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 バイト先の人が音楽を本格的にやっている人で、その人曰く「ビートルズが現代音楽の基盤を作った。現代音楽のすべてのルーツがビートルズにある」と言っていました。あと、音楽評論家のコラムに同じような事を目にした事がありました。
 しかし、具体的にはどういう所がその後の音楽に影響を与える事となったのでしょうか?。

A 回答 (6件)

現代音楽の定義があいまいなのでよくわかりませんが


現在、比較的多くの人が聴かれている音楽ということでしょうか。

少なからずビートルズの影響を
受けている人は多いと思います。

ただ、基盤を作ったとかルーツとか、
そういったことは、はっきりわからないものです。

だから、そう思う人はそうなんでしょうし、
そう思わない人はそうなんでしょう。
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ビートルズは影響力が大きいアーティストですが、「現代音楽の基盤」「すべてのルーツ」というのは言い過ぎでしょう。

彼らのパフォーマンスが成功し、影響された人が多いのは事実だとは思います。具体的には、当時分業するのが当然だった作詞・作曲・演奏・歌唱・レコーディングをほとんどメンバー自身が手がけ、その間にもライブ・テレビ・ラジオ・映画と膨大な仕事を短い期間にやり遂げていることでしょう。ビジネスとしても当時これほどメディアに登場しまくったアーティストもいないのではないでしょうか。

レコーディングに関しては、いろいろなサウンド的な試みをしていますが、作詞・作曲法にそれほど新しさがあるとは思えません。それでも、面白い楽曲が多いのがビートルズの偉大さです。
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No.1~3の方々の回答以上のことは書けないのですが、


「~の原型」見たいな感じの曲が多い、
と言うのもあるのではないでしょうか。
例えば"元祖サイケデリック"と呼ばれる「Tomorrow Never Knows」、
"ヘビメタの原型"「Helter Skelter」、
(この呼び名は自分もどこかで聞いたことがある、
と言うだけで、一般的には言われてないのかもしれませんが)
またクラシックをロックに取り入れたのも確か
「Yesterday」が初めてだったはずですし、
「Sergeant Peppers Lonely Hearts Club Band」
も初のコンセプトアルバムと言われてた記憶があります。
(全部不確かですいません)
この辺が現代音楽(正しくは現代のポピュラー音楽、ですね)
のルーツと呼ばれる所以ではないでしょうか。
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No.1とNo.2の方の意見が、ほぼ正解ですね~。


バンドが自分達で作曲して演奏する、という形態を定着させた、という事が大きな理由でしょうね。
それと、一つだけ補足させて戴きますと(結構専門的な話になりますが)、リンゴ・スターのドラム奏法も挙げられますね。
ハイハット(足で踏むシンバル)をスティックで叩きながら、ビートを刻んでリズムキープをするようになったのも、リンゴが最初、と一般的に言われてますので、そういった事も、「ルーツ」と言われている要因なのではないでしょうかね~^^
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現在のポップミュージックはロックの影響が非常に大きいわけですが、ビートルズの功績の中で一番画期的だったのは何かというと、彼らがロックの意味を変えたことではないかという気がします。


ビートルズ以前の、例えばエルビス・プレスリーやチャック・ベリーの時代には、ロックは若者向けのダンスミュージックであり、一過性のブームに過ぎないと考えられていたようです。
ビートルズもデビュー当初はそうだったのですが、徐々に音楽性の幅を広げ、また深みを増し、「聴く音楽」としてロックの可能性を広げました。

また、バンド形式のアーティストの場合、昔は「ビル・ヘイリーと彼のコメッツ」というような、リーダーとバックバンドの関係が普通でした。日本でもムード歌謡とか初期のグループサウンズにその名残が見られますね。
しかし今の世の中で「バンド」という言葉で連想するのは(吹奏楽はまあ別として)、そうではないですよね。リーダーと言えどもバンドのメンバーです。現実には必ずしも対等な関係とは言えないようですが、建前的には対等に近い。
そういう「バンド」の概念も、ビートルズあたりが最初でしょう。

他にもファッションやライフスタイルなど、彼らが主導的な役割を果たしたものは多いわけですが、忘れてはならないのは、ビートルズと同じように考え、同じように行動したミュージシャン達が、同時に多数存在したことです。つまり1さんのおっしゃるように、ビートルズ「たち」です。もう少し後の、彼らに影響を受けた人達も加わって、ロックは「ブーム」から「ジャンル」になったと言えるでしょう。
チャック・ベリー等の初期ロックンローラーに対する再評価もこうした流れの中で行われました。皮肉なことですが、ビートルズ達が登場しなければ、チャック・ベリーも真価を認められることなく「あの人は今」状態になっていたのでは...と私などは思ったりもします。

また、「ロック的なもの」は様々なジャンルの芸術やエンターテインメントにも影響を及ぼしました。

そんなわけで、現在のポップミュージックの大きな柱のひとつがロックであり、ビートルズは、ロックという音楽ジャンルの誕生にあたって中心的な役割を果たしたアーティストだったと思います。
現代音楽云々はさすがに言いすぎとは私も思いますが(笑)、まあ、それぐらい思い入れを持つ人がいるほど偉大なアーティスト達だったということで。
長文失礼しました。
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まず、通常「現代音楽」というときはクラシックの発展系を標榜する実験的だったり前衛的だったりする音楽のことなので、そういう意味ではビートルズにルーツはこれっぽっちもありません。



で、現代のポピュラー音楽という意味(なぜかここの掲示板では現代音楽、というとそういう意味に使うひとが多い。誤解の元ですね)で考えても、すべてのルーツが、というのは明らかに言い過ぎです。
ただ、ロックを中心とするポピュラー音楽の大本のひとつにブルース音楽がある。特にリズム&ブルース。これを白人向けにというか白人がというか作り直したのがロックンロールのはじまりです。で、ビートルズはこのどちらかといえば泥臭いR&Bやロックンロールを当時のポピュラー音楽と融合させ、またポピュラー音楽では余り使われなかったメロディーラインや和音を多用しました(これは特に後半)。この斬新なそれでいて大衆的な音楽が大いに売れたわけです。(その影響として我が国ではなぜかグループサウンズというものが生まれたのですが)

そういった流れがあって、ロック音楽が多様に花開き、またそれを売ろうとするレコード会社もでてきたわけです。

もうひとつ、これはビートルズに限るわけではなく、フォークやシンガー・ソングライターという方向も含みますが、素人が音楽を作るようになったことです。このころまで、商業音楽はプロの作曲家と作詞家が曲を作り、それをプロの歌手がうたう、というのがほとんどでしたが(あ、それと伴奏も通常歌い手とは別の場合が多かったのですが)、60年代にこれらの人々が自ら作り自ら演奏し歌うというのを定着させました。
そういうこともビートルズ「たち」がはじめです。
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