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不思議だな~なんて思いつつ
関連の書籍時々見てる、オーパーツなのですが

考古学の専門の方々は
どう考えてるのでしょうか?

一般人には夢があって、なんかワクワクしますが
専門家からすればありえないで一蹴なのですかね?

ロマンを感じますが
オーパーツはどのような扱いなのでしょうか?

A 回答 (11件中1~10件)

いわゆるオーパーツと呼ばれるものについてはいくつかに分けることが出来ます。



(1)本当にオーパーツ:アンティキティラの歯車など
 アンティキティラの歯車は、古代ギリシャの自動天球儀ではないかとされ、復原されて実証されています。
 元々「文化・文明は常に発展し続けている」ということが前提で「だから過去の文明は未開、未熟」と考えがちなのですが、過去の文明・文化の方が現代よりも進んでいることも少なくありません。
 そうした文化や技術が次世代に受け継がれ、発展していっていればそれはオーパーツと呼ばれないのでしょうが、先進的な文化や技術を受け入れるほど社会が成熟していなかったり、政治的に押さえ込まれたしたために結果的にオーパーツとなってしまうこともあったのではないかと思います。

(2)無理矢理オーパーツにされているもの:ナスカの地上絵、バグダットの電池、アショカ王の錆びない鉄柱、斜光機土偶など
 ナスカの地上絵は、天の神に見せるものであるから地上からでは見えないほど巨大なものであり、縮小図面から拡大して描くことはさほど難しい技術ではない。
 バクダッドの電池は、発見されたような密閉されたものでは継続して電流は発生しない、アショカ王の錆びない鉄柱は、乾燥した気候と鍛鉄によって錆びにくくなっている....等々オーパーツにしなくても充分説明できるものを曲解、こじつけでオーパーツにしたてあげているものです。

(3)ねつ造品であるもの:カブレストーン、アカンバロ恐竜土偶、ベリーズの水晶ドクロなど
 遺物が本物ではなく後世のねつ造品であるものです。
 カブレラストーン、恐竜土偶は、正式な発掘調査では出土しないのにある筋からは大量に見つかる、という典型的なねつ造パターンです。ちょうど日本の旧石器ねつ造事件やドーソン事件などと同じですね。
 水晶ドクロは、時間をかければ製作可能であり、オーパーツではないとされる一方でねつ造が疑われています。

 次のウエブサイトに詳しく解説されていますので、是非お読みください。
 〔場違いな遺物〕オーパーツhttp://www.nazoo.org/ooparts.htm
 超常現象の謎解き http://www.nazotoki.com/

 基本的には(2)が圧倒的に多いので、オーパーツではないと専門家は判断し、説明します。
 しかし、信奉者は聞く耳を持たないので、専門家はあきらめて放置します。すると「反論できないから黙った」勝利宣言されたり、「認めると自分の立場がなくなるから認められないのだ」と勝手に判断されてしまいます。
 従って専門家は「一般的な遺物」として調査研究しています。
 (3)になると無視するしかありません。

 ちなみに日本の前期旧石器ねつ造事件では「ありえないオーパーツ」という指摘があったにもかかわらず、発覚までは多くの研究者により認められていました。
 これは状況的にはありえなくても「出土した事実」のみで判断されてしまった結果です。「出土した事実」がねつ造であったためすべてが否定されることになりました。
 このようなことから「オーパーツを認めると「学界の定説・常識がくつがえってしまうから無視する」のではなく「科学的、論理的に矛盾があり、こじつけであるから無視する」というが専門家の態度です。
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確か「学会から無視されている、通説では説明できないもの」がオーパーツだったと思いますので、当然無視されていますね。


尤も別の学問で「不可能では無い」と言う答えがあったら、得たりとそれで問題解決しようとしますが・・。
本来であれば、水晶どくろについて科学的に可能であるとしても、「当時その様なコスト・労力を掛ける意味がどこにあったのか」と言うこと自体が一つのテーマだと思いますが、それにチャレンジする考古学者は居ないですね。

