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あんかけそばと普通のそばを比べた場合明らかに
普通のそばの方が冷めるのが速いのですが
これはなぜですか?

A 回答 (4件)

#3 の回答が正解でしょうね.熱容量的には実感できるような差は出ないでしょう.



たとえば丼の上のところでは,外気と触れるために冷めますね.そうするとその部分の比重は重くなり,暖かいところとの比重差によって対流が発生します.そのため,外気と触れるところには温度の高いツユが新たにやってくるということがおこります.ツユからの熱の放出はツユと,熱の放出先である外気との温度差が大きいほど速いので,熱放出速度は高いまま維持されます.逆に言うと,全体としてはどんどん熱を放出していくということです.
一方,どろどろの液の場合,比重差が発生してもツユはなかなか動きません.したがって表面の温度だけがどんどん下がります.しかし外への熱の移動速度はその結果として下がってきますから,全体としての熱放出は抑え込まれてしまいます.
水が金属のように熱をよく伝えるものであれば,対流がなくてもどこかが冷めれば,残りの部分の熱が伝わってくる,ということがおこるのでしょうが,水はそれ自体はあまり熱をよく伝えません.なので,こういうことになります.
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サラサラした液体は対流が起きやすく熱交換され易いためです。


粘性の高い液体は対流が起こりにくいため、なかなか熱が放出されないのです。
味噌汁の椀のモコモコは『ベルマン対流』と呼ばれるもので、効率的に熱を放出する現象です。
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 液体というのは、ネバネバしている方が比熱容量が大きくなるからです。


 つまり、ネバネバした液体は、サラサラしたものに比べると、いくらか分子同士のつながりが強い状態になっています。
 サラサラのそばに箸を通しても簡単に潜り抜けてしまいますが、ネバネバのそれの場合はネバーッと伸びたり、または箸にくっついたりします。
 これは、分子同士の結びつきが強いからです。

 結びつきが強い液体は、「同じ温度を保とうとする力」が強いため、温めるにも冷やすにも大きなエネルギーを要します。
 だから、温まりにくく冷めにくいのです。
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熱いお湯は、水分子と空気が接触すると水分子が蒸発して空気中に湯気になって出て行きます。



このときに、熱を奪って冷めるのです。

あんかけそばは、そばの汁の中に片栗粉がたくさん入っています。よって、汁の表面で水分子のほかに片栗粉の分子がたくさんあるので、水分子と空気が触れあいにくくなっています。よって、蒸発しにくく、冷めにくいのです。
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