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哲学についてド素人なのですが、ニーチェの思想について教えてください。ニーチェのニヒリズムとキリスト教の関連がよくわかりません。  いろいろ調べてみたのですが、よく理解できないです。
できるだけ簡単にニーチェの思想について教えてください。

A 回答 (3件)

ニヒリズム(虚無主義)とは簡単に言うと「生きることの否定」です。

16世紀ごろからだんだんとキリスト教が廃れて、近代哲学がそれにとって代わりました(代表的なのはデカルトとカント)。でもニーチェはこの近代哲学も結局はキリスト教の考え方を受け継いでいると言います。その受け継いでいるものがニヒリズムです。ニヒリズムはキリスト教の教義に隠れていました。大雑把にいうと「死んだら天国にいける」っていうのは生きることの否定なわけです。死後のほうが価値が高いことになってる。若き日のニーチェがニヒリズムに出会ったのがショーペンハウアーの本。この本を読んで一時はハマってしまったニーチェでしたが、彼はニヒリズムを超えようとします。
ニヒリズムは「生の否定」です。なんで否定するかというと「生きることは苦しいことだから」です。でもニーチェはそのネガティブさを批判するようになり、生きることの苦しさを肯定することを説き、それが出来る強い精神を持った人間のことを「超人」と呼んだのです。
大体こんな感じであってるのか…な。私も最近学んだところですけどね。
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キリスト教は元々ルサンチマン(嫉妬や羨望と結びついた憤りや怨恨の感情)からきた。

それは、なぜ生きなければいけないのか??という人間が人生の意味を考える性質からきたもの。
それを『敵を愛しなさい』という教えが、自分の否定へと繋がっていく。
そのキリスト教の教えの信憑性を高めるために、科学を追及してきたが、まさかのそこに神はいなくなってしまった。
そこに、ニヒリズムが生まれる。そのニヒリズムは続いている。
善と悪の判断、ルサンチマン、を出て生きることの苦しさを肯定し、強い精神を持った人間のことを「超人」と呼びました。
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ニーチェはキリストのことは尊敬していました。



その代り、パウロによってつくられたキリスト教が嫌いだったのです。

まず、価値をひっくりかえすところが、キリスト教の特徴です。

そして、弱者のほうがいい、というのがキリスト教です。

そして、キリストのような強者は、よくない、というのがキリスト教です。

だから、キリストを愛したニーチェはキリスト教の神を一回殺したのです。
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