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映画「十戒」についてです。
まだ前編部分までしか観ていないのですが、この映画のストーリーはどの程度ユダヤ教の宗教的な真実に沿っているのでしょうか。

例えば実際にユダヤ教徒の方が見た時に、多少は脚色はあるにせよ概ね旧約聖書などの内容に近いものだと思うのでしょうか。それともこれは飽くまで娯楽作品であって、ユダヤ教の教えとは全く異なるものだと思うのでしょうか。

前半部分を見る限りでは、やむを得ない事情で捨てられたモーセがエジプトの王女に拾われて育てられるくだりなどが物語的過ぎるように感じましたがこのあたりは創作になるのでしょうか。

以上 よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

暇な時に出エジプト記を読んでください。



参考URL:http://ja.wikisource.org/wiki/%E5%87%BA%E3%82%A8 …
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#2です。

ごめん。もう一つあった。
というか映画じたいを忘れてしまったので、

>やむを得ない事情で捨てられたモーセが
>エジプトの王女に拾われて育てられる

と言うのならそれは少々脱色があって、実際の記述では、

捨てられたモーセを仕女をして拾い上げた王女だが、
母乳を飲ませたのは、モーセの姉が機転を利かせて王女に紹介した乳母役。
この乳母は実は素性を隠したモーセの実母。
そして養育費は王女が出資するということにした。
こうしてのち成長したモーセを王女のもとに連れて行って王女の子とした。

という複雑な家庭環境でした。
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ユダヤ教のトーラ「シェモース」(旧約聖書に言う「出エジプト記」)と


チャールトン・ヘストン主演の米映画『十戒』(のことですよね?もう
随分昔に観て忘れちゃったけど)の比較ということで答えますね。

モーセの義兄にしてセティ王の正統な王子、
ファラオの後継の座をモーセと争い、
クライマックスでモーセに決戦を挑み紅海の藻屑と消えた敵役
ユル・ブリンナー演じるラメセス王はあきらかに脚色部。

ラメセス王その人は実在した有能なファラオらしいけど、
モーセの敵役に貶められたのは多分キリスト教の影響。

>やむを得ない事情で捨てられたモーセが
>エジプトの王女に拾われて育てられるくだり

は確かに物語中に記されているけど、細かいことを言えば、同書では
防水加工したパピルス製の籠にモーセを入れて葦の繁みに隠した部分が、
映画では(この辺うろ覚えだけど)籠が桃太郎みたいにどんぶらこっこと
ナイル河を下っていったところが可笑しかった。

その他、エジプトに起こる数々の災害や奇跡のシーンが些か露骨、
モーセの妻が息子に割礼を施し、その血をモーセに塗りつける場面など
いわゆる大人の事情(?)が絡むシーンが無い、
女性の素肌が露わで何ともそそるコスチュームなどは商業映画らしさか。

挙げればキリはないけど、それにしても1950年代製作でこのクオリティは
やっぱりアメリカ映画はすごい!(きょうびはつまんないけど)



しかしそれよりも何よりも、モーセが白人って・・・
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単純に、キリスト教文化圏のひとにとっては、よく知ってる話であり、ユダヤ教云々はどうでしょう?



モーセの話の宗教的意味というのは、むしろキリスト教側だと思いますよ。

宗教的真実ということばでなにを指すのか? 不明ですが、そもそも 創作であり、しかも書かれたのは、旧約聖書の中でも新しい部類、また一人の著者でなく、何回も編纂されてる、つぎはぎだらけの文章というのは、旧約聖書の資料仮説でよく知られています。

http://www.asahi-net.or.jp/~zm4m-ootk/kyuyaku.html

アメリカでは進化論を否定する人もいるくらいですから、まじめに史実と思ってるひともいるわけで、契約の話はキリスト教にとっても重要な部分だと思いますが。

まあ、威会学校やよく知る聖書のお話が、スクリーンでというのが十戒だったような、同じテーマは、最近アニメでもありましたよね。

日本で言えば、忠臣蔵みたいなかんじではないですか。
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