし、今後も介護をする上で、冷静に立ち止まるきっかけになると思います。

どうしても、性格的にすべてを受け入れようとしてしまうので、まいりやすいのだと思いますが、これでは
駄目ですね。もっとけせらせらにやらないと。。

是非、参考の本を読ませていただきます。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/26 20:29

帰宅願望につきあって一緒に外に出る大変さ、心中お察しします。



脳血管性痴呆と思われますが、「夕方症候群」とおっしゃる帰宅願望。
それはあくまで副次的な症状であり、その為の直接的な医療的対策はないでしょう。

医療的でない対応としては痴呆に対して色々と向き合っていたら、
結果的に帰宅願望が無くなっていた。
というパターンなどがあると思います。

病気として捉え、治療するのではなく、その症状に付き合っていくことが
重要だと思います。

うまく文章をまとめきれませんでしたが、痴呆に関する
お薦めの本がありますのでよかったらご参照下さい。

参考URL:http://www.mdn.ne.jp/~rihaken/Mi_bookinfo/m35tih …
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございました。

「治療するのではなく、その症状に付き合っていくことが重要である」という一文には、はっとさせられました。しっかりしていた母が頭にあるため、なかなか現実を受け入れられないため、治そうと努力してしまいますが、うまく症状に慣れると共に、うまく付き合えるようにならなければならないのでしょうね。。。

お薦めの本をさっそく読んでみようと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/26 20:34

現実を「あるがまま」に受け入れましょう。



軽度のアルツハイマーのようなものなのでしようか・・・。
いずれにせよ、加齢とか傷害でそういう症状になった場合は、昔のその人のイメージを捨てて今までと別人格の「人」がそこにいると考えるしかないのではないでしょうか。

今は、お母さんを「あるがまま」に受け入れて、温かく接してあげるしかないのではないでしょうか。
あなたが、異常なこととして構えたり、負担に思ってしまうとお母さんにも、良い影響を与えないと思います。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございました。
別の方にも言われたとおり、「現実をあるがままに受け入れる」ことが、まずは大事なのですね。。

母として接すると、どうしても腹が立ってしまいますが、別の人として接した方が良いのかもしれません。

母も私もお互いに悪くなっては仕方ないですよね。。
自分の成長のためにも、母に温かく接してあげられるよう心がけていこうと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/26 20:38

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