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コンデンサが高機能をアピールするのに 「Q が高い」という表現をされますがQ=CVと考えれば大容量コンデンサ=Qが高い、という解釈でいいんでしょうか?

逆にコンデンサの容量公差が5%、10%と表現されていても印可する電圧にそれ以上のバラツキがある場合(また良質な電圧が供給される場合でも外気温度が激しく変化する場所での使用などの場合)、実務的には容量公差はあくまで参考程度にしかならないのでしょうか?

A 回答 (4件)

コンデンサの性能を現す場合のQは、電荷のQではなくて、Q=1/tanδ だと思います。


tanδ(タンデルタ)・・・誘電正接(誘電体損失を表す指標)
コンデンサの等価直列抵抗をR[Ω]、
コンデンサのリアクダンスをX[Ω]とすれば、
tanδ=R/X で現され、小さいほど損失が少ない(発熱が少ない)コンデンサと言うことになります。
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この回答へのお礼

仕様書のスミのほうを読んでみると確かに誘電正接(この意味も実はよくわかってないのですが)を示した数値のようです。ありがとうございました。

お礼日時:2006/02/17 08:58

コンデンサのQについては、ANo.2さんのご回答にあるような「発熱の目安」の他に、高周波回路では


「選択度」を左右する大きな因子ともなります。

通常、同調回路はインダクタ(L)との並列または直列回路で構成されます。
先鋭な同調回路を構成するためには、これらのQが大きいことが要件です。
勿論、Lとの組み合わせで決まるので、L,C両方のQが大きいことが必要です。

容量公差については、フィルタなどを構成する場合の要件となります。
おおまかな言い方ですが、選択度の鋭いフィルタを設計するほど、素子の誤差が大きく利いてきて、性能を劣化
させます。(素子感度)

機器メーカーは、使用する部品ごとに測定した上で取り付ける、などということは出来ませんので、ひたすらコンデンサ
メーカーの言う容量公差に頼ることになります。
(勿論、極めて厳しい精度が必要な場合は実測を行った上で取り付ける場合もある)

精度の高いフィルタに使用するチップコンデンサなどには、1%,0.5%等の精度を要求する場合もざらにあります。

この場合、温度条件も問題になります。
温度特性についても、厳しい条件が課せられます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2006/02/17 09:00

 非常に簡単な、ラジオを自分で作ったときに本で読んだ知識で回答します。



 結論から書きます。
 《「Q が高い」という表現》は、「選択度Q(単位なし)が高い」意味だと思います。

 容量Qが大きいのは静電容量 F(ファラッド)が大きい意味と思います。

[説 明]
 ラジオでいえば、例えば、「Qが高い場合は、100.001~99.999kHzは受信する。Qが低い場合は、101~99kHzを受信する。」ような意味合いと思います。

 フィルターのような考えで、式で言えば、
 「Q(単位なし)=中心周波数(Hz)÷通過する帯域幅(Hz) 」だったと記憶しています。

 《容量公差はあくまで参考程度》は、作成する回路の使用目的により「容量公差」が重要であるかどうかが、決まると思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2006/02/17 08:59

「Qが高い」という時のQは「Ouality Factor」のQです。


1/2πfCRです。参考URLをどうぞ。

容量公差はそれを考慮して機器の設計・製造をして下さいということです。

参考URL:http://www.aka.ne.jp/~deguchi/hobby/radio/circui …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。初歩的な電気の知識が不足していますのでURL参考になります。

お礼日時:2006/02/17 08:56

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