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つけている方がお肌がキレイになるという、美容液ファンデなるものの購入を検討中ですが、以前に本で読んだ〔ほとんどの化粧品は石油が成分に入っているので、長年使い続けるとお肌が黒ずんだり、しみができてしまう〕という記事をふっと思い出し、躊躇してます。
基礎化粧品は無添加のものを使っております。でも、ファンデーションも何時間もお肌につけているものなので、やはり無鉱物油のものがいいに決まっているのでしょうか?
購入を考えているファンデはちなみにお値段は2万円するクリームファンデ、コスデコAQミリ○○○ィで、成分には9万円のクリームがふんだんに使われているということです。
使い心地もよく(サンプル使用)確かにお肌もモチっとします。でも石油成分のことを考えると長い目でみるとよくないのでしょうか。
できたらその2万円のファンデが買いたいのですが、10年後のお肌のためにファンデも無添加のものにしたほうがよいでしょうか?
どなたか化粧品の成分に詳しい方のアドバイスどうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

鉱物油が肌に悪いというのは、誤りです。

自然・無添加化粧品メーカーの一方的な宣伝です。

厳密には、鉱物油に含まれる不純物質が肌に悪いのであって、鉱物油そのものは、動植物油よりも化粧品に適した油です。どの程度不純物質を取り除くかは、化粧品メーカーの良心によります。中には超高純度に精製された鉱物油しか使っていないメーカーもあります。

又、自然・無添加化粧品であれば肌に優しく、安全かというとそうではありません。

実は自然・無添加化粧品の正体は、以下のいずれかです。


1.「合成樹脂の透明な水溶液」をそのまま、乳液と称するか、
2.「合成樹脂の水溶液」に「鉱物油と合成界面活性剤」を加えて白濁させる

この2点が無添加化粧品の基本的な構造です。

2の場合の鉱物油はほんの微量を使います。これらの合成樹脂の水溶液には独特の粘りけがあります。

1を少し薄めれば美容液にもなります。2を少し濃くすればクリームになります。

合成樹脂は、酸化も腐敗もすることはありません。だから酸化防止剤も防腐剤も必要ではないし、「無添加」と表示できるのです。自然のものを使って、酸化も腐敗もしない。そんなことは現実に存在する話しではありません。皮膚は親油性、脂の環境です。合成樹脂を基剤とした化粧品を連用することで、皮膚環境を破壊してしまいます。

最後に、シミ、シワ、の最大の原因は、メイク化粧品に含まれるタール色素、レーキ類が、洗顔フォーム、クレンジング類に使用されている合成界面活性剤の浸透作用で、皮内に浸透してしまうことから起こります。

乾燥肌の原因も、合成界面活性剤が持っている強い洗浄力とタンパク溶解性が、皮膚のバリアゾーン(角質層+顆粒層)を不健康にしてしまうことが最大の原因です。

化粧品選択にあたっては、宣伝広告やキャッチコピーなどに惑わされずに、肌の仕組みと、お肌と化粧品の関係を知ることが大切です。又化粧品の歴史と現状もぜひ知って頂きたいと思います。

一番避けなければいけない化粧品は、鉱物油を使用している化粧品ではなくて、皮膚のバリアゾーン(角質層+顆粒層)を不健康にする合成界面活性剤、皮膚環境を悪化させる合成樹脂(合成ポリマー)を乱用している化粧品です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。さすが専門家の方の詳しい説明で大変勉強になりました。鉱物油がお肌に悪いというのは間違った知識だったんですね。メーカーの良心でどこまでの精製がなされているかは消費者側にはわかりづらいですね。お値段が高い化粧品ならそれだけ手間がかかっていてそれなりに配慮がされていると考えてよいのでしょうか?
もちろん希少な成分を配合している、ネームバーリュー、容器の豪華さ等からの高額というのもあるんでしょうが…。
成分表などをもっと良く見ないといけないですね。有難うございました。

お礼日時:2006/04/02 12:48

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