まあ例えれば、最近話題になった警察捜査のようなもので、「犯人」と目指した人にアリバイがあったりした場合、それが成立しない理屈があれば無視するといったところでしょう。
推理小説の世界では、アリバイトリックなどを実際に実行して証明するという部分がありますが、日本ではそれを弁護側が要求して、冤罪を晴らすといった事でしか中々実験は行われていません。
特に日本の歴史学会は皇室問題もあって、世界においても保守的なものであり、そこに棲む人がそういったものに取り組める環境はありません。
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 考古学はショッキングな発見などがTVや新聞の紙面をにぎわせたりして、華のある世界だなどと勘違いする人が中にはいますが、全体の大半は地味な作業の繰り返しで、その集積の果てにどんな古代史像が描けるかが問題なのです。

そしてその作業のほとんどは日の目を見ることがあるかどうかもわかりません。そりゃ、調査報告や成果など専門誌に発表したりして、高い評価を頂いている方はたくさんいらっしゃるでしょうが、一般的には…ねえ? ちなみにバブルがはじける前? は、考古学をやろうとする若い人なんていなかったそうです。汚れるし、しんどいし。それよりも華やかな世界はいくらでもあった。中にはロマンをもってその世界に入ってきても挫折しちゃったりとか。現実とのギャップ、というヤツですね。この世界にやってきて長続きするのは、本当に好きで、自分でも学生の頃から野山や田畑を散策して土器の破片や石器を拾い集めてるという感じの人くらいだったそうです。だから人材確保が非常に困難な時代もあったと聞きます。そういう苦労を経験してらっしゃる人ほど、不確かな根拠で、人類史以前に~、といったショッキングな見出しで話題をさらう人たちを苦々しく思ってらっしゃるのではないでしょうか。まあ、相手にしたくない、という気持ちはわからないではないです。

 …とはいうものの、岩石の中にハンマーがもぐりこんでいるのを不確かな根拠といっていいのかどうか素人にはわかりかねますが。どうみても堆積したとしか思えない。…ってこれが考古学の範疇なのかも知りませんが。

 個人的には、質問者と同じで、好きなんですけどね~。
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考古学は文科系の学問であり、工学の専門家ではありません。


技術的に不可能かどうかは、実際に作ってみなければ真偽は判明しません。
例えばピラミッドについて「当時の技術で可能である」と言う人も居ますが、実行し様とすれば新たな困難が発生します(現在でも「核融合」など原理は判っていても実現できない物は多々あります)。
コンチィキ号の航海の様に実証されたものは極僅かで、専門外の事を「出来るだろう」と言う事で依頼し、頼まれた学者が机の上で理論を考えて、せいぜいミニチュアで実験して「出来る」という結論がでて、考古学上の矛盾が生じないようになっている訳です。
もっとも、実際に「出来ない」ものが出来たとすれば、それを組み込む為には大胆な仮説が必要になり、後で「出来た」という事になると学者生命は終了してしまいます。
従ってそんなリスクは犯せないというのが本音でしょう。
もし考古学者がその手のものを発掘してしまったら、きっと「なかった・紛れ込んだ」事にするでしょうし、「信じたい物を信じる」という事は万人に共通ですから、考古学者だけが非難される謂れもないと思います。
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素人ですが(だけに?)興味満々です---オーパーツの定義もよく分からない状態で、私は。



私見では、金玉混合とうか、いや大半が、偽造、勘違い、こじつけという意味では、千三(センミツ=千に三つしか本物がない?)以下でしょうね。
だからと言ってすべてを否定するのも危険。

アルタミラの洞窟壁画や、岩宿の旧石器発見は、最初はほとんどまともに、相手にされませんでしたね。藤村某氏の逆のこともある。
1つ1つを具体的に議論しないといけないのでしょうが、大半が偽造の類だと、専門家が興味を示すのは大変リスクがることで---そのような難しさがありますよね。

