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第37代大統領 リチャード・ニクソン という人、
金-ドル交換停止をほぼ独断で決定したり、ケネディー暗殺に関わったという"噂"などがありますが、この大統領は、現在アメリカや諸外国などでどの様な評価評論がされているのでしょうか。(なんだかとんでもない人物だったのかな?とも思えているのですが)
ご存じの事など書き込みいただけたらと思います。
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

ニクソンはいつも米国で一番悪い大統領の筆頭に挙げられますが、最近再評価の動きも出ています。

実際、国際政治学の分野では、ニクソンの仕事は高く評価されています。ニクソン外交の大きな仕事として、ベトナムからの撤兵と中国との関係改善が挙げられます。

特に中国電撃訪問は、ニクソン外交の真骨頂でその後のソ連崩壊、冷戦終結をもたらしたものとして評価できると思います。当時毛沢東は、スターリン批判を行ったフルシチョフ・ソ連を「社会帝国主義」と見做し対立関係にありました。米国との対立もあり二正面作戦を迫られ、焦りがありました。一方ニクソンは、すでに共産中国を承認していたフランスのド・ゴールなどの話を参考に、台湾を切り捨てて共産中国と関係改善を図り、中国とソ連の関係を切り離す政策を取りました。これが中国電撃訪中です。程なく日本の田中首相も中国訪問を果たしました。

そしてニクソンは弾丸を一発も放つことなく共産圏を分断し、ソ連が孤立の道をたどることになりました。このやり方を同じ国の同じ党の誰かさんにも見習って欲しいと思います。

ニクソン政権時代の功績を、全て彼の片腕キッシンジャーのものだとする見方がありますが、キッシンジャーの本骨頂は、中東におけるイスラエルとエジプトの和平を導いたシャトル外交にあり、中国外交はニクソン主導であったというのが、最近の研究成果だそうです。実際、現在の米国の中国政策は、おおむねニクソンが敷いた路線に沿っています。存命中までニクソンは中国共産党幹部の信頼も厚く、共和党ばかりではなく、民主党からも中国政策のご意見番として尊重されておりました。

ウォーターゲート事件が有名ですが、これは私にもはっきりとは分かりませんが、部下の共和党幹部の勇み足だったのが真相だと思います。ニクソンは確かにクセがあり、あるいみ政治的に冷酷な面を持っていますが、どこかの映画で描かれたようなアル中だとかいうのは不当な評価で、とんでもない人物でもなんでもなく、米ソ冷戦の中で複雑な国際政治力学を読み、政策を実行に移すことのできた実力のある政治家でしょう。

今でも正当に評価されているとは言えませんが、いずれ彼の仕事も理解されるようになってくると思います。
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●ウォーターゲート事件でニクソン辞任の経緯(矢島きん次氏著)


事件の発端は民主党本部の盗聴テープだったが、辞任根拠は【ホワイトハウス内に仕掛けられた】盗聴テープだそうだ。
ホワイト・ハウス内の機密漏えいを防ぐ監視機構『プランバー』をキッシンジャー特別補佐官(ロックフェラーの意志だとディーン補佐官は証言)の強い進言でやむなく設置許可した。ニクソンはこのプランバーにテープが仕掛けられていて辞任に追いやられる。しかも、このテープを仕掛け、管理していたのはキッシンジャーの部下ヤングで自分が責任者に任命していた。。1年以上ホワイトハウス内の全会話を盗聴記録していた莫大な量のテープにニクソンの会話は録音されてるが、大統領補佐官であるキッシンジャーの声は入っていない。。ニューヨーク・タイムズはニクソンにより計画されたと主張。これら大量のテープを事件発覚後も処分されなかった。ニクソンの管理下にあったなら、危険察知したらすぐ処分するはずなのに、あるいはその存在すら知らなかった、よもや管理下には無かった、、のだろう・・と矢島氏は推察する。

なぜ!ロックフェラーは自分の傀儡政権ニクソンを辞任させる必要があったか?
理由は一つ。彼の叛意を確認したから。。恐らく、プランバーのテープに取られたのだろうか。
ニクソン政権の副大統領アグニューは汚職辞任に追いやられ、後任人事でロックフェラー就任が90%確立で予想されていた。ところが!ニクソンが副大統領に指名したのは、ロックフェラーでなく、【フォード】だった。
しかも!ニクソン辞任後、フォードが大統領、ロックフェラーは副大統領に就任、キッシンジャーも国務長官。