UFOも広い意味でゃ同じでしょうか?
いや、画期的な発見や理論ほど、なかなか受けいられないのは、考古学分野だけでなく、科学一般に当てはまるかもしれません。ガリレオや、大陸移動のだれでしたっけ----
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全然、気にしてないと思うね。



昔、そういう組織に所属していました。そういうこともあるかも知れないなぁと思うだけで、それが学術的にどういう意味があるのかはまず考えません。ネッシーと一緒。(あれも学術的に考える人がいるけどね。)

わかんないものはわかんないっていうのが普通の学者じゃないかな。
わかりそうな分野を調べるだけでも予算が足りないのにオーパーツのように99%ハズレのようなものには手を出さないと思う。自分の理論に矛盾するからって忌み嫌うってことはあまりないように思う。
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例えば ”カブレラストーン” については


証拠が沢山ありますので調べれば結論は直に出そうですが 余りにも現在の学会の常識からかけ離れた事からでしょうか 学者は 無視 という事です 大抵こんな具合の模様です

何せ人類の起源が何億年も遡ってしまい 現在の常識が覆ってしまいます 少しばかり遡る程度でしたら調査するでしょうね?
学者ご本人が何か発見しても説明が付かないので 標本棚にしまい込んで置く 程度の模様 

”カブレラストーン”についてはググレば沢山出ます
日本の古文書(竹内文書)と共通点がありそうです どちらにも大昔の世界地図らしき物が出て来ます ひょっとしたら同じかも知れません

参考URLのNo.3は私の以前の関連回答でカブレラストーンはこの後に知りました。

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=898300
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オーパーツ、面白いですよね。


私も素人なので、考古学の扱いはよくわかりませんが、オーパーツを取り上げる本の著者はたいてい学者ではなく、大げさに書いていることが多いと思います。
それと、古代人の技術をある意味、見くびっているのではないでしょうか。石積みの壁で、「カミソリの刃ほどの隙間もない」などと書いてあったりしますが、それなりの職人が時間をかければできるのではないか、と思うようなものがあります。「現代の精巧な機械でも作れない」ということもありますが、どの程度に時間で作られたかはわからないのです。
有名な水晶ドクロも、水晶の粉で丹念に磨いていけばできる、とか。
それでも、不思議なものたくさんあると思います。あれこれ、決め付けることなく、単純に楽しみたいと思っています。
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こんにちは。


アショカピラーは、製造法や、どうして錆びないでいられるのか、など殆ど明らかになってます。

簡単に言うと、日本刀と同じ製法を縦に積み重ねて(日本刀は打って伸ばすけど、かの柱は土に穴を掘って打って押し込んだ)高純度の鉄柱が出来て、その時使われた藁などの燃料に、現地の土壌で豊富に含まれるリンが浸潤し、不動体となって化学的に大変安定してるって事だそうです。
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考古学的にどうかは知りませんが、例えば以下のようなものは実際にはちゃんとした「結論」が出ています。



ピリ・レイスの地図=近代南極大陸発見以前なのに正確な地図があると云われているものですが、実際は全然不正確だし大きさ的にも「温帯地域」まであるようになってしまう。
この手の「知り得ないはずの地図」の殆どは不正確なものばかりで後世の研究家が東西南北を回転させたり無理やり偏倍(縦横の比率を変える)等している事が多いらしい。
要するに「ノストラダムスの大予言」と同じでいじくりまくって都合の良いように解釈している。

黄金ジェット=古代に飛行機があったと云われるものだがこれも「魚」をモデルにしていると云われている。

コソの点火プラグ=古い地層から現在の点火プラグの様なものが発見されたが、プラグコレクターから「チャンピオン社のこの型番のもの」とハッキリと云われてしまった。

他にも色々ありますが、雑誌や本などに載っている有名どころは全てと云っていいほど結論が出ています。
まぁUFOの飛来、宇宙人によるアブダクションとか、日本にキリストの墓があるとかを本気で信じる事が出来れば上記のような結論は意味のないロマンの無いものでしょう。
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