【ニクソン・ショック】と呼んでますが、、本当の悪玉は彼ではないような気がしますよね・・??
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大統領は、数年毎に変わって行きますが、アメリカ国がたとえ貿易赤字になり、産業構造も弱体化し、経済は破綻していても、、世界への力をこうも強く保持し続けるのは、実力者が大統領の管轄する合衆国でなく、真の実力者?or世界経済掌握する黒幕?の存在ゆえにではないか。

。アメリカのユダヤ財閥だと見てみる。。。(矢島きん次・東工大教授)
彼らエスタビリッシュメントらはラウンド・テーブル・グループ、CFR、RIIAの秘密組織でホワイト・ハウス、政府重要ポストに就き、昭和60年思想的、政治的に対立してるソ連、共産国さえも裏取引をし、主に紛争で巨大な利益を上げる。
この3つの組織のルーツは1776年【イルミネイト】というドイツ秘密結社だそうです。プラトンの作った政治結社【アカディミア】を模倣したもので、政治家、立法家ら国家の指導者を育て終結させ、最終的には理想の世界統一国家をつくる、、集団である。。この門人だった教授の教え子、ダイヤモンド財閥セシルは円卓グループを設立。ロスチャイルドが引き継がれ、運営は英貴族ミルナー卿の元で当時の大英帝国下の属領へ伸びる(1908~11)シッフ、モルガン、ロックフェラー、オーヅドリッチ、ハリマンらはいずれ皆CFRに入る。
1919年英米の円卓グループがパリでされた国際問題に
1)日本経済発展は、身も実もある本物か
1-a)弱点はどこか?
1-b)発展の要因は何か?
2)これから将来、海軍力5・5・3でもめたら、アメリカの海洋戦略はいかにすべきか?
について、実業面、政治・政策面、学問上から持続して戦略を考えると結論し、【外交問題協議会】を英米二部会、設立。それが、米ではCFRと英ではRIIA。両者は一つの動機と目的を共用する。
よく、米ソ、自由主義、資本主義vs共産主義、社会主義と二極論で世界情勢を語る識者は多いが、それにしては戦争、紛争の決着は一向に着かない。なぜか?実は、二極化で無く、【一極化】つまり彼らの世界統一目的で、対立する勢力を裏で支え、紛争を続けさせる。1914年、スイスで亡命してるレーニンは、二月革命の成功を知り、祖国へ戻り、そこでもロックフェラーらから援助資金を得る記録が残ってるそうだ(当時の$600万)。当時、米ソ対立時代ながら、すでにソ連に進出してる米企業は多い。銀行、金融AMEX、デュポン(武器?)、GE、コンピュータ、、、アメリカでは政府の利害より、彼らの利害が優先している。だから、国家機密も敵国側にも漏れる。彼らは米国の国益でなく、彼ら自身の利益を米国政府(大統領)を傀儡させて、世界中から独占することにある。

そんな状況で、ニクソンも我ら角栄さんも国政を預かった。
ニクソンが大統領に就任するや、ロックフェラーの腹心、キッシンジャーが大統領補佐官に強制的につけられる。(それまでには彼らは合った事さえない)ロックフェラーは1976年の共和党大会で、大統領第一候補だったが、離婚し、若い女性と再婚したので、米女性は許さず断念し、自分が傀儡するニクソンを送り出す。(1960、ッケネディに敗れ、弁護士に戻っていたが、ロックフェラーが援助してマンハッタン銀行の顧問弁護士事務所の共同経営者にしてもらってる。。
法務長官ミッチェルもロックフェラーの顧問弁護士、財務長官D.ケネディ、シュルツ(国務長官)、国防副長官ギルパトルリックはじめ150名の重要ポストがロックファラーが理事長のCFR会員だった。。

こういう特殊性がニクソンにはあったそうだ。
暗殺もニクソンの指示でない様に思えます。。?

(つづく)
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私が印象に残っている事柄は、任期の途中で辞任した唯一の米大統領だ、ということです。



また、ウォーターゲイト事件については「大統領の陰謀」という本を読んでも、ちょっと判りにくいので、同名タイトルの映画(ビデオ等)を観ると良いと思います。

あとは下記のサイトを読めば、だいたいの事は判ると思います。もちろん、真偽のほどは別のサイトや本などで検証してみてください。見方は人によって様々ですから。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%81% …
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